Application

キートスモール
Kiitos Mole

<このアプリでできること>

・ゴミを拾い、拾ったゴミの情報を記録→ポイントが貯まる

・貯めたポイントでさまざまなクーポンと交換ができる

・ごみ拾いイベントを見つけ、簡単に申し込みができる など

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アイデアソン

ゴミの画像

私たちは左の写真から、今世界中で放置されたゴミが河川や水路を通して生態系に悪影響を及ぼしているというSDGsで問題となっている現状を連想し、この問題を解決できるサービスを考えました。

ここで着目した解決方法は「ゴミ拾い」です。ごみ拾いは生態系への悪影響を防ぐので、最も簡単なSDGs貢献であると言えます。SDGsの目標達成に貢献するために、海ごみゼロウィークやSUPOごみなど、さまざまなイベントやボランティア活動が行われています。 より多くの人が今あるごみ問題の現状に気づいて、ゴミ拾いイベント等への参加を促進するためのアプリを開発しました。

SDGsの画像

私たちのアプリのコンセプトは「楽しく環境問題への意識を変えよう!」です。
SDGsの目標である「11. 住み続けられるまちづくりを」をメインに「14. 海の豊かさを守ろう」、「15. 陸の豊かさも守ろう」にも貢献できることを目指したサービスを作成しました。

また、アプリ名はフィンランド語で「ありがとう」を意味する「Kiitos」、きれい好きな動物であるモグラを英語で「Mole」を組み合わせて「Kiitos Mole(キートスモウル)」という名前にしました。

このアプリのペルソナ(サービスのユーザー像)は山田一家に設定しました。

ペルソナの画像
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デザイン

デザインの画像

Adobe XDを使ってアプリ画面のデザインを作成しました。



工夫した点

・幅広い世代の人に親しみやすいよう、やわらかいフォントにした。

・きれいな街=自然と連想し、アプリ画面のベースカラーは緑にした。

・シンプルになりすぎないよう、このアプリのマスコットキャラクターを考えた。 →きれい好きな動物がいいと考え、モグラをモチーフにキャラクターイラストを考案 モグラのイラストはチームメンバーのH.K作。

・親子向けアプリなため、より子供に喜んでもらえるデザインにするよう心掛けた。

・ゲーム感覚でアプリを利用できるようにホーム画面にモグラのキャラクターを配置し、ごみを拾った分キャラクターが喜ぶ仕様にした。

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開発

時間に限りがあったので、コーディングはバックエンドとフロントエンドをそれぞれ2人で担当し、作成する機能を以下の4つに絞り開発していきました。

開発の画像

会員管理機能

未登録のユーザーは任意のIDとパスワードを入力して「新規登録してログイン」ボタンを押すことで、新規登録とログインを同時に行えるようにしました。

開発1の画像

開発の画像

ごみ拾い記録・保存機能

ごみ拾い記録・保存機能 次にごみの量を記録し、データストアに保存する処理を行えるようにしました。
開発2の画像

開発の画像

集計結果の表示機能

最後に今までの拾ったごみの量を集計し記録として表示させる機能を以下のようにコーディングしました。
開発3の画像

4.画面遷移
 メイン機能を利用するページとそれぞれへの画面遷移のためのフロントエンド処理も行いました。

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プレゼンテーション

最後にチームのアプリ案についてプレゼンテーションを行いました。ここではKiitos Moleの機能、システムについてご紹介します。

プレゼンテーションの画像

アプリの機能
このアプリの機能には全部で5種類の機能があります。

ごみを拾う

ゴミを拾い、拾ったゴミの情報を書き込むことで、モグラのキャラクターが喜びます。また、ポイントがたまります。

プレゼンテーションの画像

イベント

表示されるおすすめボランティアやカレンダーから、参加したいごみ拾いのイベントを見つけ、参加申し込みをすることができます。このアプリを通してイベントに参加することでもポイントをためることができます。

プレゼンテーションの画像

クーポン

ごみ拾いやイベント参加で得られたポイントはここからクーポンと交換することができます。クーポンの種類はレジャー施設などの入場割引券、お食事券、日用品の商品券など、親子にとって役に立つようなクーポンをそろえました。

プレゼンテーションの画像

記録・日記

今まで拾ったゴミの量や参加したイベント情報を確認することができたり、イベントに参加したなどの日記をつけることができます。

プレゼンテーションの画像

ランキング

他のユーザーの拾ったゴミの量が分かり、他のユーザーと競い合うことができます。

システム

イベントを主催する自治体は本アプリにボランティア求人広告や、利用料を提供していただきます。そしてユーザーが本アプリに参加登録をし、イベントに申し込みをすることで、イベント参加者を得ることができます。

ユーザーはイベントに参加したり、拾ったゴミを記録することによってポイントを貯めることができ、クーポンと引き換えをすることができます。このクーポンはこの取り組みに賛同していただいた企業に提供していただきます。

企業はクーポン利用による利用者を増やすことができます。さらに、間接的にSDGsに貢献するイベント主催者の活動に賛同したことになり、広告宣伝効果を得ることができます。

審査の結果、最優秀賞に選ばれました!