読み聞かせの様子
児童文化特論の授業では、『絵本は赤ちゃんから』『絵本のしくみを考える』など、その期ごとに絵本を様々な角度から考察し、書店ではなかなかお目にかからない“レア”な絵本と出会い、それぞれのテーマを持って、週に1回、近くの公立保育園にお邪魔させていただき、読み聞かせを行っています。
読み聞かせの記録から―
初日だったので、こちらの問いかけに良い反応が返ってくるのか不安だったが、最初からその心配は無用だった。すべてのページにおいて「まるが何になるのか」の問いかけに何人もの子が即座に答えを返してくれた。「あおむし」を「へび」と答えたところはちょっと難しいところだったかなという気はするが、「へび」に見えなくもない。みんなちゃんと考えて答えてくれる。1歳児でも十分絵本を読み聞かせできる!と実感できた。
4冊の絵本を通して感じたことは、?知っている”ということはこんなにもテンポよく読み進めることができ、一体感を味わうことができるのだということ。1歳児のゆったりとした時間もいいが、3歳児の勢いの感じられる時間も捨てがたい・・・
「1冊の絵本を読みあうことにより、その時読みあう二人の間でどのようなことで笑いと驚きが生まれ、悲しみあるいは幸せの感情に包まれたかを反芻し味わう(中略)たった一度しか流れない赤ちゃんの時間」-*1 を保育園の子どもたちと共有できたことを本当に幸せに思っています。
引用文献:(1) 佐々木弘子2006 絵本は赤ちゃんからー母子の読み合いが開く世界 新曜社
(文責:児童学専攻修士2年次 Y.N.)
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