描いた龍に眼を入れる

こんにちは、むーです。

気がつけば3月の終わりまで、もう指折り数えられるか、という時期になって参りました。

3月の終わりが近い、ということは、演劇の公演の初日が目の前まで迫っているということ…………!!!!!!

明後日からいよいよ、劇場に実際に入っての準備がはじまります。

どきどきとわくわく。

私は舞台に立つわけじゃないけど、それでもそれと同じくらい緊張しています。

舞台の上で展開されるものは、全て等しく劇なのです。

役者さんはその体自体で直接的に、スタッフはその技術で持って、舞台美術や小道具、照明の明かりや音楽の選曲のセンスなどに自分の存在をこめて、間接的に劇を作り上げていきます。

いままでの人生で積み上げてきたインプットーーそれこそ、ここ日本文学科や能狂言の観劇、人形劇での経験、大好きな”Don’t hug me. I’m scared.”(なんやそれという方は私の過去ブログをご覧くださいませ)、その他にも本当に沢山の、触れ合ってきた表現物から私が得たもの、そこからのアウトプットが果たして、どれくらい劇の力になれているのだろう。全てのセクションと力が合わさったとき、どんな劇としてお客様に映るのだろう。

劇はお客さまにみられて、初めて完成します。

完成が待ち遠しい気持ちと、まだ未完成のままでありたい気持ちと。

そわそわする感覚。どきどきとわくわく。

偉そうに色々と言ってはいますが、演劇をほんとうにはじめたばかりのぺーぺーなので、きっと2、3年後このブログを読み返すことがあれば顔から火を噴くほど恥ずかしいだろうなと思います。でもまぁ、青い感情は青いうちにしか出力できないし。ちょっとだけとんがった気持ちで胸を張って、画竜点睛、最後の目を入れていく作業にとりかかっていきたいと思います。

それでは! お相手はむーでした!

以下公演情報です、ご興味があれば、ぜひ!

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劇団Radish 春公演2019

『十三支』

作・演出  堀耕大

演出補佐  菅野新

甘い夜。窮鼠がつけたキスマークと引き換えに、猫は十二支の地位を逃した。

果たせ復讐、起死回生、猫はみごと鼠を追い詰めるが……

「会社のポスト?あげるあげる、全然あげる」

十二支の実態は泣く子も黙る暗黒企業!

これ幸いと仕事を押しつけ逃げ出す鼠、を捕まえる猫の手。も借りたい……?

忠犬、猿公、鳥頭。曲者だらけの社員を率い、借りてきた猫が革命を起こす!?

最大の武器はノリと勢い!痛快・職場改革エンタメ!

<公演日程>

3月23日(土) 13:00 18:00

3月24日(日) 13:00 17:00

開場は開演の30分前です。

<公演会場>

参宮橋トランスミッション 

(下北沢駅から小田急線4駅、参宮橋駅より徒歩2分)

<チケット>

予約制

無料(カンパ制)

ご予約はこちらから↓

http://481engine.com/rsrv/webform.php?sh=2&d=c7120af919