新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!
2020年度のブログ部部長を務めたむーと申します。
春から、ひいては明日から新生活を始める人というくくりで見ると、新入生の皆さんも卒業生もおんなじ。そう思うとなんだか不思議に思えてしまいます。
2月の終わりから3月の現在にかけて「#春から本女」「#春からjwu」でツイートされる方が沢山いらっしゃって、それをお見掛けするたびに、この時期は交わらない2つの学年の交点のようだと感じて来ました。
新入生のみなさん、お会いすることはきっと叶いませんが、もしあなたがこうしてブログを読んでくださっていたならばとても嬉しいです。
思えば、昨年の4月にも私は似たようなことを言っていました。
当時の新1年生さんへ、新4年生だった私はブログで「学校ですれ違うことがあっても、きっと私たちはお互いを認知できない」と言いました。まだ1年を通してオンライン授業になるとは夢にも思っておらず、後期になれば全学部の対面授業が叶うだろうと信じて疑わなかった時期のことです。結局は認識し合うどころか、学校ですれ違うことすら出来なかった。けれど、その後に続けた言葉は今も変わらず思い続けています。「この文章をここまで読んでくださった方がどのくらいいるかは分からないけれど、私たちはブログを通して繋がっている」。
……なんて、こんなどこの誰ともわからない人間と繋がっても、と思われることと思います。本当にそう……
少し話は変わりますが、先日付属中学校から通して10年通った日本女子大学を卒業し、明日から新社会人として社会に出る身でありながらも、あんまり「寂しい」という気持ちはありません。卒業式でも泣きませんでした。あっ嘘、映像で流れた校歌にうるっときました。
けれど、同じゼミに所属した戦友、サークルで出会った多種多様であたたかな人々、中高大と共にした親友、そしてブログ部の同期、先輩、後輩。「日本女子大学に通う大学生」という立場ではなくなることでぷつりと切れてしまいそうな縁についても微塵も寂しさを感じないのは、無意識のうちにでも、縁が途切れないことを半ば傲慢に確信しているからだと思います。
コロナ禍をどう生きるか。それを探る上で私たちは、距離は遠くとも繋がることは出来るのだということを知りました。ZOOMやスカイプ、LINE通話を用いたオンライン上での会話は、想像以上に相手を身近に感じるもので。通話をつなげてゲームをしたり、オンライン飲み会に興じてみたり(私はお酒が苦手なので終始サイダーでした)、ESや卒論の作業通話に何時間でも付き合ってもらったり、付き合ったり。そんなことをしていると、久しぶりに対面で会ったときでも全然久しぶりな感じがしないのです。
会わなくても会えるんだ。そう思った瞬間から、きっと私は「さようなら」が怖くなくなったんだろうと思います。
友人の中には仕事や進学の関係で既に違う土地へ旅立った人も、まだ配属は決まっていないけれど全国転勤の可能性があり、これから遠く離れてしまうかもしれない人もいます。
それでも、文明の利器があればいつだってコミュニケーションが取れる!と私は楽観的です。楽観的過ぎて逆に不安になってきました、いいのかな、これで……。
立場が離れて疎遠になってしまうことはあり得るかもしれない。それでも、SNSやブログのような媒体を通して、お互い健康であればいつでも繋がることがきっとできる。
この確信は、自宅から出ることも出来なかった昨年の4月から現在に至るまで、ずっと私を支えてくれました。
そうそう、現1年生さん―新2年生さんのお1人とブログ部がきっかけで出会い、親しくなりました。一度も学校ですれ違ったことのない私達ですが、とても嬉しく思っています。
オンライン授業が主だった1年生の内はご実家暮らしでしたが、春から上京されるとのことで、お互い生活が落ち着いたらコロナに気を付けつつご飯でも、と話しています。この約束が、私はとても嬉しくて。
出会いが2つあるのは何だか不思議ですね。いつか来るその日がとても楽しみです。
さてもさても読者のみなさん、こうして読みにくいだろうにブログを読んで下さって、私と出会ってくださって、本当にありがとうございました。
あなたの人生に幸多からんことを、見ず知らずの人間ではありますが心の底から願っております。
どうかお元気で!
それではこの辺で。お相手はむーでした♡(愛を込めて!)