さくら

今年の桜はずいぶんと長生きでしたね。
去年の記憶では、四月の一週目には散っていた気がします。
写真もあまりとれませんでした。
しかし今年は三月寒かったこともあり、四月にもまだ蕾がみられるほどでした。
たくさん写真も撮りましたよ!

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お気に入りの子たちをご紹介します。
私の携帯電話くんは外カメラの調子が悪いので、何のフィルターをかけずとも勝手に周りがぼけてくれます。
普段は頼りないですが、こういう時に効果を発揮してくれます。

春になるとカメラを構える機会が増えますね。
そのたびに勉強したいと思うのですが、時間もお金もないのであきらめてしまいます。
家に眠っている一眼カメラも活用したい!と思いつつ、その子の活躍はまだまだ先になりそうです。

来年の春もまた美しい姿がたくさん見られるといいですね。

おやすみなさい。良い夢を。

中世ゼミ 京都旅行

こんにちは、ゆりかです。

30日から今日まで中世ゼミの3年生で、京都旅行に行ってきました。

大きく前半京都市内と、後半ユニバーサルを回りました。

着物のかさねの研究が有名な風俗博物館は、長期休暇はお休みだったので、行けませんでした。

他にも、遠方だったりと、泣く泣く諦めた住吉神社などもありました。

3泊4日の旅で、充実した旅といえるでしょう。とはいえ、何を書けばいいのか全然浮かびません。京都は…誰か書くでしょう。たぶん。

個人的には晴明神社に行けたことが嬉しかったです。レポートで晴明の子孫である土御門泰邦を扱ったので、陰陽頭や天文博士に通じる記述があると、テンションが上がりました。

土御門泰邦さんは京都から江戸まで、晴明の子孫として、各地に散らばる陰陽道の全国統一の許可を最初に将軍に提出した方で、京都から江戸までの東海道の旅を『東行話説』という旅日記を残しています。

『東行話説』では、道中の名物を見ると、とにかく食べたいと言う泰邦のために、名物を買ってくる(パシられる)従者だが、わらび餅を買ってきた時は、「まずい!」と泰邦が吐いてしまった。その上、泰邦は「こんなまずいものは自分にも人にもあげるべきじゃない」という狂歌を詠んで、従者に捨ててきてもらいました。泰邦はまずくて口に合わない場合、残りを従者に食べさせることもあるそうです。泰邦は一応貴族なので、いじきたないと思われたら恥ずかしい、という理由で従者に買いにいかせます。

この話を聞いた時、従者は大変だなと思いました。けれども、泰邦さんは安倍晴明の子孫という由緒正しい血筋です(分かりやすく犬で例えたら、血統書付のラブラドールレトリバーを思い浮かべるとよいでしょう)。もちろん御抱えの陰陽師であり、天文博士として暦も作っています。お偉いさんでしょう!一見世離れして、固そうな性格を予想する人が毒舌グルメ旅なんて本を書いてることがさらに面白いんですよね。

その他、晴明神社には撫でると厄を払ってくれる桃のオブジェクト、触り心地がよい楠なども、ご利益のある御神体として祭られていました。

正直、今も旅行中なのですが、あまり実感が持てません。今も終始ぼーっとしています。30日の睡眠時間が1時間で新幹線に乗り遅れるのでは?!と、焦って走ったところまでは現実味がありました。寝て起きたらユニバーサルという状態ですから、夢みたいです。

先程までユニバーサルにいたので、怪盗キッド様の格好をしたゆかさんが強くフラッシュバックされます。来るところ来るところで、「キッドじゃないですか!?まあまあ、キッド様がお越しになるなんて…」と係員の人に声をかけられ、たくさん写真を取りました。白いマントとシルクハット、係員さんによると、まともに着た人はゆかさんが初めてだそうです。

石山寺に着きました。ひとしきり歩き回って観光した後、カフェで一休みしています。

では、写真は帰ってからpcで載せることにいたします。これから他の3人のブログも投稿されますので、読めば補足あり、笑いありで、旅行の全貌が理解できると思うので、ぜひ読んでみて下さい。

梅雨のまえぶれ

こんにちは!
今日は雨でしたね〜。しとしととザァザァの間くらいの雨でした。霧雨より豪雨より、これくらいの雨が好きです。なんか適度に洗い流してくれそうで気分もアガります!

さてさて、ついこの間も雨の日に楽しいことがありました!イプセンの「野鴨」という作品を文学座アトリエに観に行ったんです。

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文学座といえば新劇の中でも老舗!!って感じの劇団ですよねー!建物からしていい…!
木造建築のような内装で、沢山の観客が使ったためにテラテラと光っている靴箱とか…
ちなみに今回は土足で入りました。今は使われてないんでしょうか…?

「野鴨」は金持ちの息子が自分の正義を振りかざし、周りの人間に干渉しまくった結果どうなるか…。という話です。

正義って、人を幸せにする、いい方向に向かわせるモノだと私は信じていました。なんとなく…。

イプセンは「正しい=美しいモノ、素晴らしいコト」といった従来の考え方を演劇において打ち破った先駆者のような存在です。
人間の真実って必ずしも美しいだけではない。だけど、そこにも確かに幸せは存在する。

書かれてから何十年も経っているのに、この戯曲は人間の生活の本質が書かれている気がしました。いや、私に人間の生活の本質がわかっているかと言われるとそうとも言えないのですが…。

もう公演期間は終わっているんですが、戯曲は読めます!私も読みたい!

雨の日になんだかぴったりな作品でした。いやー、面白かったぁ!

それでは〜

ほたる

二度目のお花見シーズン!!

こんにちは〜。ほたるです。
明日から連休の人も多いんでしょうか…。もうすぐ5月ですね。春が来てからずいぶん経ちました!つつじの花もたくさん咲いてます!シーズン真っ盛り!

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つつじの花…。好きなんです。特に満開直前くらいだと植垣に花が密集しているように見えてとっても華やかでステキです!道沿いにたくさん植えてあるので、少し歩いただけで色々な種類を楽しむこともできますし。

特に夜道でつつじを見かけると、その華やかさが際立ってドギマギしてしまいます。
そんなつつじなんですが、こんなに好きなのはある本を読んでからなんです。
『エデンの東』
ご存知ですか?スタインベックという作家の長編小説です。傑作です。
この小説のラスト手前で若い男女がつつじ狩りに行くエピソードがあるんです。
2人はこのイベントを早くから企画していて、咲くのを今か今かと待ちます。つつじが咲いたという知らせを受けるとお互いに合図し合って学校を抜け出し、サンドウィッチを作ってT型フォードに飛び乗って!
つつじが咲き誇る川辺で二人は抱えていた負い目や素直な気持ちを吐露して互いに気持ちを確かめ合うんです。

う、美しい…美しいシーンなんですよ!ここ!

実はこの小説、アメリカを娼館に例えているようにも読み取れる問題作で、全編を通してほとんどが人間の醜さや姑息さ、正直であるが故の不幸を描いている作品です。ずっとそんな感じなんです…。
そんな中、こんな眩しいばかりのエピソードが挿入されてたら、そりゃあね!そりゃ!つつじっていい花だね〜ってなります!
ああぁぁ〜、私もつつじ狩り行きたーーい!!

ちなみにこの作品、聖書とも深い関わりがある作品なのでその辺りに興味のある方にもオススメです。すごい作品なのでぜひ!

は…!つつじの話をしていたら、書こうと思っていたこと書いてない…。
それはまた別の機会にします…(^◇^;)

それではまた!ほたるでした〜。