藤井 恵子
教授 (博士(農学)・管理栄養士・中学校・高等学校教諭一種免許(家庭科))
研究室の主要テーマ
1)<安心で安定した食の提供を目指して>真空調理法を用いた高齢者用食品の開発
2)<健康志向型の食生活を目指して>雑穀の利用法に関する研究
3)<資源循環型の食生活を目指して>米粉を利用したアレルギー対応食品の開発

●担当・経歴
担当
日本女子大学大学院 人間生活学研究科(博士課程)、
家政学研究科 食物・栄養学専攻(修士課程)担当
経歴
日本女子大学 家政学部 食物学科 食物学専攻卒業、
家政学研究科 修士課程修了。
日本女子大学 家政学部 食物学科 助手、
山形大学 教育学部 専任講師、助教授、
日本女子大学 家政学部 食物学科 専任講師、准教授を経て現職。
●研究室の主要テーマ
1)<安心で安定した食の提供を目指して>真空調理法を用いた高齢者用食品の開発
加齢に伴い嚥下機能の低下した高齢者に楽しく食べてもらえる食品を真空調理を用いて開発し、その際の物性設計指針を確立することを目的としています。
2)<健康志向型の食生活を目指して>雑穀の利用法に関する研究
日本人に不足しがちな食物繊維やビタミン、ミネラルを豊富に含み、栄養価値の付加が期待できる雑穀を用いて、災害食の開発を行っています。
3)<資源循環型の食生活を目指して>米粉を利用したアレルギー対応食品の開発
米の消費拡大、食料自給率の増加を目指して、従来小麦粉を用いて作るパンやケーキを三大アレルギ―原因食物を用いることなく、米粉から作る技術を開発することを目的としています。

●担当授業科目と授業内容の概要
調理科学:おいしさに関与する要因及び調理操作によって生じる食品素材の変化について、物理的、化学的観点から学びます。
食品製造学:食品の機能性、加工に伴う食品成分の変化、容器包装、表示など生産から流通に至るまでに関わる重要な理論を学びます。
フードデザイン論:食品開発の実態をふまえ、科学的視点からおいしさに関与する要因について考えます。
調理科学実験:食品の物性の測定方法、調味料の添加が食品物性に及ぼす影響、官能評価の実践を学びます。
調理科学応用実験:ほうれんそう、スポンジケーキ、うどん等身近な食品の調理操作による色、物性、嗜好等の変化を学びます。
学生へのメッセージ
調理科学研究室では、自然界から得られた様々な食品素材を、加工し人間が食するまでを研究対象としています。調理に関わる自然現象を探求するという立場から、現代社会が抱える3つの課題、即ち、高齢社会への対応と健康寿命延伸、環境問題の負荷低減を目指し、新しい食品加工技術の開発、新しい食品素材の開発をテーマに研究を行っています。調理科学の立場から「未知のことを明らかにする」あるいは「不可能を可能にする」活動を続けていきたいと思っています。「調理に関わる自然現象を探求する」という個性的な活動を共にすることを通じて、教科書の内容が単なる知識ではなく、先人たちの「個性」の遺産であることを実感してもらえればと思っています。
~ From Farm To Table ~
“ 世のため人のために身近なことからはじめませんか?”
