簡易分光器を作成して太陽のスペクトルを観察し、スペクトルからフラウンホーファー線を探しました。
フラウンホーファー線とは太陽光の連続スペクトル中に見られる多数の暗線のことです。ドイツの天文学者フラウンホーファーによって発見されました。
これは太陽の連続スペクトルの光のうち、特定の波長のものが太陽の外層および地球の大気中の原子・分子に吸収されることによっておきます。
下の図は太陽光を観察してスマートフォンのカメラで撮影した写真です。

拡大して見ると、図(a)の黄色い矢印が示す箇所にフラウンホーファー線が確認できます。また、ナトリウムランプを観察したときに現れたスペクトルを図(b) に示します。
図(a)と(b)でD線の部分を比べると、太陽ではフラウンホーファー線としてその部分が暗く見えています。これは太陽から放出された光が太陽の外層のガス体を 通過する時にナトリウムによって黄色の波長が吸収されることで現れます。