一人暮らし始めました

春から実家に帰って就職することが決まっていますので、現在、せっせせっせと部屋を引き払う準備を進めています。
家具を引き取ってくれる一人暮らしを始める友人を探し、お世話になった家具を磨き、引越し業者に連絡し、マンションの管理会社に引き払い日程を伝え、電気・水道・ガス会社に連絡し、荷物をまとめ、はからずも残さなくてはならなくなった大量の文献・資料に頭を抱え…。
二月末まで気忙しい日々が続きそうです。
大学入学前での一回目、大学二年春での二回目、そして大学卒業での三回目の引越し。
思えばかなり引越しをしております。
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こちらを見ている皆さんに興味を持っていただけそうなのは、大学入学前にした一回目の引越しでしょうか。
初めて栃木を離れ東京に住むことになった私は、非常に受動的な18才でした。
「通うこともできるが、授業や就職活動のために東京に住んだ方がいい」と言われ、けれど「東京に住む」という自覚もあまりなく、よくわからないままとんとん拍子に話は進み。
両親が時間を割いてお膳立てをしてくれ、大学院へ進む兄という保護者代わりと一緒に住むことになっていたので、「なんとかなるだろう」という楽天的な心情で、訳も分からないまま東京へとやってきました。
東京に来て、まず人の多さと駅の路線の多さに驚きました。実家の最寄り駅には路線が1つしかないし、30分に1本しか電車が来ないのに…と。(笑)
人の多さに気持ちが悪くなりながら、新居へ。電気・水道・ガスの手配は、ありがたいことに全て兄が済ませてくれていました。
引っ越し業者から荷物を受け取り、ベッドや本棚の組み立てをし、その日は新しいベッドで期待半分不安半分の気持ちで眠りについたことを覚えています。
翌日には生活に必要と思われるものを最寄りのスーパーで買い出したり、近所を散策してみたり、インターネット環境を整えたり…。
あのワクワク感はそうそうないです。
まさに「私はこれから新しい生活を始めるんだ!」という感じで。
その後、二回目の引越しを経てめでたく一人暮らしと相成ったのですが。
実際、親元を離れ、一人暮らしを始めてみて思ったのは、かなり自由だなということ。
ご飯を食べるのも、寝るのも、遊ぶのも、勉強するのも自由。
自由というのはとても素晴らしいことですが、同時に自制心が必要なものでもあります。
自分が自由であるからといって、それに溺れてしまっては本末転倒です。
春から一人暮らしを始める! という方は、その辺心に留めておくと、充実した大学生活を過ごせることと思います。
新しい生活。
素敵な響きです。
その響きにワクワクする人もいれば、不安に思う人もいるかと思います。
けれどそれは、思っているより大変ですし、思っているより気楽なものです。
お互い頑張りましょう!
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まあ上で引越し引越し言っていますが、その合間合間、今しかないとばかりに旅行に出かけています。息抜きも重要ですよね。
初めて飛行機に乗り、夜行バスに乗り、ホテルで歌謡ショーとか見ちゃいましたよ。
代わりに口座の中身は空虚なものですが。
わか