二足歩行より四速歩行

どうもこんばんは、えりです。

実は私、高校時代は生物部に所属しておりまして、かなりの動物好きでございます。昨日友人と井の頭公園に行ってまいりましたので、今日はもふもふの押し売りをしようかと。

(本当は蛇もかわいんだぞ!と写真を載せたいのですが、爬虫類は万人受けしないようなので・・・くりっとしたお目目が可愛いんだぞ!!)

messageImage_1475330398484やってきました井の頭公園。時刻は14時を少し過ぎたところ。

動物園のチケットを購入した際に、「ふれあいコーナーは午後3時までとなっております」

と売り場のお姉さんに言われたため、大急ぎでモルモットのふれあいコーナーへ。このコーナーは、おがくずを敷き詰めた大きな箱の中にいるたくさんのモルモットから一匹選び、ボランティアの方の指導のもと、近くのベンチに可及的速やかに座ってもるさんをお膝に乗せる、というふれあいの場です。

思う存分触れ合えるよう、Gパン+汚れが目立たない・洗いやすい・動物の爪が引っかかりにくいシャツ、という万全の体制で来た甲斐がありました。

messageImage_1475330492695可愛い。非常におとなしく、膝にのせるとちんまり収まったままあまり動きません。可愛い。

撫でると、ツヤツヤした毛並みをじっくり堪能することができます。来園者にかまい倒され、きっと毎日すごいストレスを受けているだろうけど強く生きろよ・・・私は君のおかげで強く生きられる・・・と人生へのモチベーションを上げてきました。

箱の中を動き回るたくさんのモルモットの中に、一匹、毛並みを逆向きに撫で回されたのか?!というようなワイルドな子がおりました。ま〜小さい子にいじられちゃったのね・・・お姉さんが元の毛並みに戻しましょう・・・とその子を膝に乗せてびっくり

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毛並みが、いくら撫でても元に戻らない・・・

この写真でお分かりになるでしょうか?お尻の方をよく見ていただきたい。つむじがあるんですよ。ツムジ!

このワイルドな毛並みは、幼児にいじり倒されたのではなく自前だったのです!通常のモルモットは先ほど述べたようにツヤツヤした手触りなのですが、このもるさんは毛が逆向きに生えているおかげか、指が毛に沈み込みモフモフとした手触りを楽しむことができました。もし将来モルモットを飼うことがあれば、ツムジ君にしようと誓いました。

次に出会ったのはフェネックという狐の仲間です。砂漠に住んでおり、大きな耳と華奢な体が特徴的。どこの動物園でも見られるわけではありません。井の頭動物園は多摩動物園に比べればかなり小さなこじんまりとした動物園ですが、こうした「定番」外の動物が充実しているんです。

messageImage_1475330604263どうです、なかなかの美形でしょう?檻の網目が細かいので、どうあがいても黒い線が写真に入ってしまうのが悔しい・・・Photoshop先生がいらっしゃればどうにかできたのだろうか・・・?

 

この動物園、珍しい子がいるだけでなく展示方法もかなり工夫しています。中でも私の一押しはリスです。

大勢のリスが放し飼いにされている大きな檻に人間が入っていくことができます。入口出口は一方通行で、それぞれに警備員さんが立っており、リスがうっかり外に出ないように人の出入りを管理しています。私もここの警備員になりたい・・・

檻のなかは、足元に草が生い茂り、真ん中が通路になっています。ところどころ木が植えられており、明るい森の小径、といった風情になっています。この木が、通路にも低く(私の目線の高さぐらい)まで張り出しており、枝を伝って移動中のリスを眼の前で見ることができます。

しかしまあ、リス動きの速いこと速いこと。おっ!止まってる!可愛い!とカメラを構え、ピントを合わせるためにシャッターを半押しに。・・・おや?リスの様子が・・・?と思う間もなく、カシャ!とシャッター音が響く頃にはもういない。写真に写るのは灰色の細長い靄。まさに残像。撮れた写真も思いっきりズームにしていたり、動く直前だったり、などの理由でうまくピントが合っていないことが多々・・・悔しいがこの瞬間が気に入っているので載せちゃいますよ!

messageImage_1475330813213目当ての餌を探して、草の中に埋もれていたリスがひょこっと立ち上がったところです。焦点が手前の草に当たってしまい、違う!そうじゃない!と悔しい気持ち・・・でも可愛いでしょう?これでピントさえ合えば・・・

messageImage_1475331007699messageImage_1475330870391messageImage_1475330828161一応、ちゃんとピントが合った子もいるのです。カリカリカリカリ、と頭上から音が聞こえたらシャッターチャンス!木の枝の分かれ目でくるみを食べていることが多いです。この間リスは動かないので写真が撮り放題!餌の奪い合いさえ起きなければ・・・

残像しか映らないシュッとしたリスがいる一方、最後の写真のようにずっと餌箱から動かないむっちりしたリスもいます。貫禄がありますね。

ここでは人間がしばらくじっとしていると、ちょっと失礼!と言わんばかりに素早いリスたちが荷物や体の上を経由して移動していきます。私も腕に何か触った、と思ったら肩に重みを感じ、リュックの重量が増えました。友達に撮ってもらおうと急いで声をかけたのですが、彼女が気付いてくれた時にはもう木に乗り移ってしまいました・・・無念・・・私は木だよ!もっと乗ってていいんだよ!!

他にも、お尻がキュートな穴熊など、小さいながらも見どころの多い動物園でした。新宿から20分程度で行けるので、興味のある方は是非!

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