身体と衣服のサイズ適合性(フィット性)は、衣服の温熱特性・心理特性・運動特性・審美性などに密接に関係し、種々の環境と人体に適した衣服を提供する際の重要な資料となります。
この一連の研究は、着衣時の3次元形状計測を行い、着衣形状を空間波形として捉え、視覚特性化による評価法の開発や、ウエーブレット変換による局所の形状変化部位をも評価できる方法を開発しました。これらの研究は、従来アパレル産業で熟練者の技術に頼っていた複雑で、あいまいな作業を、誰にでも容易に客観的に評価できるようにした研究です。
この研究の一部は、1996年度日本繊維機械学会賞(論文賞)を受賞しました。

 

身体からの熱水分移動は、衣服の着心地研究で重要な問題です。発汗には、気温の高いときや運動をしたときに出る温熱性発汗と緊張したときの精神性発汗、さらに辛いものを食べたときに出る味覚性の発汗があります。
現在、研究室では発汗の計測装置を開発し、身体からの微量な発汗を計測することができるようになりました。温熱性発汗と精神性発汗が種々の刺激に対してどのように発汗挙動に影響するかを探っています。

 

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