栄養学科

  1. 栄養学科

学科長メッセージ

学びの特徴

栄養学科の進路イメージ図

カリキュラム(抜粋)

1年次:基礎調理学実習

【授業内容】
 食品素材の基本的な扱い方や食味体験、日本・西洋・中国料理の様式、調理操作と熱管理、食器と食具、食卓構成、道具や設備などに関する専門知識を習得できます。給食経営管理にも通じる調理工程の計画と時間管理、安全・衛生管理などの実際を総合的に学ぶことができます。包丁の使い方について実技テストがあります(きゅうりの小口切り、リンゴの皮むき)。

【受講生のコメント】
 入学してすぐマイ包丁を購入して受講したのが印象的です。調理が未経験だった学生も履修後は基本的な調理操作ができるようになりました!日本女子大学伝統の献立もあり、班員と協力して作った料理は毎週の楽しみでした。

1年次:解剖学実験

【授業内容】
 解剖生理学、臨床医学、基礎栄養学などを理解するうえで必須となる人体の解剖学的知識の習得を目的とした実験です。人体の正常構造と機能と関連付けて肉眼レベルの形態や光学顕微鏡レベルの組織構造などの重要事項について学修します。 人体の骨格模型や全身の臓器模型の肉眼的観察、ヒトの臓器に大きさや構造が似ていることで知られるブタの心臓、肺、喉頭、食道、胃、小腸、肝臓、膵臓、腎臓の肉眼解剖を行った後、光学顕微鏡を個別に使用できる環境の整備されたオープンリサーチセンターにおいて、ヒトおよびラット、マウスの各臓器の正常組織と腫瘍組織の観察などを行います。これらの実験を通して、管理栄養士として必要な人体の正常構造と機能に関する知識を深めます。

【受講生のコメント】
 座学で学んだ内容について実験を通してより理解をすることができ、ブタの臓器の解剖や顕微鏡観察をしたことが印象的です。ヒト骨格標本を通してテキストだけではわからない骨の構造・位置関係を学び、実際の臓器の様子を観察したり、顕微鏡で詳しい構造を観察して詳しく学ぶことができます。

2年次:応用栄養学実習

【授業内容】
 厚生労働省が策定する日本人の食事摂取基準の考え方を応用し、各ライフステージ(成人期、妊娠・授乳期、乳児期、成長期、高齢期)の栄養アセスメントの実施方法と各期の栄養素等適正量を充たす献立を作成できるようになります。自分たちで考えた献立を実際に調理して試食し、主観的あるいは客観的に評価し、各ライフステージにおける栄養状態や心身機能の特徴に応じた栄養ケア・マネジメントの方法について学ぶことができます。

【受講生のコメント】
 座学で学んだ内容について、実際に自分たちで献立作成、調理、試食、評価をすることで理解を深めることができます。班ごとに作成する献立が異なるので、自分たちが思いつかなかった工夫をほかの班から学ぶことができ、献立の引き出しを増やすことができます。

3年次:給食経営管理実習

【授業内容】
 特定多数人を対象とした栄養・食事管理や、それらを安全・衛生に配慮して、生産・提供するための実習を行います。 具体的には、大量調理(100 食)とサービスを通して、給食のマネジメントについて理解を深めることを目的としています。 さらに、実習後には事業所、学校や保育所での臨地実習Ⅰでの学びに繋げます。

【受講生のコメント】
 班ごとに決められたテーマから、予算や栄養素量を満たす給食献立を計画し、自分たちで100人分以上を調理するため、これまで学んだ内容を実践することができます。人員配置や動線を工夫して、限られた人員、設備を最大限に活用するためにどうするか、試行錯誤をして提供を終えたときの達成感はすごいです!
班ごとに異なる給食を食べることができるのも楽しいです。

3年次:臨床栄養学実習

【授業内容】
 栄養療法を主として治療を行う疾病の代表的な病態について、栄養アセスメントに基づいた栄養ケア計画の立て方を理解することができます。栄養ケア計画の 1 つとして、1 日の献立を作成し、実際に調理 ・試食を通して評価を行います 。

【受講生のコメント】
 栄養ケア計画を座学で学んだ内容を踏まえて自分たちで作成するので、試験対策としての暗記ではなく理解を深めることができます。班ごとに対象疾患の献立作成・調理・試食を行うため、それぞれの班がどのような点に注意して献立を作成したかの発表を受け、栄養ケア計画の工夫を共有しながら学ぶことができます。

3年次:栄養教育論実習

【授業内容】
 1~3年次での学修内容を実践的に展開する方法を学ぶことができます。
 臨床栄養指導の実施頻度が高い糖尿病、脂質異常症など生活習慣病の病態に対する栄養教育を効果的に実施することができる力を養うために、集団栄養教育計画の立案と実施の準備を通して、限られた条件で最大効果が得られる教育を行うための資源の利用法を学ぶことができます。
 学生間で教育者(教室で教える人)と学習者(疾病を有し教育を受ける人)のロールプレイを行い、教室の実施を通して、栄養教育計画の評価について学びます。

【受講生のコメント】
 これまで学内で学んだことだけでなく、疾病を有する人やその家族にむけた教育内容を計画するのはとても難しく、班員で話し合いを繰り返し、知恵を出し合ったのが印象的です。正しく教育するために 、疾病の機序・病態・治療法の理解を深めることができ、管理栄養士国家試験に向けた対策にもつながりました。

3~4年次:臨地実習

【授業内容】
 管理栄養士が実際に勤務する、給食施設・病院・保健所でそれぞれ実習を行います。現場で管理栄養士が担う業務について学び、管理栄養士に必要な知識・技能・ 態度を習得することができます。

【受講生のコメント】
 給食施設では給食経営管理論の領域、病院では臨床栄養学の領域、保健所では公衆栄養学の領域について、管理栄養士として勤務する先生方の姿から学ぶことができます。それぞれ学内での実習を終えてから臨地実習先での実習となり、学内で学んだことをより実践的に身につけることができます。実習後はそれぞれ実習先で学んだことをまとめた報告会を行うため、自分と異なる実習先での実施内容も学ぶことができます。

栄養学科カリキュラム

カリキュラム・ツリー、開講科目一覧、科目ナンバリング

学科教育科目

在校生の声

仁田 陽菜

4年 千葉県/流通経済大学付属柏高等学校出身

 私は食べることが大好きなのですが、世の中には病気で食べたいものが食べられない人がいることを知り、そういう人の食事をサポートする管理栄養士になりたいと考え、栄養学科を志望しました。
 本学科では、調理の技術や栄養の知識だけでなく、食品の特徴や衛生管理など食に関するさまざまなことが学べます。中でも「臨床栄養学実践演習」では、実践を通して臨床現場のリアルにふれ、将来の自分の姿をイメージすることができました。授業では、提示された症例に対して臨床検査値からの病態把握、医師から提示された栄養処方の根拠、食事に関する情報から医師に伝えるべき内容を調べ、その症例に適した献立例を作成して発表します。
 担当教員の松井貞子先生(写真)や、医師と管理栄養士の先生方からのフィードバックを通して現場での考え方や栄養指導の仕方を知り、実際のケアでは栄養面だけでなく個人の嗜好や生活環境なども考慮する必要があることを学びました。こうした本学科で学んだ知識や経験を生かし、将来は相手に寄り添う管理栄養士になりたいと考えています。