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日本女子大学 数物情報科学科
長谷川研究室
About Hasegawa Lab.

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Mission and Values

本研究室は、生成AIと情報ネットワークを軸に、人が信頼して使い続けられる知的情報システムの実現を目指しています。システム工学・サービス情報学の視点から、技術を人や社会に本当に役立つ形にする研究に取り組んでいます。

Research Areas

主に次の要素を含む研究を行っています。

Artificial Intelligence & Quality

生成AIや機械学習などの最新AI技術の利活用に加え、それらを安心・安全に社会へ導入するための「人工知能の品質」の定量的評価・明確化・改善手法について研究します。

キーワード: 人工知能(AI)、生成AI、知的対話システム、AI品質制御、機械学習、大規模言語モデル、視覚言語モデル


Networking

人やモノ、AIエージェント、クラウド上の機能やビッグデータ、多様なサービスなどを自由に結びつけるためのネットワーク技術を考えます。

キーワード: インターネット、プロトコル、コンテンツ指向型ネットワーク、P2P、WEB3、ブロックチェーン、クラウドテクノロジー


Social Application & Smart Living

実際の社会にある問題を考え、AIやIoT、ビッグデータを活用した解決型アプリケーションの構築を目指します。ライフログや各種センシング技術の活用により、健康的で安全・持続可能な暮らし(Smart Living)や社会の実現に貢献します。

キーワード: 社会問題解決型、生成AI活用、IoT、スマートリビング、デジタルツイン、SDGs、防災・減災、見守りシステム、少子高齢化、etc.


最近の研究テーマ例

生成AI(LLM)における長期対話の品質維持と対話型メンタリング基盤

生成AIのひとつである大規模言語モデル(LLM:Large Language Model)により、豊富な知識をもつAIから、自然な対話を通じて情報を得られるようになりました。しかし、LLMは対話が長期にわたると、「対話の品質が劣化する」という技術的問題が存在します。社会のあらゆる場面で活用し続けるためには、この問題の解決が不可欠です。

当研究室では、対話履歴や学習ログを高度に構造化・管理することで、LLMを制御し、どれだけ会話が続いて長期間になっても品質を落とさず、安心して長く対話を続けられる次世代AIシステムの実現を目指しています。

【卒業研究、大学院研究の例】

  • サイバーセキュリティ教育支援のための仮想メンターシステム
  • RAGを用いた対話履歴の選択的参照による長期対話品質の向上
  • LLM-as-a-Judgeを用いたAIメンタリング対話の定量評価手法


LLMメンタリングシステム
RAGを用いたLLMメンタリング基盤の構成

災害時避難所運営支援システム

災害時において避難所は被災者の拠り所であり、減災のための重要な役割を担っている。しかし、災害直後から不慣れな中で活動を開始し、コミュニティを築きながら効率的に運用していくことは非常に困難です。これをITの面からサポートし、スムーズで快適なQoLの高い避難所をめざすことをテーマに研究しています。

特に、日本女子大学(目白キャンパス)は、文京区から妊産婦・乳児専門の避難所である『妊産婦・乳児救護所』となることが指定されています。ここでは、通常の避難所とは異なる情報の管理、流通が求められると考えられます。避難者、スタッフ、関係組織がスムーズで間違いなく活動していくことをAI、自然言語処理、クラウドサービスを連携させてモバイルアプリケーションとして実現させます。


【卒業研究、大学院研究の例】

  • 妊産婦・乳児救護所における情報伝達支援機能の研究
  • 妊産婦・乳児救護所における自然言語分析を用いた意見分析法
  • 妊産婦・乳児救護所における顔認識を利用した避難者識別法


参考リンク
文京区 避難所・緊急避難場所 妊産婦・乳児救護所


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災害時避難所支援システム

ライフログ活用によるスマートリビングシステムの開発と応用

スマートフォン、IoT、ウエアラブルデバイスが普及し、生活にかかわるデータを簡単に記録できるようになりました。また、SNSで写真や思い出をシェアして楽しんだりする機会も増えています。これらのライフログを活用することで、自分の生活をもっと快適で豊かにするアプリケーションを開発することができます。また、適切に情報処理して必要な人と共有することで、他の人との他者との関係や社会貢献にもつながる可能性があります。本研究では、ライフログの収集法、機械学習やAIによるデータ分析法、効率的な情報の流通方法、具体的なスマートリビングシステムの開発などについて実践的に研究します。


【卒業研究、大学院研究の例】

  • 機械学習を用いた服装コーディネイト支援システム
  • フレイル予防のためのライフログ活用システム
  • デジタル日記システムにおける自動アルバム生成法


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服装コーディネイト支援システム

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デジタル日記システム

IoTアーキテクチャに基づく遠隔見守りシステム

高齢者の一人暮らしおよび高齢者夫婦のみの世帯は年々増加し、『高齢者の独居問題』が深刻になっています。高齢者の独居は家族や社会から孤立する傾向があり、老衰や消費者トラブルなどの要因になることも心配されています。本研究では、高齢者のみの世帯となっても、ICTサービスによって家族や相談しやすい人たちと適当な距離感のふれ合いを継続できるようにすることで『予防的な見守り』を実現します。生活に溶け込む自然な見守りを実現するためにIoTのアーキテクチャを利用します。たとえば、スマートスピーカーと生成系AIによる会話を組み合わせたり、"鏡"をIoTデバイス化してスマートミラーとすることで離れた家族の近況を知らせたり、見守り者の様子を把握したりします。


【卒業研究、大学院研究の例】

  • スマートスピーカによる遠隔見守りのための行動履歴聞き取り法
  • スマートミラーによる世帯間リモートコミュニケーション法の研究
  • 広域児童引率支援システムのためのIoTデバイス間通信方式


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スマートスピーカによる行動履歴聞き取り

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スマートミラーによる世帯間リモートコミュニケーション

WEB3、ブロックチェーン技術による次世代コンテンツ流通法の研究

次世代のインターネットとして、ブロックチェーンやコンテンツ指向プロトコルが期待されています。ブロックチェーンはデジタル分散台帳技術とも呼ばれ、ネットワークに参加するコンピュータの間で分散してデータを管理することで、高信頼で透明性のある情報管理を可能とします。また、コンテンツ指向プロトコルは、ネットワーク上のコンテンツを直接指定することで情報を得られるようにする仕組みです。現在のインターネットは、IPアドレスとコンテンツの収容場所の対応関係で管理されているため、つねにコンテンツを管理するサーバなどの場所を意識した制御が必要です。これらのWEB3技術は、そのような管理を不要にし、負荷が集中せず、改ざんに強いなど多くのメリットをもっています。本研究では、WEB3技術に基づき、効率的で安心して使えるインターネットの実現をめざします。


【卒業研究、大学院研究の例】

  • コンテンツ指向型プロトコル "IPFS"による情報管理法の研究
  • ブロックチェーン技術に基づく災害時情報流通法の研究
  • スマートコントラクトによる災害時避難所の物資管理方式


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ブロックチェーン

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ブロックチェーンによる災害時情報流通

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