こんにちは、こりです。
先週の金曜日、小学校の同窓会がありました。
私の小学生時代なんてのは、もうくそ真面目の塊のような人間で、塾に行ってたこともあり、「毎日、学校行って、塾行って……趣味?しいて言えば読書ですかね……(眼鏡カチャカチャ)」みたいな奴でした。因みにオタクになったのは高校生から。ここテストに出ますよ。
因みに周りの子も優等生ばかりで、現在は勉強、恋、アウトドアな趣味、サークル、バイトに情熱を捧ぐようなキラッキラの大学生のエンジョイしている人ばかり。
……皆さま、ここで察してくださるだろうか。
私はオタク。周りはキラキラの大学生。
待ち受けるものは……「圧倒的な死!!!!!」
あ~~~~~~~~~~~~~~~無理~~~~~~~~~~~~~
私は先生と一人の友人に会いたかっただけなのに……
二人に逢うためにキラキラの大学生オーラが立ち込めるなか、オタクの香りを封じ込めて何とかコミュニケーションを取らなきゃいけないんでしょ???しかもいるのは女の子だけじゃなくて男子もいるの??高校から女子高、インカレなし、バイト無しの女にはハードモードすぎない????
ひえ~~~~~~~~
戦いの場は居酒屋。気取り過ぎない、且つお洒落な服を選択(二週間前から色々な服屋を物色し、トータルコーディネートを完成させる)。
ラウンド1。
「おおっと!!早速ボスの女子に目を付けられた!!」「中学の時に同じ部活だったからでしょうね。あと今まで笑われるほどダサ真面目少女だった子が化粧してお洒落をしていますからね。みんなも驚き、気になっていたのでしょう」
『今何やってるの?』
「こり、困ってる!!」「流石に一日中ゲームしてるとは言えませんからね」「バイトもサークルもやってないことが効いてきますね」
『……何もしてないかな』
「苦笑いで返した!!」「話せることが内容がないこの状況ではそう言うしかないですよね」
ラウンド2。
「先程は相手の子からの「卒論終わったし、確かに今やることないよね」という返答で終了しました」「ここでも卒論に救われましたね。卒論は重要です」「おおっと、しかし多くの女子がこっちを向いている!!」「まだ何かを話さなきゃいけないようですね」
『あ、能……能やってるんだ』
「ここでサークルの話を出す!!」「話題が提供され、周りの子が興味を持……いや、これは半笑い!興味はないけど聞いといてやるかの姿勢!」「色々質問されてますね」「でも明らかに五分経ったら忘れることでしょう。こり、どこまでの熱量で話せばいいか、困っている」
『●●●??』
「おおっと、席が遠くて聞き取れない」「オタクは声が大きくなりがち……大声で会話する癖が付いているので、通常の声は聞き取りづらいのでしょう」「話しかけた友達が笑っていますね」
『なんちょう?』
『南朝?』
「こり、ここで痛恨のミス!!「なんちょう」を脳内で「南朝」と変換」「これを言い訳のごとく皆に話してますね。無様ですね」「皆に笑われています」
『こりって本当に変わらないよね~』
カンカンカーン。KO
「なんとKO」「こんな間抜けな姿をさらして、それが変わらない。私は一体、皆にどう見られていたんだと絶望しているようですね」「しかも半笑いを浮かべて全然喋らず、会話が全然面白くないのに、それが変わらないって……そっちの意味でも絶望しているようです」
〈以下略〉
「最終ラウンドを終了し、こり選手。苦しい展開でしたが、なんとか勝ちましたね」「えぇ……オタクだとはバレていないようです」「ここでこり選手のインタビューです」
「本線振り返ってどうでしたか」
『オタクとは何かということを研究し、臨んだ本戦でした。その結果喋らないことが最適だと判明し、極力喋らなかったことが功を奏したように思えます。ただ会話の空白に困って、食べると意地汚く見えそうだったので、ずっと飲んでいました。その結果酷く酔って二日酔いになったことは非常に残念です。またこのことから私が楽しく会話することとリア充に混ざることは相容れないので、私は一生非リアなんだなと実感しました。……悲しくなるのでここで止めてください』
……こんな感じでした。フッ……泣けるわ~色んな意味で。
とりあえず今から「逆転裁判」の2.5次元舞台を見てくるので、テンションを上げます。(昨日はプリキュアカフェに行って来て、来週は「妖怪アパート」の2.5次元舞台があるので然程悲しくはない)
それではアディオス☆