はじめに
電子顕微鏡施設は、「実物を観る」という自然科学を重視した日本女子大学創立以来の理念を受け継ぎ、最先端の顕微鏡装置を備えた施設として1956年(昭和31年)に設置されました。現在では、電子顕微鏡5台と多数の周辺機器を備え、研究・教育を支える全学の共同利用施設として活用されています。
電子顕微鏡施設の役割
本施設では、電子顕微鏡および関連機器の維持・管理に加え、装置使用法の説明や技術指導、試料作製法の相談、観察・分析方法の提案など、研究者への幅広い支援を行っています。必要に応じて、試料作製から電子顕微鏡観察、元素分析などのデータ取得までを施設スタッフが担当し、得られた像や分析結果の読み取りも利用者とともに検討します。研究目的や試料に応じた方法を選択し、研究成果につながるデータ取得までを総合的にサポートしています。
また、大学の授業や実習にも協力し、学生が電子顕微鏡に触れながら学ぶ機会を提供しています。さらに、本学の附属校園との連携も大切にしています。児童・生徒の観察や実習、施設見学を受け入れ、大学の研究設備に触れる機会を提供することで、理科一貫教育やSTEAM教育にも貢献しています。