衣環境学

経済の発展に伴い、生活者の意識は物の豊かさへの要求から心のゆとりを求める方向へ移行し、価値観が多様化している。衣服に対する要求も、従来の機能性重視から、さらに心地よさや使いやすさなどの快適性や健康という感性的な要求へと変化している。このような中で、衣服を人体−衣服−環境システムでとらえ、「着ていて心地よい」という衣服の着心地について、主として、温熱的な着心地について解説する。




衣環境学実験

快適性や安全性を評価する際に必要な人間感覚および生体情報の収集の仕方と解析方法について実験を通して学ぶ。




衣服科学演習

着心地に関する種々の文献を輪読し、あいまいな着心地を客観的に評価する方法や着心地を考慮したものづくりの考え方を学習する。また、産業用ものづくり技術現場と連携し、着心地を実現するための応用を学ぶ。




衣空間デザイン概説

衣服を着ることにより作られる衣空間は、人体の形状、動作、衣服材料、デザインなどによって様々に変化する。ここでは、「美しく快適な衣服」を実現するための衣空間デザインを学ぶ。 前半は衣服の審美性と機能性との関係を人間工学的,心理学的,社会科学的に考え,すべての人に快適な衣服デザインのあり方について概説する。 後半は人体を知り、環境を知り、衣服を知ることから、健康な人から障害持つ人を対象とし、地上から宇宙に至る環境に望ましい衣服デザインを考える。そして、衣服を手段として何が実現できるかを明らかにする。



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