新図書館への勧め

れいです。いよいよ今週から講義が始まりましたね。なかなか春休みから体が戻らないので、帰ったらぐったりしています。でも、自分の興味や関心のある講義のシラバスを見て、わくわくしながら初回ガイダンスを受けるのはすっごく楽しい。日文の授業はもちろんですが、他学科や教養の講義も好きです。学問は色々なところで繋がっているのだなあと実感できます。

新入生の皆さんは、入学から一週間を過ぎてそろそろ疲れがたまってきているころではないかと思います。私も一年前、今まで自分の席があって、周りにクラスメイトがいてっていう高校生活からの環境の変化に全然慣れませんでした。講義ごとに一緒になる友達も違ったりして、なかなか声を掛けづらいなとも感じていました。

そんな方に、ぜひおすすめしたい場所があります。それは、新図書館です。

七十年館の食堂だと一人で居にくいという方、初めての空きコマでどうしようかと考えている方にはぴったりです。今年度から図書館が新しくなり、歩道橋を渡らなければなりませんが、広くて静かであったかいし(食堂が寒い…)かなり快適です。
そしてなによりも、図書館は知識の宝箱です。本屋に積まれているような小説から専門書までなんでも揃っています。別に講義や学科に関する本でなくても、自分の興味のあるものから読んでいけば、いろんな知識がつくはずです。
それから、学期末にはレポート課題を出す先生も多くいらっしゃいます。レポートを書く際には、きちんと文献を読みそれをもとにして自分の考えを述べなくてはならないので、必ず図書館を使うはずです。なので、今のうちから図書館に行くことに慣れて、どこにどんな本があるのか知っておくとスムーズにいくかと思います。
レポートや論文の書き方は、きちんと「文章表現法」の講義で勉強するので、不安に思っている人も大丈夫ですよ!

先ほど、今年度から新しい図書館、と書きましたが、昨年度までは百年館と香雪館の間にある建物が図書館でした。建物自体は古かったのですが、コンクリート打ちっぱなしで味があって、そして何よりも本の場所が分かりやすくて(これ大事!)大好きでした。新図書館も良いのですが、おしゃれすぎてついてゆけない…。そして新編全集などは集密書庫(可動式で開ける書庫)内だし、とてつもなく手の届かない高い所にあるし、利便性に問題ありです。バリアフリーの面でも、図書館内はいいけれど、行くためには歩道橋を渡らなければいけないし…。(しばらくしたら横断歩道できるみたいですが)
しかしながら新しい図書館にも慣れなければいけないので、積極的に新図書館に通っています。ガラス張りといかにも本が焼けそうですが、明るいのはいいところだと思います。前の図書館は日中でも暗かったので、演習発表の準備中は精神的に死にそうでした。人間にはやっぱり光が必要ですね。

というわけで、新入生よ、新図書館に行こう!です。前期には気の合う友達が見つからなくても、後期になれば自然とできるし(私はそうでした)、大学は一人がいいなと思って一人でいても全然大丈夫です。
ぜひ自分の居場所を見つけて、よい大学生活を送ってくださいね!

明日の午後には新入生歓迎会があります。私は国文学会委員で、上代文学自主ゼミ長でもあるので今からとても緊張しています、、、1年生の皆さまに、早く大学生活に慣れてもらうために色々な準備をしてきたので、ぜひ明日はよろしくお願いします。
興味があれば、上代自主ゼミも見学にきてくださいね!今年度は、新元号「令和」の典拠で話題になっている『萬葉集』を扱います(実は新元号に自分の名前が入ってすっごく喜んでます)
自主ゼミに入ると、演習発表の準備になったり、先輩方と仲良くなれたり、講義以外でも先生とお話できたり、色々と良いことばかりです。活動も一週間に一回昼休みなので、忙しい部活やサークルに入る予定の方でも全然大丈夫ですし、大歓迎です!詳しくは明日の発表と、お配りするさくら便りを見てくださいね。

明日は木曜日。もう少ししたら週末なので、それまで頑張ります…!
それでは、また。