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ワークショップの様子

2011年2月27日(日)シンガポール在住の韓国絵本作家スージー・リー(Suzy Lee)を招き、同氏による講演会とワークショップを開催しました。これは日本女子大学2010年度特別重点化資金の国際化事業の一端として、石井准教授を中心とした児童学科の研究グループ(助教今田由香、非常勤助手甲斐聖子)による韓国絵本の収集と、その研究の中で生まれた企画の一つが実現したものです。

韓国の絵本は表現に伸びやかさがあり、多くの作家が様々な手法を臆せず取り入れる大胆さと柔軟さを持っています。近年世界の絵本展で多くの韓国人絵本作家が入賞を果たしており、スージー・リー(Suzy Lee)も、新進気鋭の絵本作家としてその独特な世界観が注目され始めています。

午前中に開催された講演会では『なみ』『かがみ』『かげ』の三部作と初作『不思議の国のアリス』を中心に「スージー・リー自作を語る」というタイトルのもと、絵本創作の秘密を語ってくれました。

めくることで物語が進行していく絵本の構造的な特性と、時間軸との関係、そして絵本の中心線(のど)を境界として、現実とファンタジーの世界が交差しながら、展開していく彼女の絵本作りは私たち読者に絵本研究の新たな視点と可能性と感じさせます。

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午後にはワークショップが行われ、子どもを含む25名が絵本の境界線を意識した絵本作りに奮闘しました。ワークショップの終盤には、完成した作品の発表と解説の時間が設けられ、互いの作品に自由な感想を言い合い、大きな盛り上がりを見せました。講演会・ワークショップとも本学の院生・学部生をはじめ、他大学の学生、絵本学会会員、また一般の方々など多くの参加者に恵まれ、絵本作家と束の間の交流を楽しみました。