先月の話にはなりますが、皆様二十九日の名月はご覧になりましたか?
私は授業の後、上賀茂さんまで走って、賀茂観月祭にて月と星と演奏を楽しみました。私が上賀茂さんに行くとかなりの確率で雨が降り出すので今回も折り畳み傘を持っていきましたが、この日ばかりはすっきりと晴れてくれて、綺麗なお月様を観ることができました。
神楽から始まり、和太鼓、ヴァイオリンの合奏、琵琶の演奏、インド音楽とインドの楽器を使った演奏、和楽器の演奏を設置されたベンチに座りながら楽しみ、演奏終了後は亀屋良永さんのお月見団子とにごり酒をいただいて。月見といえば、家のベランダでゆったりと月を見上げながら、手元では家族と月見団子の争奪戦を繰り広げるイベントでしたので、公共の場で大勢の知らない人と月を観るのは初めてでしたが、これもまた良いものだと思いました。

十月一日は大覚寺さんの大沢池に行って月をみました。嵯峨天皇が貴族の方や文化人を招いて、舟を浮かべ、大沢池にて水面に映る月を楽しまれたことが始めだそうで、今は日本三大名月鑑賞地とも言われております。今回参加したのは龍頭鷁首舟に乗って、嵯峨天皇の気持ちを体験しよう!という催しです。完全予約制ですが、当日にキャンセル待ちすることもできます。私はその日、嵐山に夕方まで用があったので、ここまで来たなら直ぐに帰るのではなくて、湖心に月を浮かべてから帰ろう!と思って行きました。
前日と違って曇天。ちょいちょい顔は出すけれど、私が舟に乗っていた時間は全く観れず。池に浮かんでいるのは藻、藻、藻。しかし、舟に乗りながら法要に参列するというのは初めてでしたのでとても不思議な体験をさせていただきました。後々考えてみれば結構畏れ多い催しですね、月はまだ見上げるに限ります。

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単位互換の関係で、短時間に市内のさまざまな場所へ行かないといけなくなったので市内バスの定期券を購入しました。混んではいますが、移動が非常に楽です。夏に買うべきだったと少し後悔をしています。中書島まで行けるので、地下鉄を使う頻度が減って、金銭的にも嬉しいです。
その定期券の期限が三月の終わりで、京都を去るまで六か月切っていることを改めて実感いたしました。今は足元に秋が来ているぐらいで、まだ半袖ですが、これから寒くなるにつれて、京都を去ることについて寂しさを感じてくるんだろうなと思っています。残り期間を悔いなく楽しみたいです。

今はまだ木の先が少しだけ変化し始めたかなという程度で人も少ないので、本格的に紅葉する、11月末あたりはいったいどれくらいの人が京都へやってくるのか今からドキドキしています。人が少ない曜日と時間帯を狙って、私も秋の京都を満喫しつくしたいです。