望遠鏡
望遠鏡の歴史
1608年、オランダのリッペルハイが望遠鏡を発明したと言われている。
リッペルハイが生み出した望遠鏡は、凸レンズと凹レンズを一枚ずつ組み合わせたものだった。
この発明を聞きつけ、ガリレオ・ガリレイが望遠鏡を自作し、天体観測を始めたとされている。
こうして発明された望遠鏡が宇宙に対する人間の視野を拡大し、多くの功績を残した。
現在では、宇宙を観測する「天体望遠鏡」だけでなく、
地上で遠くを見るのに使用する「地上望遠鏡」など、細かく分類すると様々な種類の望遠鏡がある。
実は、スポーツ観戦やバードウォッチングなどで使用されている「双眼鏡」も地上望遠鏡の仲間である。
ガリレオ式望遠鏡
最初の望遠鏡として生み出された凸レンズと凹レンズを一枚ずつ組み合わせた望遠鏡の方式を「ガリレオ式」または「オランダ式」望遠鏡という。

<出典>鳥取市役所 「天文セミナー 第139回「望遠鏡物語(1)」「望遠鏡物語(2)」」
https://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1425107882625/html/common/54f66b0d076.htm
前方の凸レンズと後方の凹レンズの焦点位置を、後方凸レンズの後ろ側に合わせることで、像を見ることができる。
ガリレオ式望遠鏡は、観察する像が正立像となり、地上のものを観察するのに適した望遠鏡となる。
望遠鏡が作られた頃は、天体望遠鏡として使用されていたが、視野が狭く、倍率も高くないため、現在は天体望遠鏡としては使用されていない。
このガリレオ式が現在使われているのは、観劇用として使用されているオペラグラスなどである。
ケプラー式望遠鏡
「ケプラー式」望遠鏡は凸レンズを2枚使った望遠鏡である。

<出典>鳥取市役所 「天文セミナー 第139回「望遠鏡物語(1)」「望遠鏡物語(2)」」
https://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1425107882625/html/common/54f66b0d076.htm
前方の凸レンズの焦点距離と後方の凸レンズの焦点距離を足した距離だけ離してレンズを配置する。
ケプラー式望遠鏡は、ガリレオ式望遠鏡とは違い、観察する像が上下逆の倒立像になっている。
途中で、プリズムを入れ像を正立にすることもできるが、微弱な星の光を観察できるようにするため、
あえてプリズムはいれずに倒立像のままにしている。
ケプラー式望遠鏡は、倍率を高くすることができ、視野も広いというメリットがある。
現在もケプラー式望遠鏡は広く使用されている。