



(1) 学習・教育目標の設定と公開
住居学科は、本学創設以来の女子教育の伝統と、生活に根ざして実践的な学問を形成した家政学を基礎としつつ、人びとの生活の場を対象にして教育・研究を行ってきました。教育理念としては、男も女も、子供から高齢者まで、障害があったとしても、安全で、かつ健康的で、美しい生活の場を、「住まい手」自らの立場で考え、創造する能力を育成することにあります。
個人、家族、さらにコミュニティとしての生活環境についは、人文・自然・社会科学といった多角的な視座から取り上げる必要があり、しかも、身の回りのインテリアから建築、近隣や地域環境に及ぶ分野は、環境改善への取り組みが常に求められています。技術的・工学的な知識を含めて、総合的・実践的な考え方を身につけることが重要であり、住居学の専門性を通じて、幅広く貢献、活躍できる人材の養成こそが学習・教育の目標です。そのため、本住居学科は、知識の習得のみならず、工学部の建築学科に準じた実習、実験による専門的な訓練を重視していることに特色があります。
したがって、JABEEプログラムにおける本学科の学習・教育目標は、技術者養成の観点から、(A)~(H)の事項を設定しました。
(2) 公開方法の説明及び学生への周知の時期
毎年カリキュラムと授業内容の見直しを行っています。2専攻化にともない、専攻ごとの特徴が明確になるよう、カリキュラム改善を行いました。今後とも、住環境における社会的な問題に対しては積極的に科目構成を改善する用意があります。さらに個別の授業については、授業評価アンケートの結果を解析し、授業内容の見直しや要望の反映につとめています。
また、卒業生の就職先の企業からの要望にも速やかに対応してゆくことが必要です。そのための情報収集として、2002年度と2007年度に住居学科の卒業生が所属する企業へのアンケート調査を実施しました。卒業生の意見を参考にするため、卒業生アンケートも実施しました。企業・卒業生からは、多数の意見が寄せられました。その解析をもとに、社会的要求に応えるカリキュラムをつくることをめざして、授業内容の見直しを行っています。
(3)学生の要望や社会の要求に対する配慮
- 授業評価アンケート
これまで学生の要望への対応は、教員ごと、あるいは授業ごとに個別に検討されてきましたが、設問を統一した授業評価アンケートによって学生の総意の把握が可能となり、学生のニーズに応えられる授業を行うことが可能となります。住居学科では、学生による授業評価アンケートを2001年度後期から開始しました。教員に学生の意思が伝わるので意義があり、今後とも継続的に実施してゆく予定です。これらのアンケートにより、学生の要望をつねに把握し、要望を反映するべく授業改善を行っています。また、毎年学科教員による「研究授業」を行い、授業の内容や教育目的を全教員で検討しています。 - カリキュラムの見直しと社会的要求への配慮
これまで学生の要望への対応は、教員ごと、あるいは授業ごとに個別に検討されてきましたが、設問を統一した授業評価アンケートによって学生の総意の把握が可能となり、学生のニーズに応えられる授業を行うことが可能となります。住居学科では、学生による授業評価アンケートを2001年度後期から開始しました。教員に学生の意思が伝わるので意義があり、今後とも継続的に実施してゆく予定です。これらのアンケートにより、学生の要望をつねに把握し、要望を反映するべく授業改善を行っています。 専門の全科目に対して、学生の授業やカリキュラムに対する要望について学科で検討し、その結果を学生に向けて回答しています。また、倫理に関する授業を行い、専門家としての倫理教育を行っています。
2006年度からは学生参画による教育改善プロジェクトがスタートしました。3年間をかけて行っています。


学生により編集・発行された授業に関する冊子
- 学生対応のためのシステム
従来から行っていましたが、2003年度からはオフィスアワー制度を発足させ、随時、学生の問い合わせや相談、個別指導を行っています。各学年にアドバイザーが選定されており、学年に応じてさまざまなアドバイスを行っています。 その他学生支援のための仕組みを検討しています。 - 教育・研究設備の整備
設計や、製図の分野でコンピュータ利用が一般化しつつあります。本学科でもCAD教育が実施されてきており、そのためのコンピュータ設備については、毎年、充実を図る方向で整備してきました。2002年度には製図台とCAD設備を全面的に更新し、最新鋭の設備・マシンが導入されました。CADソフトも充実されています。そのほかにも卒業論文や卒業制作のための専用パソコンルームが用意されています。コンピュータの応用範囲は、基礎的な2次元製図から、ヴィジュアルな3次元の表現まで、多彩に広がっています。なお、一方では、製図の入門は製図板の上で、手で描くべきだという考えもあります。本学科では、まず製図の基礎は手で描くように指導しており、線による表現性や人体に対応する寸法感覚を養うようにしています。その後、さまざまな表現方法を学びます。 コンピュータデザインの授業も増設されCADを使いこなすための教育がなされています。2004年度には樟渓館に製図室を移転し、スタジオと名前を変えました。 - 将来構想や教育改善のためのシステムづくり
本学科内には、学科の将来構想や現状の改善を検討する委員会として「教員会議」が設けられ、常勤・非常勤を含めた全員が協議する「カリキュラム打合会」など複数の委員会が、定期的に開催されています。2001年度より「教育改善会議」が設けられ、すでに100回を超える会議が開かれています。この会議は、住居学科の教授・准教授・専任講師・助教・助手の専任スタッフ14名によって構成されています。そのさらに2002年度からは学外の専門家・適任者を加えて、「教育プログラム点検会議」を発足させ、審議を重ねてきました。企業や学外の専門委員からいろいろな意見が出されています。これらを中心に、学生や社会の要望に応えつつ、さまざまな活動を継続しています。
JABEE認定までのあゆみ
JABEE認定までの取り組みや、活動をまとめました。(PDFでご覧いただけます)
