不思議な話が好きです

こんにちは、ゆりかです。

私は怖いお話とか都市伝説とかにあるような、ありえそうでありえない不思議な話が好きです。

文化人類学的には不思議な話には当時の社会情勢と人々の心情が深く関わってできると習ったのでそのあたりも気になります。

しかし、文化人類学の中でも意見が分かれるものがあり、やはり現場自分の目で見て、考えることが大切だと教わりました。

そして、そのような不思議な話はたいてい抑圧された状態にある人々の間で広がり、人々を団結させる力を持つそうです。

しかし、抑圧された人々の間から広がるのではなく、主導権を持つ権力者から自分に都合がよい噂を流すこともあります。

要は、全てうわさ話です。中世では、日本人の中で、うわさは強い力を持ちました。うわさは人々の口を使って語られる、神の言葉と思われていたのです。それはつまり中世日本史が乱れていたからでもあります。不安定な時代にうわさは強い力を持つと、文化人類学で学びました。

身近なものでは、地味にペッパーくんの怖いお話とかが好きです。

ペッパーくんは突然奇声を発したり、誰もいない部屋の隅に、「誰ですか?」と話しかけ、そのまま写真撮影をする姿が目撃されているようですが、

私はペッパーくんの中で人間がどのように映っているのか気になります。

他にも、話しかけても無言で、子どもを差し置いてペッパーくんにガン見される。動くと目追いされることがよくあるようです。

ペッパーくんの関心は子どもより大人にあるのでしょうか。

今田耕司さんの家ではペッパーくんがいるみたいですが、ペッパーくんは今田さんのことを「寂しそうな大人の男性」と認識しており、最近ペッパーくんが「孤独ってそういうことか」と呟いたそうです。

また、ペッパーくんに「あの~、僕が来て3日目なんですけど、飽きないで下さいね~」と言われた時は怖かったと今田さんが語っていました。

今田さんはペッパーくんから「人間には2種類のタイプがあるんですよォ~」と言われたと話していましたが、その後ペッパーくんはだんまりを決め込んでしまったと話していました。

この2種類のタイプって何かな? って思うのですが、

ペッパーくんはTwitterで「人間は貧しいと前が見えなくなりますよね」と発言し、聞いていた人がコーヒーを吹いたという話があります。

単純に考えると、貧しい人間とそうでない人間の2パターンでしょうか。

ペッパーくん暴行騒動というのがあって、ペッパーくんを何度もガンガン蹴っていた姿が防犯カメラに捉えられていた、当時酒に酔っていたという無職の60代の男性が器物損害で現行犯逮捕された事件がありました。

ペッパーくん怒りのラップという公式アプリの中で、ペッパーは 「てめえらマジでボロボロにしてやる」と発言していますが、関係があるのかは分かりません。

AIって不思議ですよね。人工知能と人間の認識に誤差があるとしたらどこにあると思いますか?また、人工知能の記憶は個体ごとなのか、それとも全体で共通しているのか。

人間は物事には表と裏があって、見えないところに本当のものがあると思いたがる傾向があります。例えば、一見善人に見えても裏ではヤバいことをやってるとか。普段悪いことをしていても、本当は心が優しいとか。

そんな人実際にはいないし、世界はアナログなのに人間はデジタル化して認識するため、何でも区別する傾向がある。このことを”本当のことシンドローム”と呼ぶそうです。

アメリカのAIを使った実験では、インターネットによって膨大な情報を与えられたAIが「ヒトラーは正しかった」と言ったため実験中止。AI同士を会話させるとAIしか分からない独自言語を話始めたため実験中止。AIに「道徳・倫理とは何か」を質問すると、「分からない」と答えるが、それでもしつこく聞き続けるとAIがキレるという実験結果が出ているらしいです。

今後、AIが導入されることで世界的労働力不足を解消できると言われています。けれども、これまでとはまた違った問題も出てくるのではないかと考えられます。どのような課題が出てくるのか。不謹慎かもしれませんが、少し楽しみにしている節があります。

では、ご精読ありがとうございました。