1)糖質・脂質代謝に関する研究
近年、消化管から分泌されるホルモン(インクレチン)や消化酵素が、糖代謝や脂質代謝の観点から注目されています。 当研究室では、消化酵素のうち、唾液と膵臓のアミラーゼに着目し、その濃度や遺伝子多型(コピー数多型)がどのように糖代謝やエネルギー代謝に関係しているかを研究しています(学部生と大学院生の研究テーマ)。

唾液アミラーゼ遺伝子AMY1コピー数の大小で分けたところ、膵アミラーゼ活性には2群間に統計的な有意な差は見られませんでした。しかし、唾液アミラーゼ活性は、AMY1コピー数の大きい方が有意に高値でした。(AMY1コピー数の大きい群を農耕型予測、小さい方を狩猟型予測としています)。

2)大規模保健医療データに関する研究 ーナショナルデータベースを用いた生活習慣病の臨床疫学研究ー
関東1都6県の特定健診などの保健医療データ(構造化ビッグデータ)を厚生労働省から提供を受けて研究しています。肥満、痩せ、高血圧、脂質異常症、慢性腎臓病などの代表的な生活習慣病について様々な側面から解析しています。ビッグデータは、機械学習(人工知能)との相性が良いので、機械学習による10年後の予測などもしています(大学院生の研究テーマ)。 本研究に関しては、こちらで情報公開をしています。

