液晶は、1888年にオーストラリアの植物学者、F・ライニッツァーによって発見されました。
通常、物質の状態は「気体」・「液体」・「固体」の3つに大きく分けられます。この3つは、分子の並び方と密度によって区別されています。液晶は、この3つのうちの、「液体」と「固体(液晶)」の両方の性質を持つ物質を指します。つまり、分子の方向性は同じではあるが、3次元的な位置関係は無視されている状態になります。したがって、液晶状態は、液体の流動性と結晶の異方性の両方を兼ね備えている状態です。

以上より、液晶状態は、液晶の流動性と、結晶の異方性の両方の性質を兼ね備えている状態であることがわかります。
今回の液晶実験で作成したコレステリック相は、分子の配向ベクトルがある方を軸としてらせん構造を作成しています。この独特のらせん構造に光を入射させると、液晶のらせんピッチに近い波長の光を選択的に強く反射します。