人間社会学部現代社会学科4年生 北澤楓花(きたざわふうか)さん
JWU PR アンバサダーです!
「好き」に一途な学生をPRアンバサダーが深掘りし、魅力をお届けする新企画「JWU推し大生」
第3弾となる今回は、人間社会学部現代社会学科4年 北澤楓花(きたざわふうか)さんに、文学部史学科1年の本間と家政学部被服学科の遠藤がインタビューを行いました!
大学での学びや好きなものについて教えていただきました。
大学での幅広い学び
― 現代社会学科を選んだ理由は何ですか?
入学してから広く色々なことを学べるかなと思って選びました。もともとは経営について学びたいと思っていましたが、この学科に進学したことで、自分の研究内容を固めることができました。
― 現代社会学科で学んでいることや、学科の特色について教えてください。
実際に、かなり広い分野について学ぶことができました。
先生方の研究分野も広く、様々な内容の授業を受けています。例えば、私のゼミの先生である田中大介先生は、都市論について研究なさっています。私の研究内容に関連したものだと、文化人類学や民俗学についての授業も履修していました。広く学べたことで、進路をより明確にすることができました。
現代社会学科の特色は、先生と学生との距離の近さだと思います。話しやすい先生が多いため、授業のことや進路のことなど、悩んだ時にはたくさん相談に乗っていただきました。また、先生や授業の内容も個性的で、楽しい雰囲気で授業を受けることができます。
「地元愛」を研究に発展させる
― 現在研究している内容は何ですか?
地元の神社の例大祭と地域の人の気持ちについて研究しています。「どのように故郷のお祭りは続いていくのか」をテーマに卒業論文を執筆しました。人口減少や少子高齢化などの影響で、地元全体の活気がなくなっており、お祭りの継承も難しくなっています。そのような状況でも、なぜ地元の方々はお祭りを続けていこうと思っているのか、どうすれば今後も続けていくことができるのか。その疑問を、地元の方々の話を聞いて明らかにしたいと思い、研究をしています。
私自身もお祭りが好きで、無くなってほしくないと感じています。自分が研究することで、お祭りの継承に貢献出来たらと思っています。また、現在は新型コロナウイルスの影響もあり、お祭りも変化の時を迎えています。その変化を捉えるためにも、お祭りを研究対象にしました。
― 地元のことを大切に想っているのですね。
そうですね。地元までは片道3~4時間ほどかかるのですが、月一で帰省するほど、とにかく地元が好きです。
― 地元のお祭りには、よく参加しているのですか?
物心がついた頃には参加していました。お祭りに大きく関わっている町に生まれたので、参加するのが当たり前なほど、生活の中にお祭りの存在がありました。小学生の頃には、調べ学習などでお祭りや地域を対象にした調査をしていましたね。
私の地元のお祭りは、「舞台」と呼ばれる山車と、全国的に珍しい、子どもが射手となる「子ども流鏑馬」の二つが見どころです。舞台は組み立て式で、今年は初めて組み立てから解体まで行いました。また、中学生の頃から笛の練習もしていて、今回は舞台の中で演奏するお囃子にも初めて参加しました。
舞台や流鏑馬を出すことを断念する町もあった中で、自分の町では両方出すことができたこと、そして準備から主体的に携われたことが嬉しかったです。
― 自分にとって馴染み深いお祭りが、研究のテーマにもなったということですね!
自分が育ってきた環境だからこそ、フィールドワークをする上で大切な人脈も築くことができました。もともと人と関わることが得意で、自分が研究する上での強みでもあると思っています。そして、自分もお祭りに参加してきたからこそ、自分の意見を持った上で地元の人の声を聞くことができる。この研究は、私にしかできない研究だと思っています。
大学院への進学
― 大学院への進学が決まっているということでしたが、なぜ進学する道を選んだのですか?
進学するかを迷っていたことと、自分の中でまだやり残した部分があるということが大学院への進学の決め手でした。何か形にしたいという想いもあり、迷っているまま就職するよりもやりたいことを追求したいと考えました。大学院を選択する際には、田中先生をはじめ学部・学科の先生に相談に乗ってもらい、先生からの紹介で大学院を選びました。大学院進学を考えている人はやはり、積極的に先生と話すことが重要だと思います。
― 大学院でも現在なさっているような研究をしていくのですか?
そうですね。今の研究内容を更に発展させていきたいです。観光に関連づけて研究していきたいと考えています。
― 大学、大学院での学びをどのように故郷での活動にいかそうと考えていますか?
いずれは地元に戻り、地元のためになることをしたいと思っています。自分の知識や経験で、地元を元気づけたいです。
大学へのイメージをお聞きしました!
― 北澤さんの大学の好きなところは何ですか?
取り巻く環境が好きです。施設が綺麗で過ごしやすいですし、キャンパスの立地も気に入っています。また、先生が優しいというところも好きな点です!
―入学後の大学に対する印象の変化について教えてください。
先生への印象が変わりました。現代社会学科の先生たちはとても優しく、先生同士の仲が良いということも印象的です。先生と学生の距離もとても近く、サークル作りも先生が協力してくださいました。また、大学院進学を考えた際も先生が協力してくださり、自分の進むべき道を先生が一緒に考えてくださいました。
― ありがとうございました!
<番外編>
―北澤さんの趣味やサークル活動についてお聞きしたいです。
フットサルのサークルに入っています。趣味で社交ダンスもやっています。
―フットサルはいつからされているのですか?
小中でサッカー、中学2、3年でバスケットボール、高校ではバレーボール部のマネージャーをやっていました。
―色々なことに興味をもたれているのですね!
そうですね。最近では野球観戦にハマっています。
―上京して一人暮らしをしているとお聞きしました。一人暮らしの生活について教えていただきたいです。
最初の二年間は学生マンションに住んでいて、今は一人暮らしをしています。一人暮らしだからこそ、人との繋がりが大切だと思っていて、様々な人と関わるようにしています。例えば、先日は好きなバンドのファン同士で一緒に映画を見に行きました。学生マンション時代の友人の存在も支えになっています。
―たくさんの人と関わっているのですね!
そうですね。私は人と仲良くなることが得意なので、それが自分の強みになっていると感じています。
―最後に、後輩へメッセージをお願いします。
恐れずに人と話すことが大事だと思います。人に救われる部分が大きいため、コミュニケーションをとることが、自分の支えになります。やりたいことをできる時間は限られているので、やりたいことを、できるうちにやることが大切だと思います!
【編集後記】
今回のインタビューを通し、北澤さんの地元愛の強さに感銘を受けるともに、その人間性に強い憧れを抱きました。北澤さんのコミュニケーション力の高さや夢に対する姿勢を倣いたいと思いました。(本間)
友達や先生のお話をされる北澤さんの表情が楽しそうで、人との関わりをとても大切にしていることが伝わってきました。好きなものへの一途な姿勢、人との関わり方など、挙げ出すときりがないほどたくさんの推しポイントを発見できました。(遠藤)