こんばんは。あやです。
あっという間に11月が終わろうとしていますね!来月はもう師走!4年生はいよいよ卒論提出!阿鼻叫喚です(あえて明るく言ってみました)!
さて。今日は久しぶりに就職活動の話をしたいと思います。
…といっても、具体的なアドバイスとかではなく、私の個人的な就活関係の動きの振り返りです。学内のイベントの話が多いので、どちらかというと在学生向けかもしれません。
実はゼミの後輩ちゃんから「先輩の就職活動の流れを教えてください!」と聞かれて、「そんなところに需要があるのか…!」とびっくりしながら書いた、LINEノート(長すぎる)のワールドワイドウェブ用、特定名称は添削済みバージョンです。
主に話しているトピックは
①3年次10月~3月の間、どのように就職活動を進めたか(大雑把な業界研究・企業研究について)
②自己分析の方法
の2点です。
恥ずかしいので、以下は畳みます。
ご興味があれば、是々非々でご参考にしていただければと思います。
①どのように就職活動を進めたか
〈3年次〉
・10月末
院への進学をやめて、就活しようと考えました。ひとまず書店で就活本を買ってみましたが、よく分からなくて途中で挫折。
・11月
就活ガイダンスに初めて行きました。卒業生との就職懇談会で様々な分野に散っていった先輩たちの話(仕事内容など)を聞いて、その中でも聞いていて興味が削がれなかった業界や職種に何となく絞っていきました。中でも金融の話は面白かったので、金融業界は見ようかな、と思うように。キャリア支援課が開催する4年生の就活体験談を聞きに何回か繰り出して、そこでも興味があるもの・雰囲気が好きなもので絞っていきました。たぶん、この辺りで業界を絞っていったような…。
・12月
キャリア支援課開催のOGキャリアサポートスタッフとの懇談会に行きました。このとき、気になっていた金融業界の中でもメガバンク3行が来ていたので、それぞれ聞きに行って雰囲気を知ろうとしました。この「雰囲気を知る」というのが、何だかんだで一番しっくりくる絞り方だと思います。話す人の話し方やオーラ、おっとり系とかしっかり系とか…そういうもので、自分と一番ウマが合うところを探していくといいのでは。
ちょうど同じ頃、学校で日経主催の業界研究会があるので、そこはちょこちょこ顔を出して、自分が興味を持てたものを選択肢に残していきました。この頃には金融が一番合うな~と思っていたので、日経のサポート講座にも通ってみました。日経新聞を講読することになるけれど、これはこれで企業の情報が集められたりして、勉強になります。
それから、ESフォロー講座とか、SPI講座なんかもたまにあるので、そういうものにもチャレンジしてみました。どの業界に行くにも対策は必要なので、練習にはいいと思います。SPIの対策はたぶんこの頃から始めたような…(ちょっと遅い、でも間に合った)。
オススメなのはキャリア支援課の就活ワーク。これは業界や職種、ES、面接とかそれぞれのテーマに沿って演習式で教えてくれます。私はこのときには第一志望の企業と職種を受ける体で臨んでいました。担当の方がとても頼りになるので、いろいろ相談してみるといいと思います。
空いてる時間はちょこちょこキャリア支援課の「採用試験記録」(学内推薦で入ったとかも書いてある)や「私の職場状況」を読んで、受けそうな会社の情報(テストはどの形式か、ESでどんなことを聞かれるか、面接はどんな雰囲気かなど)を仕入れて、自分が何を準備しておけばいいのかを調べるようにしました。
四季報なども読んでみるといいと思います。「求める人物像」とかで自分が生きていけそうなところを選ぶのも大事です。
・1月
就活ワーク、日経就活講座などに参加。
一度だけ証券会社が主催する金融業界講座に行ってみました。銀行・証券・生保・損保のうちどれがいいかな~とか考えました。この時点で、グループワークなどを何度か行ってきているので、自分がどういう雰囲気、志向なのかがだいたい分かってきました。学外の人とワークで話してみると、また面白い発見が得られるかもしれません。
・2月
学内企業説明会が始まります。興味があるものをいくつか回ってみて、雰囲気がいいな~と思ったら候補に残す。別にいいか~と思ったら、もうそこは受けなくていいや!と選択肢から外す、という取捨選択を行いました。受けるところ≒入社するところになるかもしれない、と考えると、いまいちピンとこないところは大方向こうもこっちにピンときていないので、潔くサヨナラしてしまいました(但し、やりすぎると持ち駒が激減する)。
あと、とある企業の就活セミナーに行って、内定者の人から就活全般についてアドバイスを貰いました。そこの企業を受ける/受けないに関わらず、結構ためになった(ウケるESの書き方を教えてくれたり、模擬面接とかしてくれる)ので、内容がよさそうなセミナーがあったら、行ってみるといいかも。
就活写真はこの頃に撮りました(せめて、このくらいは自信をつけようと伊●丹で。色々美化してくれました)。
あとはマナー講座とか、学校の講座系は時間が合ったら行ってみるといいと思います。意識が高くなったような気がするので。そして結構ためになります(普段の生活態度が恥ずかしくなるレベル)。
・3月
就活(の情報が)解禁。合同説明会とかに何回か行きました。私は企業の講演(だいたい申し込み制。早いもの順)を聞くのが楽しかったので、受けそうなところは何度も行きました。このときも雰囲気で取捨選択をしました。「スタンプラリー」なんて言葉もあったし、ESや面接についてヒントやアドバイスをくれるところも多いので、気になるところはなるべく通い詰めました。各社のセミナーの申し込みも始まるので、情報は早めに仕入れてどんどん申し込んじゃうのもアリです。合説よりは自社セミナーに行く方が、そこの企業について深く知ることができます。そしてセミナーでもそこの企業を受けるか受けないか、取捨選択の判断をしていきました。
学内説明会も上旬に日程が詰められるので、興味のあるところは行きました(学内推薦があるところは、ここで「今年も推薦あります」とか教えてくれたりもする)。
ESとSPI、玉手箱はこのあたりから気合いを入れて準備しました。
早いところはもう選考(筆記・GDなど)が始まります。
学内推薦についての説明会は下旬~4月上旬あたり。
説明会やセミナーに行くと社員の雰囲気が直に伝わるので、この頃~4月までは各社主催のセミナーに通って受けるか受けないかの判断をするのがメインでした。
そして、そこで残ったものに本エントリー。その後は選考に通らないと進まないので、ひとまずこれくらいがだいたいの就活生が通る道だと思います。
②自己分析の方法
自己分析については、自分のこれまでのことを振り返るのが1番かな、と思います。
自分史…とまではいかなくてもいいけれど、例えば、どういうことをしたとき楽しかったか、或いは辛かったか、チームプレイ派か個人プレイ派か、集団での役割は何だったか(リーダー、サブリーダー、サポーター…)、どんな雰囲気が好きか(ワイワイ、大人しい、アットホーム、真面目…)など、考えてみるとやりやすいかもしれません。
オススメなのは、「ガクチカ」を考えてみてしまうこと。「学生時代に力を入れたことは何ですか?」って、聞かれることは多いです。
方法としては、その時々で自分がしていて本当に楽しかったことを思い出して、いくつか挙げてみるといいと思います。
学業、バイト、委員会、サークル…こんなところがメジャーです。
その中でも、自分が楽しかった理由、注力できた理由、困難だったこと、乗り越えたことなんかを突き詰めていけば、自分の考え方や性格、強みや弱みが分かってくると思います。
私の場合は、「ガクチカ」を3つくらい作って、受ける企業の求める人物像にあったものを使っていました。
・チーム重視のところは国語国文学会での活動を主なネタにして、チームワークや調整力を言う。
・個人重視のところは学業についてで、向上心や真面目さとか。
・接客重視のところは、留学生のチューター(TAみたいなもの)についてを話して、課題解決力とか、ホスピタリティ性とか。
どのトピックでも困難なこと、乗り越えたことがあったので、具体的なストーリーを整理して他人に伝えられるネタに仕上げました。数字やセリフ、その時々に抱いていた思いなども、適宜織り交ぜると相手にもイメージしやすくなります。
面接が何回も進んでいくと、結局はどのネタも全部話してしまうのですが、企業のタイプごとに「一押しエピソードからの自己PR」っていうのは用意したほうが楽だと思います。
「ガクチカ」「自己分析(自己PRにつながる)」「志望動機」は三位一体というか、一本の串に刺さったお団子のようなものなので、ちゃんと考えると一貫性のあるものになります。逆に言えば、一貫性が無いと、「結局この子はどういう人間なんだ…?なぜウチを受けたんだ…?」と思われてしまいます。自分の考え方と行動に軸を持つことは、大事だと思います。
…とても!恥ずかしい!書かなければよかった!と思いながら書きました。自己分析のエピソードのところなんかは実物に比べて美化500%くらいです。ああやだやだ…。
もしまた何か後輩ちゃんから聞かれ、回答のストックが溜まったら(そして私の羞恥心がワールドワイドウェブに立ち向かえたら)、「就職活動振り返り その二」として違うテーマを書くかもしれません。
拙い、そして恥ずかしい話で恐縮ですが、ご参考になれば幸いです。