前期に扱う作品が決定しました!

こんにちは。あかねです。今でこそゼミや卒論は近代にしようと思っていますが、2年次の1月は3年次に履修する「予備ゼミ(卒論の取り組み方を学ぶため、4年次に履修する「ゼミ」に参加して話を聞くものです)」で散々悩みました。中世にするか近代にするかです。

1年次に「中世文学史」と「近代文学史」を取ったことで、両時代ともに興味深く楽しいことを知ってしまいました。幸いにも2年次の演習で再び「中世文学演習」と「近代文学演習」を両方取ることが出来ましたので、2年次の1月に悩むことにはなりましたが勉強は出来ていた訳です。

しかし、演習は人気なものほど人が多くなります。もし、勉強したい時代の授業が取れなかったら?成績が付くほど勉強したくはないけれど、触れてみたいという分野があったら?そんな時に活用出来るのが自主ゼミです。基本的には昼休みに活動しており、成績とは一切関係なく掛け持ちも可能なものです。先生や先輩・後輩との交流もありますし、日本語学ゼミや中国文学ゼミのような分野まで多岐にわたっているのです。

そして、私も入っている近代自主ゼミは「新年度に、見学者も含めた皆で扱う作品を決める」という特徴があります。新入生にも自分の好きな作品を研究するチャンスが与えられているのです。ただ、今年はもう、前回活動があった水曜日に決定されました!田山花袋の『少女病』です。変態チックななかにも、何故この登場人物はそのような結末を迎えなければならなかったのか?などの謎があります。これから皆で解き明かしていけたら、ついでに新たな謎を発掘し、今まで得られなかった見方や考え方に到達できたらと思います。

という訳で、今回は近代自主ゼミの宣伝でした。水曜の昼休み、百205にてお待ちしております。辞めることはいつでも出来ます!だからこそ新生活、様々なことに挑んでみてください!