身近な色素で発電しよう! ~色素増感太陽電池の作成~

色素増感太陽電池の作成

~身近な色素を用いて発電する~

実験の概要

太陽光発電とは、太陽からの光エネルギーを電力に変える発電方式である。
色素増感太陽電池とは、特定の色素によって光エネルギーを増幅し、
電力として使えるように取り出す技術である。
今回、私たちは4種の色素を用いて色素増感太陽電池を作成し、
色素を変えるとどのように発電量が変わるのか検証した。

作成理由

再生可能エネルギー技術の発展に関心をもち、
特に自然由来の有機色素を利用して光エネルギーを電気に変換する、
色素増感太陽電池(DSSC)の原理に興味をもった。
DSSCは、光吸収によって励起された電子が半導体酸化物の伝導帯へと注入され、
分子スケールの電子遷移が電気エネルギーに変換される。
このような微視的な電子過程がマクロな発電現象につながる点に、
物理的な面白さを感じた。
私たちが日常生活の中で目にする植物からも抽出可能であり、
実験的な規模であれば、材料も市販で購入可能であるため、
その仕組みを自らの手で確かめたいと考えた。