中島 啓
教授(博士(医学)・医師)
研究室の主要テーマ
1)糖質・脂質代謝に関する研究
2)大規模保健医療データに関する研究

●担当・経歴
担当
日本女子大学大学院 人間生活学研究科(博士課程)、
家政学研究科 食物・栄養学専攻(修士課程)担当
経歴
防衛医科大学校 医学科卒業。
防衛医科大学校 医学研究科修了。
神奈川県立保健福祉大学副研究科長・教授を経て現職。
●研究室の主要テーマ
1)糖質・脂質代謝に関する研究
近年、消化管から分泌されるホルモン(インクレチン)や消化酵素が、糖代謝や脂質代謝の観点から注目されています。私の研究室では、消化酵素のうち、唾液と膵臓のアミラーゼに着目し、その濃度や遺伝子多型(コピー数多型)がどのように糖代謝やエネルギー代謝に関係しているかを研究しています(学部生と大学院生の研究テーマ)。

2)大規模保健医療データに関する研究
関東1都6県の特定健診などの保健医療データ(構造化ビッグデータ)を厚生労働省から提供を受けて研究しています。肥満、痩せ、高血圧、脂質異常症、慢性腎臓病などの代表的な生活習慣病について様々な側面から解析しています。ビッグデータは、機械学習(人工知能)との相性が良いので、機械学習による10年後の予測などもしています(大学院生の研究テーマ) 。

●担当授業科目と授業内容の概要
臨床医学概論:食物と栄養に関係する疾患や、医学の基礎を学びます。
臨床医学各論Ⅰ・臨床医学各論Ⅱ:臨床現場でよくみられる疾病の診断、治療を学びます。
臨床栄養学Ⅲ・臨床栄養学Ⅳ:臨床現場でよくみられる疾病の栄養管理を学びます。
学生へのメッセージ
私たちの体は、摂取した栄養素を使って人体を作り上げ、また活動するためのエネルギーも作り出しています。そのためには、食物中の栄養素を消化・吸収し、代謝・排泄する必要があります。しかし、糖尿病、脂質異常症、高血圧症、腎臓病などでは、これらのことがうまく行われません。卒業研究では、これらに関するデータを測定・収集し、関連文献をよく調べ、とくに食事や栄養素の観点から因果関係を考え、最終的に結論を出します。
将来、臨床現場で働く人もそうでない人も、このような思考過程やリサーチマインドを身に着けて、医療や栄養に関する問題の解決に役立ててください。
