つゆだく気分

こんにちは!
前期の授業も残すところあと1ヶ月となりましたね…2年生までは「夏休みはやくきて〜」といった内容のことをよく呟いていましたが、3年生にもなると中々そうとも思えないのだなぁと実感しています。
それでも今年の夏休みは「浴衣で花火大会に行く」「ひまわり畑に行く」の2つの目標を達成したいので、今から日程など調整中です!

私事ですが今週の月曜日に近世、そして今日は中国思想の演習発表があり、同じ週に2つの演習が重なったために最近は演習準備に追われていました。
そして先ほど、ようやく発表を終えて一息ついて帰宅すると…
813743.LINE

よしでんからの労いのハガキが家に届いていました!!!感謝!

そして、数週間後に「国語科教育法」の模擬授業をひかえています。 昨年度の模擬授業で、私が高校時代を思い返した時に始めに浮かんだ『曾根崎心中』「道行」を扱ってノリノリで授業をしてしまった結果、「さて今年は何をやろうか」と考えていて中々進められません。 今回もやはり高校時代の授業を思い返して印象的であったものにしようと思うのですが、前回が古文であったので今回は漢文に挑戦しようと思っています。 候補としては『桃花源記』が私の中で有力なのですが、選択授業で扱った『枕中記』や王道の『長恨歌』も捨てがたくてまだまだ迷ってしまいそうです…

まとまりがなくなってしまったので、今日の友人の模擬授業の中で「なるほど!すごい!」と思ったことを書きます。
教材は『古今集』で紀友則の「久方の〜」の歌を扱っていたのですが、この歌といえば「光」を導き出すための「久方の」という枕詞があると学校では習いますよね。そのことに友人も触れたのですが、この「導きだすための」という表現が分かりにくいからということで、下のような例を挙げました。

「いつやるか」→→→「今でしょ!」

本当に意味をもたせたいところは「今でしょ」であって、「いつやるか」というのはあくまでも「今でしょ」を引き出すための言葉に過ぎない。
このように説明していました。これには私だけでなく教職を取っている他の友人も「今までのどんな説明よりわかりやすい!」と大絶賛でした!!
私自身、友人のこの話を聞いて、生徒が「そういうことね!」とストンと理解できるような言葉の使い方や工夫ができるようになりたい、と次の模擬授業へのモチベーションが上がった気がします。
まずは教材決めから…がんばります!
813734.LINE