♪あーかーいーりんーごーに、くちびーるよーせーてー♪
この歌知ってる?どうもオイラです。れいですよ。
今日のタイトル、「かっこつけた?ww」って思った?
ソンナコトナイヨー(^u^)
ナイナイヨー(^u^)
そうそう。
私、この間ウン百年前の世界に行ってきました。
・・・(´・ω・`)
・・・行ったような気がしました。
音をね、聞かせてもらったのです。
その当時に録音された音を。
イメージに近いのは古い映画の音。
特有のザーザーしたものが混じるような音と云えばいいかな・・・
その音源と装置はこちら!
なんてレトロな形!!←当然
意外にも持ってみるととっても軽いのです。
箱も素敵!!こういう鞄がほしいですねw
これは蝋管(ラッパのような所ではない、黒い部分。見える?)
という筒状のものに溝をつけて
それに沿ってくるくる回転させて音が流れる仕組み。
巻きタイプのオルゴールににてるかしら・・・。
でも音はオルゴールよりもっと色々な音で、
もっとはっきりしてます。
聞かせてもらったのは町の様子だったかな。
録音資料というんですって。
・・・音を録音するという方法を獲得してから
LPやMDやCDや・・・と、どんどん変化。
音もクリアになるし、録音時間は延びるし、いいことばかり!
・・・でも進化の裏には問題もあるもので。
これは音に限らず、文化財や遺産といったようなもの
全般に関わる問題ですね。
音を再生するには
音源(使える状態で保護)と
それに適した再生装置と
諸々の装置を動かす知識と技術
が必要なのです。
昔の音源は貴重な資料なのに、
どんどん変化する中で
上記の三つを揃えることが難しくなってきているのだそうです。
納得ですよね。
だって、私たちは写真に写っている機器を知りません。
パソコンもフロッピーは入れられない使用のものもありますよね。
それに、カセットだとかCDだとかも劣化します。
こういうメディアは
約20~30年間で交代していっているそう。
確かに今、CD売れない時代ですね。
もはや物体を買う、というよりデータを買うといった世界に
変わっていくのかもしれません。
文化や歴史を
いかにして解明し、保存し、享受できるようにしていくか。
重要な仕事です。
人類の証。
壮大なテーマです。
先生方はこういったことも考えていらっしゃる。
・・・お気づきかしら。
そう。
これは特別な展覧会でも何でもなく、
日本文学科の授業での出来事です。
もう何度も言ってるかもしれませんが。
日本文学科は皆様が想像するよりずっと幅広い分野を学ぶことができるのですよ。
そして、この音を聞かせてくださった授業もそうですが、
「本物」
を学ぶことができます。
こんな壮大なテーマでも
私たちは授業を受け
自分から進んで学ぶことで、
つながっていくことができる。
自分がひよっこなのはわかってる。
だけどほんのわずかでも、
先人たちの意志から
何かを見いだして、また残せたら。
それはきっと塵くらいだろうけれどそれでも・・・
そう思って私は卒論をやります(爆)
この授業、いい刺激を受けました。
授業回によって先生が入れ替わり立ち替わり
文化の保護や仕組み、そしてどのように活用していくか
といったことを講義してくださいます。
美術館はどうやって機能している?
文化遺産、世界遺産って何?
ホールや劇場ってどこが管理してる?
だとかに興味がある人。
「文化マネジメント論」
なかなかおすすめです。
☆おまけ
ちなみに、掲載した写真の端っこに
音声学の先生が、ちらっ!!
きゃっきゃっ(・∀・)!!
快諾、ご出演頂きましたことを深く御礼申し上げます(ぺこり)
*れい*