ORC

origin recognition complexの略。ORC1からORC6の6種のサブユニットからなるタンパク質複合体で、真核生物のDNA複製で働く複製開始タンパク質の1つ。複製開始点に結合し、複製開始に必要なCdc6、Cdt1、MCM2-7という複製開始タンパク質を複製開始点へリクルートする。1992年に出芽酵母ではじめて発見された。酵母をはじめ、ヒト、マウス、ハエ、カエル、シロイヌナズナなどの動物や植物など広く真核生物に存在する。私たちは、ヒトORCはグアニンに富む(G-richな)1本鎖DNAやRNAに好んで結合する性質があることを発見し、この性質と複製開始点にあるG-rich配列との関係を追求している。