小さい球を使った実験は共通して実際よりも小さい重力加速度の値が得られました。小さい球は運動エネルギーの値が小さいため、摩擦や空気抵抗でさらにエネルギーが減少し、加速度が小さくなってしまってるのではないかと考えられます。
一方、50mm球よりも40mm球のほうが正確な値が出ている実験が多かったことから、50mm球はサイズが大きく空気抵抗の値も大きくなってしまうため、40mm球と比べ重力加速度の測定には向いていないと考えられます。
チタン球と鉄球を比べた実験では、鉄球の方が正確な値を得ることができました。これは、単純に鉄球の方が重いためだと考えられます。
すべての実験を通して40mm球が最も正確な値を求めることができたので、40mm球が最もこの実験には適していると考えらました。
角度20°、距離1.0mの斜面、40mm球という条件が、重力加速度を求める上での最適条件だと言えます。
実験方法のページに添付したガリレオ博物館所蔵の斜面の複製と比べてみると、だいたい私たちの求めた最適条件と近い値で作成されているのではないかと推測できます。