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日本で唯一、水中貯木が残っている名古屋の木場の見学を行いました。建築部材として使われる木材や、ピアノなどの楽器に使われるもの、様々な用途によって、樹種や乾燥方法が異なり、それぞれ木材の雰囲気が全く違いました。水中貯木している丸太の上を歩いたり、自分の背丈と同じくらいの丸太が積んであったり、、、。実際に、目で見て触って匂いを嗅いで、木の性質を肌で感じることができ、貴重な経験となりました。
[ 水中貯木 ] 水中貯木とは、水面に丸太を浮かせ、数ヶ月~数年間水中にて養生した後、引き上げ、自然乾燥を行う方法である。丸太が水に浸かって酸素に触れないため、 木材を劣化・腐朽せずに10 年、20 年と長期間保存することできる。また、水中養生を長い年月することで、木材の強度が上がるのではないかと考えられている。
[ 土場貯木 ] 土場貯木では、丸太を自然乾燥させている。水中貯木と違って、雨風や虫の影響を受けるため、腐食が早い。しかし土場は、時間がかかるものの他の乾燥方法と比較し、材色や香りを保持することができ、人工乾燥で生じやすい内部割れや歪みが生じにくいとされる。そのため、家具や楽器に使用する木材は自然乾燥が行われる場合が多い。