配色イメージ空間とパーソナルカラー
人はそれぞれ肌、髪の色が異なり、それぞれに似合う色、つまり個性=魅力を引き出してくれる色を身に付けることでより印象が良くなる。本研究では、顔、髪の色と上半身の服の色がどのような印象を与えるかを調べる。自分に似合う色が分かれば、相手に対してよい印象を与えるだろう。
実験は、ディスプレイ上に、髪、肌、洋服の配色の異なる人物画像を一枚ずつ提示し、被験者はその配色の印象を評価する。髪が2色(黒、茶)、肌が3色(ピンク、白、茶)、洋服が12色(赤、赤みの橙、黄みの橙、黄、黄緑、緑、青緑、緑みの青、青、青紫、紫、赤紫)である。評価項目は、醜い―美しい、若い―老けた、 派手―地味、上品―下品、調和―不調和の5項目で、非常に、やや、普通の5段階で評価する方法を採用した。比較のため、幾何学図形の同様な配色で実験を行った。被験者は大学生、14名である。
評価データを主成分分析した結果、第一主成分として、美しい、醜い軸、第二主成分として、派手、地味軸が抽出された。茶髪・ピンク肌では、赤・紫系が美しい印象を与え、黒髪では、どの肌色も赤みの橙が若い、派手の印象を与えることが分かった。パーソナルカラーにおける色の調和に関して衣服の色相は重要であることが分かった。







