こんにちは。しおりです。
ついこの間まで桜が咲いていたように思うのに、気が付けば暑い日ばかりが続いています。
真夏のような太陽の下で、紫陽花も何だかうんざりしているように見えました。
私も最近の気温の変化にぐったりしております。歩いている時はものすごく暑いのに、電車に乗るとものすごく寒い。美味しいものを沢山食べて体力を付けなければいけません。
さて、今日は2つほど報告をしたいと思います。
まずは先週の木曜日に行われた春季大会について。
私は国語国文学会委員として春季大会の運営を行いました。木曜日の午後、授業の後に沢山のお話を聞いて疲れてしまったという1年生の方もいらっしゃるかもしれません。しかし、やはり普段は聞くことのできないお話を伺える機会というのはとても貴重なものではないかと思います。
特に、青木生子賞を受賞されたお二人のお話はとても興味深いものでした。日本文学史(中古)の中で高野先生がおっしゃっていた媓子後宮という新たな文化圏の話など、まさか、実際にそれを発見された方のお話を伺えるとは思っていなかったので大変驚きました。研究対象を特定の何か一つに絞るのではなく、色々な方面に視野を広げることで見えてきたものがあるという先生のお話を伺い、一つのことしか見られなくなってしまう自らを反省しました。また、もうお一人の先生がおっしゃていた附属中学での国語の授業の話は、同じ附属出身者として共感いたしました。中学生の時に沢山書かされた記憶は、確かにその当時は大変苦しいものでしたが、今となって思い返すと全ての基礎になっているように感じるものです。
委員の仕事をしながら聞いていたので、全てをしっかりと聞くことができなかったことが残念ですが、やはり春季大会っていいなあと思います。1年生だけでなく、興味のある方は参加してみるのもいいかもしれません。
続いては2つ目、先週終了した演習発表について。
先週の私のブログを覚えてくださっている方はご存知でしょうが、私は丁度一週間前の火曜日に2年生となって初めての演習発表を終えました。今日はそのご報告もしたいと思います。
一言でいうと、演習は大変です…。先行研究が学校の図書館にないのはもちろんのこと、国会図書館にもないことがあります。まずはそれを探すところから始まります。調べていけばいくほど終わりが見えなくなり、その一方で着実に期限は迫ってきて…。納得のいくところまでやろうと思えば本当に時間がかかります。そしていざ発表が終わり質問をもらうと、自分では気が付かなかった不備が色々と見えてくる。演習発表は終わりましたが、まだまだ考察は終わらないわけです。
しかし、そうやって調べていると段々楽しくなってくるのも事実です。いつしか夢中になってきます。大変だけど楽しい。寝不足になるけどやめられない。もちろん体を壊してはいけませんが、納得がいくまで突き詰めたいと思う何かがあるって素敵なことだと思います。
それでは今日はこの辺で失礼します。
そういえばこの前、友達が「ペットのカメ、かわいいね」と言ってくれました!
とっても嬉しかったです。カメも喜んでおりました。