こんにちは!!!ゆかです!!!もう五月ですね!!
四月は宝塚を観ていたらいつの間にか終わっていました!!!!はやい!!!!
さて、前回に引き続き、今回も宝塚について語らせていただきたいと思います。
実は四月三十日まで、東京宝塚劇場にて私の推し組の宙組が『王妃の館/VIVA! FESTA!』を公演していました!!
そしてその日は、娘役トップスターの実咲凜音さんの退団日でもありました。
宝塚の千秋楽のチケット争いは恐ろしいもので、私のような人は電話をかけまくり、ものすごい倍率を切り抜け当日券(立ち見)をゲットするしかないのですが、それは劇場で観たい人の場合です。宝塚には、千秋楽に限り「ライブビューイング」というシステムが存在します。「ライブビューイング」とは、より多くの人が観られるように大劇場での公演を中継して、各地の映画館でリアルタイムで観られるシステムです。ライブビューイングは、オペラグラスでわざわざ追わなくても、カメラがジェンヌさんを追ってくれるので、そのシーンの見所が見られたり、大画面にジェンヌさんの顔が映ったり、表情がはっきりと見られたりと、生中継だからこその魅力があると言われています。そして今回、運が良いことにそのチケットを手に入れることができたので、ついに!!!夢の!!!ライブビューイングをキメてきました!!!!
以下、ライブビューイングの感想です。
長くなったので追記からどうぞ!!!!!
前にはヅカオタ、横にもヅカオタ、後ろにもヅカオタ、そして私もヅカオタ・・・「わあ~ここにいる人皆千秋楽のチケットに落ちた宝塚ファンなんだ~」と変な気持ちになりながら迎えた当日・・・150席×30ヶ所くらいで上演しているので・・・ライブビューイングを楽しむ人もとい千秋楽のチケットがとれなかった人の人数は・・・考えるだけでも恐ろしくなります。それだけの事をしても、見られない人もいるんですよ・・・怖いですね!!
さて、ライブビューイングの感想ですが、想像以上の素晴らしさでした・・・
「どうせ生で観られないんだから・・・」と舐めてかかったわけですが、いや・・・あれはもう生ですよ・・・最初は音声が妙に反響しているところに違和感がありましたが、そんなの公演を観ている間にどうでも良くなってきますし、むしろライブビューイングならではって感じがして良かったです。
千秋楽ということではっちゃけ、アドリブ満載のジェンヌさんの演技にカメラがついて行けずに、フレームアウトするタカラジェンヌたち・・・・・・「ワハハ・・・」というお客さんの声を聞きながら、「え!?今何が起こったの!?」ともどかしい気持ちになり、カメラの視点が切り替わるまで「多分あの人が何かやったんだな」と今まで何回も観てきた記憶から想像をして楽しんだり・・・「あ~!!今はここが見たいのに映してくれな~い!!!」となりながら、今まで注目してこなかったジェンヌさんの動きを見たり・・・当たり前の話ですが、皆さん自分の出番じゃないときもちゃんと役として動いているんですよ・・・!!!もう何回見ても見飽きない!!!!「えっこんなことしていたんだ・・・!!」という新しい発見がありました。普通に見ているだけでは聞こえない音声も拾われているので、見所満載でした。
そしてですね、推しを始めとするジェンヌさんたちが大画面にドアップで映るわけですよ。もう「カッッッッッッッッッコイイ~~~~~~~!!!!!!」って心の中でサンバを踊っちゃいますよね・・・ほんとにかっこよかった・・・大画面+高画質って最高だな・・・しんどい・・・迫力も家のテレビで見るときの三倍増しです!!!そんなジェンヌさんと画面越しに目が合った時(幻覚)とかもう・・・心臓がいくらあっても足りませんよね・・・多分中継会場にいる人全員と目が合って、全員もれなくときめきで爆死しているので、本当に・・・罪深い・・・
タカラジェンヌに はあとを うちぬかれたって いいじゃないか ゆかを
お芝居の時にルイ14世役の方が「踊れ踊れ 大いなる闇の中で 王は踊り続ける」という歌詞の中で踊る場面があったのですが、その時のジェンヌさんが・・・嘘みたいにかっこよくて・・・神々しくて今まではあまり注目して見ていなかったのですが、そこで胸を打ち抜かれては死に・・・その日退団してしまう娘トップさんの魂のこもった最後の熱唱、演技、表情に涙腺と心をやられては死に・・・男トップさんの長い手足、大きい瞳、ころころ変わる表情、「これぞ男役!!!」という振る舞いにいちいちときめいては死に・・・何度も死んでは蘇る・・・そう・・・私は不死鳥~フェニックス~だったんだ・・・
お芝居の最後に娘トップさんが「ふいに悲しみ覚えても 微笑をみ忘れずにいたい まだ知らぬ世界でもう迷いはしない 新しい旅立ちの時」と歌うところがあるのですが、その曲の歌詞が、退団して新たな世界へ羽ばたく娘トップさんに向けられた言葉だと思うと、本当に・・・粋な事をしてくれるじゃないか・・・ありがとう演出家の先生・・・!!という気持ちになります。その娘役さんを見つめる男トップさんの顔もまたとても優しいものでね・・・役として生きてはいますが、確かにそこにはトップとしての二人の姿が見えるわけですよ・・・はあ・・・尊い・・・当て書きの芝居だと、そのジェンヌさんに向けた言葉やジェンヌさんの人生を表わす言葉が溢れているので、トップさんが退団するときの当て書きの芝居は良いですよ・・・感動が隕石になってふってくる感じです。
ショーの方もとても楽しく、最初に映画館に足を踏み入れたときは少し寒いくらいだったのに、いつの間にか「暑いな・・・」と思うくらい熱気が凄かったです!!映画館ということで誰一人手拍子や拍手はしていませんでしたが、それでも劇場と同じくらいの熱気ってどういうことなの・・・皆静かに盛り上がりすぎ・・・
そして待望の娘トップさんのサヨナラショーですが、これがまた素晴らしく・・・「あなたが主役だよ」という気持ちがすべての人から伝わってくるような、そんなものでした。娘トップさんは、「天使の歌声」と評されるほどの歌声を持っている方なのですが、そんな方の歌声が響きわたり・・・幸せそうに、悔いの無いように歌う娘トップさんを見ていると「ああもう最後なんだ・・・」と涙がこみあげてきます。
とある一曲を歌い終えた後、普通ならば笑顔でお辞儀をする所を、魂が抜けたかのような、何か重い物を下ろしたかのような、そんな何かが抜け落ちたような顔で割れんばかりの拍手の中佇む娘トップさんの顔が、とても印象に残りました。そんな姿が本当に美しくて・・・その姿をリアルタイムで目にして、彼女と同じ時間を共有することができただけでも、ライブビューイングを観に行って良かったなと思えました。もうあなたが幸せなら私も幸せよ・・・
本当はもっと語りたいのですが、そうしたら際限が無くなってしまうので、今日はここまで!!!!
今回のブログで何が言いたかったというと、ライブビューイング最高~~~~~~~!!!!!!!!!!また次も観に行く~~~~~~~!!!!!次は男トップさんの退団だから倍率こわいよ~~~~~~~!!!!!!!ということです。
宝塚のライブビューイング、本当におすすめです。ライブビューイングじゃなくても、一度は生の宝塚を観に行ってみてください!!!夢を追いかけた人たちが、夢の世界で輝いています!!!!!魂を感じるなら劇場で、心を感じるならライブビューイング!といったところでしょうか。
何はともあれ、実咲凜音さん、今まで本当にお疲れ様でした!!!
これからの活躍に期待大です!!!!!
果たしてここまでちゃんと読んでくれた人はどれくらいいるのやら・・・最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!!!!
ソーラン、宙組!!!!!
おわり。