こんにちは、えりです!
先日行った美術館でちょっと面白いことがありました。
記事の題名で御察しの通り、ドレスコード割引なるものが適用されたのです!!
件の美術館は東京都庭園美術館、という目黒の美術館で「メディチ家の至宝」という展示を行っていました。
チケット窓口に立ち、いつも通り学生証を差し出したところ、
「この展示は真珠のアクセサリーをつけていらっしゃるお客様はドレスコード割引きをさせていただいております」
と言われ、割引きが適用されました。
その日私が身についけていたのはこちらのピアス
ご覧の通り、本物の真珠ではなくコットンパールの安いものですが、割引き対象になるようです。ありがたや〜〜〜!
「ドレスコード」というとおしゃれなレストランやホテルのイメージがあったので、まさか美術館でそのワードを聞くと思いませんでした。
ドレスコードが求められる=品格が問われる、という認識でしたので煌びやかな言葉になんだかワクワクしましたが、冷静に考えると、たまに銀座などでやっている「浴衣を着てきたら割引きします!」と同じことですよね。しかし展示内容に合わせた割引きは斬新で面白いと思いました。
展示の中身はメディチ家がもっていたジュエリーや絵画なのですが、宝石類の彫刻や構成の緻密さに驚きました。美術館は日本画の展示を見に行くことが主ですが、ああした細工物もロマンがありますよね!
この東京都庭園美術館はかつて皇族である朝香宮の邸宅として使われていました。戦後、政府が借り受け吉田首相の公邸として使われたこともあります。建物自体が国の重要文化財に指定されており、建物自体が非常に大きな魅力を持っています。美術館にあまり興味はないが、建築物には興味が有る、という方は是非足を運んでいただきたいオススメの美術館です。
その名の通り大きな庭園も有しており、日本庭園の中の茶室も重要文化財に指定されています。残念ながら今は整備中で2/3は見ることができませんが、全体が公開されたら見に行きたいものです。
「メディチ家の至宝」展、来月5日までとなっています。もし行かれる方は真珠っぽいアクセサリーをお忘れなく!