こんばんは、わかです。
前回の記事で意気揚々と能楽で使用している“扇”についてお話ししたはいいものの、「ちょっとサイズがイメージしにくいかな?」と思いまして、今回、能扇を撮影してまいりました。
私の扇は前回書きました通り地紙が破けてしまいなんだか可哀想な感じになってしまっているので(笑)、たまたまサークルブースにいた後輩に協力を要請。
さてさて、こちらが我が能研部員たちが日々練習に使用している能扇です! ばーん!
(能研ブース机にて撮影)
比較対象として後輩の持っていた扇子(右下)とおやつに食べようと思って購買で買ってきた「卵かけごはん」おにぎり(右上)が置いてあります。
一般的にお店で売っていたりする可愛らしい・綺麗な扇は右下くらいのサイズのものが多いので、もうこの写真だけで能扇の大きさが御理解いただけると思います。
このサイズのため、普通のお店で売っている一般的な扇入れには当然収まりきらず。自分で能扇サイズの扇入れを作ったり、風呂敷を扇入れに利用したり、果てはネクタイを改良して扇入れにしたり…など、扇入れに関しては部員個々のこだわりが見られます。
写真では緑の観世水ですが、他にも赤や青の観世水の描かれた扇があり、新入部員は好きな色を選んで購入することができます。
ちなみにこの能扇のお値段は、一本五千円ほど。
意外に値が張りますが、しっかりした作りなので長年使える&使えば使うほど手になじんで使いやすくなります。
まあ、私のは扱いが悪く地紙がざっくり破れましたが…。(笑)
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写真の能扇は、練習の際に使用している扇です。
実際舞台で舞う際には、同じサイズの扇ではありますが「金扇」というものを使用します。
この「金扇」というものは今回写真に載せたものと違いかなりたくさんのバリエーションがあるものなのですが、そのお話はまたいずれ。