秋季大会を終えて

こんばんは。あやです。

先日、無事に2015年度国語国文学会秋季大会を終えることができました。
委員長を務めているもえさんが一通り書いてくださったので重ねてになりますが、この度の会を迎えるにあたってご協力くださった先生方、卒業生の会の方々、院生の先輩方には感謝の気持ちでいっぱいです。
そして何より、ご講演してくださった渡部先生、小川先生には、この場を借りて深く御礼を申し上げます。

今回の大会では、いかにして文学と向き合うのかを実際の研究方法・研究成果から学ぶことができました。
私たちが普段大学でヒィヒィ言いながらしている「文学研究」は、言っては悪いですがとんでもなく稚拙です。できないなりに頑張ってはいるけれども、やはりプロフェッショナルの仕事って、マネできるほど甘くはないんですよね。
ただ、そんな私たちだからこそ、今回のお二方のご講演は心に刺さるものがあったのだと思います。

大会後に届いた感想の中では、「先生方の研究姿勢に気後れもしたけれど、自らも発奮した」という声がありました。私は、これでいいのだと思います。

気付けば、この大学で学んで3年が経っていました。残された時間は、もう僅かです。
こうしている内にも時間は過ぎていく。日々しなければいけない細々としたものごとの奥に、4年間の集大成としての論文が待っている。
かつて、本学科の石井先生は「卒論は愛だ」と仰っていました。

あと一年でどこまで愛せるか。正念場はここからだ。
師走の名の如くバタバタとした日々の中、そんなことを思いました。

今回の大会は、私にとってひとつの節目となりました。大変貴重な機会を得ることができ、とても嬉しく思います。
ご尽力くださったみなさま、当日お越しくださったみなさま、本当にありがとうございました。