佐藤 憲子
教授(博士(医学)・医師)
研究室の主要テーマ
1)世代継承される疾患リスクに関する研究
2)細胞外小胞の積み荷(内容物)組成に及ぼす栄養刺激の影響に関する研究
3)栄養プロファイリング手法を用いた食事の質の改善方法の開発

●担当・経歴
担当
日本女子大学大学院 人間生活学研究科(博士課程)、
家政学研究科 食物・栄養学専攻(修士課程)担当
経歴
東京大学 医学部 医学科卒業。
東京大学大学院 医学系研究科 博士課程修了。
日本学術振興会 特別研究員(PD)、東京大学医科学研究所 助手、
東京都臨床医学総合研究所 主席研究員、
東京医科歯科大学 難治疾患研究所 准教授を経て現職。
●研究室の主要テーマ
1)世代継承される疾患リスクに関する研究
若い世代の人々の食生活を含む生活環境や遺伝要因が、その世代及び次世代の将来の疾患リスクにどのように影響を及ぼすのかを明らかにし、疾患予防に役立てる。
2)細胞外小胞の積み荷(内容物)組成に及ぼす栄養刺激の影響に関する研究
細胞外小胞に含まれるRNAやペプチドの種類が栄養条件によってどのように変化するのかを明らかにし、栄養機能の新たな理解に役立てる。
3)栄養プロファイリング手法を用いた食事の質の改善方法の開発
複数の栄養素のプロファイリングをもとに食品をランクづけし、低スコア食品を高スコア食品で置き換えて食事の質を改善する有効な方法を確立することを目指している。

●担当授業科目と授業内容の概要
生化学:ヒトの細胞および組織の生化学の基礎となる糖質、脂質、タンパク質などの生体分子の構造、機能、代謝調節を中心に学びます。また、遺伝子の構造と機能を中心に分子生物学の基礎を学びます。ヒト疾患とゲノムとの関係についても学びます。
基礎栄養学I・II:各栄養素の機能及び、生体内における消化・吸収、代謝、利用のされ方について学びます。
栄養生化学実験:生化学及び基礎栄養学で学んだ栄養素の化学的性質や特徴について、実験により理解を深めます。
学生へのメッセージ
食物・栄養のスペシャリストとして巣立っていく皆さんは、今後、人々の健康を守り向上させていくという重要な役割を担うことでしょう。その際、私たちの研究室の研究テーマと関連して、出生前や幼少期の環境が将来の健康に関係するというDevelopmental Origin of Health and Disease(DOHaD)という考え方も重要になるでしょう。栄養と将来の疾患との関係を、自身の身近な問題として捉え、関連する医科学分野の知識を色々と学び、研究に参加してみませんか。
