夏休みの思い出話

こんにちは。しおりです。

後期がはじまり、もう少しで1週間が経とうとしています。
後期は毎日1限があるためなんだかとても不安でしたが、毎日同じ時間に起きていると思いのほか体の調子がいいものです。夏休みは夜型の生活を送っていましたので、これを機に規則正しい生活に戻していけたらと思います。

さて、今日は夏休みに行った場所についてお話したいと思います。
というのも、実は前回のブログでは書ききることができなかったのです!平成最後の夏だもの、沢山、いろいろなところに行ってきましたよ。

まずは「新江ノ島水族館」。

ここの水族館には、めずらしくウミガメがいるのです!!基本の動きはペットショップにいるカメたちとかわりませんが、やはり泳ぎはプロです。優雅に泳ぐ姿はいつまでも眺めていることができます。夏の間は泳いでいることがほとんどとのことですが、冬になると日光浴をする姿も見られるそうです。新江ノ島水族館に行った際には、ぜひ一度、ウミガメに会いに行くことを強くおすすめします!

enosima

つづいては、「ALEE BEACH」

ここは、渋谷にあるカフェ(レストラン?)なのですが、なんと、床が砂浜になっています!中学時代からの友達が留学に行ってしまうとのことで、みんなでご飯を食べに行きました。砂浜ということに何よりも驚きますが、その驚きを上回るほどに料理がおいしかったです!ハワイをイメージしているとのことで、料理もハワイ風のものが中心です。私はロコモコを注文しました!渋谷にいながらハワイ気分に浸れるお店、おすすめです。

beach

最後に「日本近代文学館」

私の後期の目標は、とにかく日本文学科らしいブログを書くこと!ここは是非とも紹介しておきたいところです。夏休み中に行われていたのは、中島敦に関する展示。中島敦と言えば、教科書にも採用されている『山月記』が有名ですよね。私は、いわゆる「変身譚」と呼ばれる作品が大の苦手でして、『山月記』には苦戦した記憶があります。「人間が虎になる?いや、あり得ないでしょ!」と、とにかく現実味のない小説を否定していた時期がありました…。展示で最も印象に残ったのは、『虎狩』という作品についての解説です。この作品は丁度前期の授業で学びました。この作品、初めは雑誌の懸賞作に応募するも選外佳作となり本文掲載には至らず、ほんとうの(と言ったらいいでしょうか)初出稿がわからないのだそうです。展示室では、実際に、作者名と題名だけが載せられた雑誌を見ることができました。実際の資料を見るというのは本当に面白いことで、「選外佳作」という事実はレジュメに書かれていても同じですが、やはり当時の雑誌を見ると色々な想像が膨らみます。「中島敦としては、名前と題名が載ったことは嬉しかったのかな…?そこまで行けたなら本文もやっぱり載りたいものなのかな…」と考えながら展示を眺めていました。

平成最後の夏、本当に色々な場所に行くことができました!
来週からは本格的に後期の授業も始まります。気合を入れ直して頑張ります!

それでは、また。