皆さん今晩は。いかがお過ごしですか?
最近は、もう「夏か!!」とツッコミを入れたくなるような、快晴が続いていますね。今週末には私の妹の小学校でも運動会があるので、そのまま晴れが続くといいなあと思っております。
さて、本題に入りますと・・・先週の土曜日にやっと、念願の国立西洋美術館で開催中の「プラド美術館展」に行くことができましたー!!
私のお目当ては勿論目玉のベラスケスの絵画でしたが、他にもベラスケスや彼と同時代にヨーロッパで活躍した巨匠達の作品を堪能することの出来た素晴らしい展覧会でした。
◀このキュートな彼が王太子カルロス君です。
今回はあの名画『ラス・メニーナス』にはお目にかかることは出来ませんでしたが、いつか本場スペインへ行って本物を見てみたいなあと思います。それでも、有名なフェリペ四世の肖像画や、「王太子バルタサール・カルロス騎馬像」を見ることが出来て、その絵の大きさと迫力に圧倒されました。
近くで見ると、ベラスケスの筆のタッチは荒々しくどこか無造作に色を塗り重ねているようにしか見えないのですが、離れて絵画全体を見ると、その荒々しさはどこへやら、甲冑や貴金属の光沢が見事にリアルで、衣服の皺や風になびく様子が柔らかく、人物の表情や体の動きがまるでその人物が今にも動き出しそうな繊細さと力強さに溢れていて、見入ってしまう力がありました。
しかもそれが私と年齢が大差ない頃に描き上げた作品も数多くあるので、このベラスケスの画力に嫉妬してしまう程です。これは、宮廷の人間が放って置くわけにはいかない筈ですね。人物を描く画家で彼の右に出るものは居ないのではと、ベラスケスびいきの私は密かに思っております(笑)
そして二つ目の目玉はなんとなんと、私の大好きなミッチーこと及川光博さんが、この展覧会の公式プレゼンターを務めている事です。勿論、音声ガイドを借りましたよね(笑)耳元でミッチーの声が!!!ミッチーがベラスケスの絵画を説明してる!!!と、一人鑑賞中に悶絶しておりました。
最後の絵画を鑑賞し終わって、音声ガイドも終焉を迎えたその時。ミッチーが「それではまた。…アディオス!!(キラキラ…)」と言ってくれました。始まりの方では「紳士淑女の皆様」とまるでパーティに誘うかのような文句をさらりと言い、老若男女を虜にするミッチーおそるべし。
皆さんも、この展覧会は今月の27日で終わってしまいますので、この機会にぜひ、行ってみては如何でしょうか。
グッズもクリアファイルやバッグ、チョコレートやキャンディー、ポーチなど展覧会の絵画を用いたものが沢山ありましたよ!ガチャガチャもありました~。年甲斐もなく、ガチャガチャに闘志を燃やして散財しました…
久しぶりに展覧会に行きましたが、やはり心が落ち着きます。次はルーベンス展が10月から開催されるそうで。しかも!来年に今回は見ることのできなかった「王女マルガリータ」の絵画が来日するそうです!!楽しみがまた増えました。ちょくちょく、展覧会に足を運んでいきたいなと思います。
皆さんもぜひ、展覧会に足を運んでみてください~。えぬでした!