カレンダー

 あけましておめでとうございます!今年もどうぞよろしくお願いいたします。
冬休みらしい空気もそろそろ薄れ、社会人のみなさまは明日から仕事という方もいらっしゃると思いますが、どのような年末年始をお過ごしでしたか。冬休みなど皆無といった方もいらっしゃるかもしれません。私は今日が新年初アルバイトでした。
 私の今年の冬休みはかなり「冬休み」っぽい期間になりました。昨年はこの時期卒業論文に、一昨年は演習の授業の作業に追われ必死にキーボードを叩いていたんですが、今年は特に何もなく、体調を崩すこともなく、祖父母宅に帰省したり旧友と会ったりなどのんびり過ごせました。その前もアルバイトに励んでいたためここまでゆっくりできた年末年始はなんだかんだ久しぶりかもしれません。

 さて、新年が始まりましたが、みなさん手帳って使われますか。今はスマートフォンに便利な機能やアプリが多くて昔ほど紙の手帳が必須でもないのだろうなと思います。私も実際普段はスマートフォンのカレンダー機能を使っています。2023年以前は手帳を持っていなかったのですが、実習や就活に伴いなかなかスマートフォンを出せない場所で予定を確認したいことが増えるかなと思い昨年から使いはじめました。年明けとともに今年の手帳に切り替える際2024年のものを見返していたのですが、それ用に買ったため実習に関するメモや就活関連のメモも多くある中、卒論の構成メモや思いついたアイディアの書き溜めみたいなものもたくさん書いていました。卒論のメモはスマートフォンにもたくさんあり思いついた時に逐一留めておいていましたが、私の場合こういう書き溜めたものを整理しまとめていくには紙の方が頭に入りやすいんですね。そんなわけで私が必死に生活していた様子が手帳に残っていました。今年の手帳は自分の好きな色を選んだので書き込んでいくのが楽しみです。また年末見返した時にいい年、いい手帳にできるようにがんばりたいですね。

 私が大学生としていられるのはもう3ヶ月弱、ブログの更新も残り数回です。限りある日々を大切に、そして新生活を逞しく生きていきたいなと思います。お仕事がある方、勉学に励む方、趣味を楽しむ方、皆々様にとってもどうか良い一年になりますように。では。

缶詰

 毎日寒いので鼻水と闘っています。これが寒暖差アレルギーってやつですか。
さて、12月に入ったということは、何があるかお分かりですね。そう、卒業論文の提出日がすぐそこまで迫っているというわけです。我々4年生は必死になって最終チェックをしているところでございます。頑張っております。

 そんなこんなで提出のため現在卒業論文を書いたり推敲したり参考文献リストの見直しをしたりなどしているんですが、こういうやらなきゃいけない作業がある時自宅で進められる方ですか。私は余程期限に追われていないとできないです。これ昔からそうで、高校生の時試験前には居残りをさせていただいてそこで試験勉強していました。大学受験の勉強とかもとにかく家じゃだらけてしまうので学校の図書室だとか、休日はファミレスだとか、そういうところで勉強していましたね。今も作業を進めなければいけない日は何も用がなくても大学に行って缶詰します。ここまで終わらなきゃ帰れないというラインを設定しておいてひたすら何時間もぶっ続けで作業するんですね。これを私は軟禁と呼んでいます。「進捗ヤバいから今日は軟禁してくる~」みたいな。でも実際これであらゆる物事を乗り切っているので作業環境を整えるって大事だなと。近代の作家が宿で缶詰して原稿書いたって話私としては分かるわ~と思っています。こういう人間なので毎日コツコツ少しずつ作業できる人を大尊敬しています。ダーっとまとめて片付けるスタイル、というよりはギリギリまで溜めてしまいがちなのでそうならざるを得ないというか、そんな感じで生きております。RealFaceすぎる。ただ私、万事がそうではないんですよ。私の所属ゼミは比較的早めに卒論を書くようあらゆる期限が設けられているのでちょうど一年前くらいは序章、一章を書いていまして。冬休み明けが提出期限だったので去年の私は年末年始家に引きこもり昼夜逆転しつつ執筆していました。家でだってやればできる!この時の私が頑張っていたから今の私が字数に頭抱えることも論の方向性に悩むこともなく仕上げの段階に入れているんですね~。早め早めの予定を立ててくださった教授とそれに沿ってちゃんと卒論を進めていた私に非常に感謝です。

 卒論って大学の勉強の集大成だなと取り組んでみて改めて思います。少なくとも私にとっては私の論は面白いものが書けている感覚なので良かったな。提出まであと少し。最後まで頑張ります。では。

あざらしのすゝめ 2

 今年の4月の更新であざらしについて延々と書いているだけの回があるんですが、なんと今回もあざらしです。
 我が家、あざらし狂が複数人おり、家の中で少なくとも一日に一回はあざらしの話が飛び交うような家族です。ちょっと前にオランダのあざらし幼稚園が流行ったじゃないですか。今年の流行語大賞にもノミネートされていました、あの子たち。あれが流行り出した時家の中から「いやもっと前から知ってたけどね」とか「あざらしのすばらしさに気が付くのが遅すぎる」とか聞こえてきました。だいぶ「狂」の人達、通称「アザラー」がいます。しかも複数。

 先週、はじめてマクセルアクアパーク品川に行ってきました。品川には、公営のしながわ水族館と品川駅やプリンスホテルからすぐのアクアパーク品川の二つの水族館がありまして。4月の回で書いたんですが、しな水には今年の2月に生れたばかりのあざらしのあかちゃんを見に行きました。アクアパーク品川には、うちのあざらし狂たちは年パスをもっているためちょくちょく行っているようで、あざらしの食餌の様子の動画とか芸の訓練の動画とか送ってくれるんですね。そう、品川にはゴマフアザラシがいる水族館が二つもあるんです。素晴らしい。そんな動画見てるうちになんなら勝手に顔見知りの気分になっていたような、とっても会いたかったあざらしがいまして、ついにこの間会って来たというわけです。
 アクアパーク品川には今二頭あざらしがいます。おじいちゃんで少し不器用なあざらしのデビットくんと賢く運動神経が良い女の子のゆうみちゃん。この二頭の給餌タイムが対照的でめちゃくちゃかわいいんです。ゆうみちゃんのジャンプしたり水の中で回転したりボール遊びをしたり、飼育員のお姉さんの言うことをなんでもよく聞いてすぐに芸ができるお利口な姿と、一方で動きがのんびりで激しい芸はやらず、不器用で水の中で「バイバイ」の動きをすると沈んでいってしまうデビットくんをこの目で見たくて見たくて……!もう本当に最高でした。動画よりかわいかったしゆうみちゃんに関しては感心の気持ちの方が強かったかも。この日に私も年パスを買い、おととい時間があったのでまた会いに行ってしまいました。おとといのゆうみちゃんは先週とは違った芸をしてて驚いてしまった。賢すぎる。平日の昼間で混んでいなかったので、ひとりで行ってなんか一時間半くらいあざらしの展示室の前に立ってた。時間が溶けますね。あざらしは目があまりよくなく、さらにデビットくんは年齢のために白内障っぽくなっていて余計に遠くははっきり見えないんだろうと思いますが、ガラスの前に立っていると何度も寄ってきてくれて目が合っている気分になりました。恐ろしいまでの神ファンサ……!ちなみにゆうみちゃんはクールなのでガラスの向こうの我々になどほどんど目をくれません。そこの違いもまたいいコンビだなと。かわいい。本当にかわいいのでぜひ時間がある時に行きましょう。あざらしの前では時間は溶けます。

 要約すればまあ、あざらしってかわいいよね~~~っていうだけの回でした。12月にも伊勢、鳥羽にあざらし見に行くんです。うお~楽しみ~~~!そこの水族館も行きたかったところ、会いたかったあざらしがいるところです。今絶賛「卒論、頑張らなきゃな……」期ですがあざらしを糧にキーボード叩きます。無事に提出するぞ~!
では。

あくタイプデッキが好きです

 スポーツや楽器なんかと同じで、ゲーム、特にアクション系は子どもの時に触れていたかどうかで大人になって新しいゲームを始めた時の上手さ、上達速度が変わるそうで。私はあまり触れてこなかった方の人間なのでゲームがかなり下手です。まあ継続して練習すればそれなりにはなるんでしょうけども。

 「ポケポケ」ってご存じですか。ポケモンカードがスマートフォンのアプリでリリースされまして。私のポケモンとの付き合いは主に小学生の時に見ていたアニポケくらいなんですが、すごくたまに兄がやっていたポケカの対戦相手になることもありました。1パックだけ一緒に剥かせてもらったような記憶もあるようなないような。っていうのが懐かしくて、あとはポケモンスリープを一年ちょっと続けていることもあり、アプリをダウンロードしてポケポケを始めたんですね。結果めちゃくちゃはまってしまった。ポケカ触ってたのは本当にわずかだったので対戦なんてできるのかなと思っていましたが意外とルールとか覚えてた。あとダメージ計算とかはアナログでやってた頃よりアプリの方がはるかに簡単でした。
 アプリ入れてチュートリアルやってた時に1パック剥いたらキラキラ加工のレアカード、exのウインディが出て、スマホアプリでやっているはずなのにexカードの匂いを思い出しました。当時私の中でキラカードって呼んでいたのですが、ああいうキラカード特有の匂いってなんかあるんですよ。鼻の奥にあれの匂いがして自分でもびっくりしました。子どもの時の記憶って意外と覚えているものだなと思いました。ポケポケで久しぶりにポケカに触れてリアルパックも剥きたくなっている人が増えているらしく、私もその一人です。
 かつて兄があまりルールの分からない私を相手にポケカをしていたように、カードゲームって対戦相手がいないと一人じゃなかなか続けにくいというのが難しい点かなと思うのですが、オンライン上でできるとめちゃくちゃ対戦しやすくていいなと思います。サーバーが分かれていないため様々な国の人と対戦できたりフレンドになれたりするんですね。で、これ面白いのがカードが中国語だったり英語だったりするんですよ。中国語だとポケモンの名前が漢字の当て字なんだな、とかこの技英語だとこういうんだ、とか、めちゃくちゃ面白いです。世界中でずっと愛され続けているポケモンってすごい。「ポケモン世代」が広すぎるだとか、赤緑世代が親で子どもと一緒にポケモンやってるだとか、そういう話を聞くたび長寿コンテンツなんだなと実感しますし、リアルポケカの世界大会が行われているのもすごいなと思う。あとそもそも電子のゲーム、アニメ、カードゲーム等「ポケモン」の範囲が広い。それもすごい。

 私はポケモンに関してかなりライト層を自負していますが、ひと更新分文章が書けるくらいにはなんとなく知っているんだなあと不思議な気持ちになっています。いやでも思い返してみてもアニメ見たり兄がDSでゲームやってるのを眺めたりしていた当時より多分今の方がポケスリもポケポケも当事者事なのでアツいな。まあポケモンってどんどん新しいモンスターたちが出てくるわけで、ブランクある分もうだいぶ追いつけてないですけれども。なにせジャンル自体が手広いもので全部を楽しめているわけではないけれども、自分なりにこれからものんびり楽しくポケモンとつきあっていきたいなと思いました。みんなもポケポケ、やろうぜ!では。

寒暖差

 10月も末になると、気温はともかく日が短くなってきたなあと思いますね。気温はともかく。
真夏日近いような日を挟みつつもなんとなく秋らしい陽気になってきた今日この頃ですが、皆さま元気にお過ごしでしょうか。私は「ギリ半袖で寝られるか?」という日があったり、「寒すぎる、白湯を飲んでから寝よう」という日があったり、すご~く翻弄されておりますがなんとか健康に生きています。

 先日、もうそんな季節かと思いながらインフルエンザの予防接種を受けてきました。薬があるとはいえインフルエンザ、かなり辛いですからね。まあどんなに気を付けていても予防接種受けてもかかるときはかかるというのは経験済みなんですけれども。あのワクチンって毎年中身が違うらしいじゃないですか、私インフルエンザは毎年予防接種を受けているんですが年によってすごく腫れる時とちょっとしか腫れない時があるので本当なんだなと。ええ、デフォルトで腫れます。幼少期からそうだったらしいです。あとは受ける側の体調なんかも関係するのかな。で、今年はどうだったかというと数年ぶりに結構腫れました。熱をもつ、赤くぽこっと直径10cmくらい腫れる、痛痒い、重い、みたいな感じですね。見た目に分かりやすく腫れるし打った方の腕を下にして眠れない。あと異様に眠かった。これは己の怠惰かも。そういえばコロナのワクチン打った時もこんなんだったな~と。私蚊に刺された時とかも腫れやすいので体質なんでしょうね。こんだけ腫れたら効いてくれるといいなと思います。

 この季節、乾燥してるんだかじめっとしてるんだかわからないなと思います。そしてこの季節私は喉がイガイガしがち。みんなそうなのかもしれないですね。喉がざらつく時、マスクしたりのど飴舐めたりすればいいんでしょうけども、特にのど飴なんかはすぐに舐められるものでもなく、代わりに水を飲むんですね。水を一日2L飲むと健康に良いと聞きますが私は多分そのくらい飲んでる、喉が強くないゆえに。あとは、紅茶も珈琲も大好きなんですがカフェインの摂りすぎを恐れ最近は冒頭で述べた通り寒いと白湯を飲む時もあります。昔子どもの時、白湯を好き好んで飲む人って何が良くて飲んでいるんだろう思ってましたが私の場合、暖をとるとか喉を潤すとか、普通に水分補給だな。美味しいかといわれると別に美味しくはない。でも多分健康にはいいんじゃないかな~と思うので、ぬるいお湯を飲むことに抵抗がない人間は一緒に白湯生活してみましょう。

 あらゆる人生の先輩方に散々、健康はお金じゃ買えないから体は大事にしなさいと教えをいただいてきました。こう、視力が悪くなったり膝を壊したりみたいな慢性的な体の不調もそうですし、風邪をひく、熱を出す、みたいな一時的な不調もそうですが、失ってから健康状態って素晴らしいなとつくづく思いますね。体調を崩しやすいこの季節、よく食べよく寝、元気に乗り越えていきましょう。では。

テクノロジー

 秋って季節、いつの間になくなったんですか?十年一昔なんて言いますがひと昔前はまだギリ秋ってあったと思うんですよ。8月末とか9月頭は夏に比べて朝晩なんか少し涼しい風が吹いて、秋を感じるなって思っていた気がするんですけれども。今年は9月に入っても基本はまだ半袖で過ごせますもんね。と思ったらやや肌寒い日もあって何着たらいいか分からない。クーラーのやめ時も分からない。風邪ひかないよう気をつけましょうね。

 向ける対象はなんでもいいんですが、皆さま、「推し」っていますか。私は推しって言葉があんまりしっくりこないので普段なかなか使わないんですが、まあそんなことは置いておいて。世間的に使われる、いわゆる推しが私にもいます。その方、歌を歌われる方で。今ってインターネットの普及の影響もあり音楽へのハードルが下がってきているじゃないですか。特にインターネットを介してなら「生歌」を「リアルタイム」で聴くことがかなり容易だと私は思っています。そんな中ですが私の応援している方、16年くらい活動してきて一度もライブをしたことがなくて。インターネット発の歌い手なんですが「歌枠」みたいな形で生歌を歌うこともほとんどなくて。しかし、ここにきて彼女がライブに出演すると。なんでも彼女、こんなに長く活動しているのに顔どころか姿を見せたことすらなくて。かなり謎に包まれた方ですがここ数年Live2Dや3Dアバターを用いて少しずつ姿を見せてくれるようになり、そして今回その3Dアバターでライブに出演することになったんですね。Live2D、3Dアバターを彼女が初めて使った時も衝撃的でしたが、ライブをするなんて、と界隈が一旦ひっくり返ってました。今でこそ例えばゲームキャラクターの3Dアバターライブ、Vtuber、MMD、VRChatなんかにもだんだん見慣れてきてそういうこともあるかと思えますが、彼女の活動してきた16年間、そして私が応援してきた9年ほどを考えると技術の発展ってすごいなと思う出来事でした。良い時代になったなと。こういう技術が出始めの頃、私も「初音ミクのライブってなにするんだろう、モニター見るの?じゃあパソコンで良くない?」とか思いましたが、この辺徐々に上手くリアルとバーチャルの融合がされてきているような気もしますね。最近は生バンド生演奏で歌うライブも多くその辺りからもリアリティを感じます。尤も私がバーチャルに対して肯定的な気持ちをもっているからであり、世間的に見たらまだまだなのかもしれませんが。でも近い未来、もっと境界が曖昧になっていくんだろうなと思いますよ。こういう話をしていると私は必ずサマーウォーズを思い出します。
 だいぶ話が逸れましたが、その彼女が出演したライブが14日にありました。結果から言って、本当に最高でした。あぁ、彼女は生歌も上手いし運動神経も良いんだと実感させられましたね。めちゃくちゃ良かった。余談ですがこの手のライブ、つまり3Dアバターを用いるライブは歌が別撮りだったりダンスはアクターがやってたりどちらも本人だけど全篇収録で生で行われているわけじゃなかったりなどすることもありますが、どうも本人の話を聞く限り全部生で行われたらしい。歴は長いとはいえ初めてのライブで割としっかり踊りながら全然音外さずに踊るのただただすごいなあと思いました。夢のような幻のような日でした。

 好きなものの話、久しぶりにした気がします。当たり障りじゃない根っこに近い部分の好きなものを誰かに話すの私は割と避けがちなんですが、昂ってたくさん書いちゃった。これもまたある程度の匿名性がこちら側にも読み手側にもあるからなんだろうなと思います。これはたまに書いてる気がしますが、第一私は私の書いたブログに読者がいないと思って書いてますからね。読み手を意識したらなにも書けないかも。顔を突き合わせての付き合いも大事だけど、インターネット越しの付き合いも程よく楽で有難いなと思う質だからこそバーチャルを受け入れやすかったのかもしれませんね。便利な技術には正しく乗って人生を豊かにしよう。では。

アーカイブ

 なんとなくこれを更新するにあたって昔のタイトルを見返してみたんですね。52個もありました。一回一回特に意識せず更新していましたが通算だとそんなに書いてたんだ。かなり驚きです。ちなみに私は本文を書き終わった後いつも感覚で題をつけるのでどの題の時になんの内容を書いたのか自分のことながらほぼ覚えていません。内容にリンクしたタイトルつけているならまだしも全然関係ないこととか適当なこと言ってる場合もまあまああるのでね。なんのこっちゃで開いてみて「あ~こんなんかいたかもな~」になってました。ひとつ例を挙げると、今年の更新なのに全く内容が思い出せなかった『辰年ってモチーフが難しい』という題がありました。なにこれ。今年の1月16日の更新で、ブログ書初めだったらしくあけましておめでとうございますから始まり己の冬休みの生活リズムと卒論執筆の苦しみを語っていました。読んで尚中身がない上に題と内容も乖離していて、なんだこれ。こういうよく分からないタイトルがごろごろ転がって52個積み上げられているようです。

 今唐突にオススメしたい動画のことを思い出したので唐突に紹介しますね。『「カチカチ山」とかいう和製サウスパーク、いつからヌルくなったのか』というタイトルの動画で。バーチャルYouTuber、いわゆるVtuberの月ノ美兎さんが投稿されたものなんですがざっくりと日本文学の分野の浅瀬に生きる人間としてかなり興味深かったです。正直めっっっちゃ面白かった。「カチカチ山」の”グロ”部分がいつから消えたのかを調査していく内容で、かなり本格的だったのが良かったです。国会図書館に足を運んだりオンラインで見られる資料を駆使したりしながら赤本から現在も売られている絵本まで読み話の筋を整理し推察し……と、我々からしたらわかる~の部分がかなり多くまた動画の結論も面白くそれでいて恐らく我々のような人間以外でも楽しめる動画で、超良かった。オススメです。本当に面白かったし頼むからそれで一本論文書いてくれ~と思った。

 唐突なオススメパートは終わって過去のブログをちょこちょこ読み直した話に戻るんですが、私は過去の文章ってこっぱずかしくて読めない方です。ただ気が向いた時にたまにこうやって昔の自分が書いた文章を読み返すこともあり。そうしているとわかるのが、私昔から文章のくせが全然変わらないなと。小学生の時に書いた文章とか日記とか、出てきて読んでてもこれ絶対書いたの私だろってわかるんですね。絶対自分じゃ気が付いていないくせもあるでしょうしね。ブログもずっと書いてきて毎回更新の型が決まってきている気がします。型があると更新しやすいんですよ。物事を長く続けるために「習慣化させる」タイプと「新しさを求める」タイプがいますが私は前者ですね。テンプレート、サイコー。
いつもこんな感じでだらだら喋って風呂敷を畳めず締め方わかんないな~になりがちなんですけれども、過去の私が強制的に締める挨拶を作っていたので今回も有難く型にはまっていこうと思います。では。

引退

 大学生、というよりは児童、生徒、学生でいる期間とも言い換えられるかもしれません、当たり前にそこに属しながら過ごしてきたその時間ってひとまずはもうすぐ終わるんだなあと思う夏でした。

 急に夏の総括を述べ始めたのはもうすぐ8月が終わるからという理由もあり、また私が大学4年生だからということもあり。去年も一昨年も8月のブログ更新の時っていつも部活の話をしがちなんですが、今年も例に漏れませんよ。私は硬式庭球部に所属していまして、8月は私たちが一番力を入れている試合があるんですね。なのでまあ今年も部活しかやってないみたいな夏だったんですけれども。そんな夏もこれでおしまいでして。なにせ一昨日部活を引退したので。全然実感ないですけどね。高校3年生の時はコロナの流行り始めで学校にも行けなかったし試合なんか当然なくて、なんとなくフェードアウトみたいな形でテニス部を引退したのでちゃんと区切りがあるのって中学生の夏ぶりでした。7年とか?時の流れ怖すぎる……。とっても真面目に、とは言えないかもしれませんが一応一生懸命部活に打ち込んできたので大学生活のうち部活が占める割合が大きいなあと引退してみて思います。1年生のうちなんか、まだコロナの影響が濃かったので授業は対面で全然なかったけど部活はあったので時間数で言えば教室で授業受けるのとテニスしてるのと同じくらいだったかも。思い返せば色々と世の中の変化が大きい4年間で、部活もずいぶんと影響を受けあれこれ対応を求められたような気もしますが、でも楽しかったな。運動が苦手な人間なので技術向上ができたかどうかは自信がないけども。部の運営側をやって色々社会を学ばせてもらったなとは思いますね。大変なことも悔しかったことも全部合わせて楽しかったです。
 夏の間、私誕生日を迎えまして。毎年大体合宿中に年を重ねるんですが、そうすると同期が祝ってくれるんですね。私自身は割と自分の誕生日に頓着がなく一人だったら何にもしないので若干の申し訳なさのようなものを感じつつも有難いなと思いました。それこそ学生として年取るの最後かもしれないし。いい仲間に会えて良かったな、嬉しいなとあたたかい気持ちになった日でした。普段ぼーっと生きがちなので色々気付かず取りこぼしているかもしれないけど、こうやって「終わり」を意識しているからじゃなくても当たり前になっていることにひとつひとつ感謝できる人間でありたいですね。

 ぼーっと生きている私でも、ほんの小さなことにも「終わり」を感じる今日この頃。ブログ部もまた同様だなと思います。まだあと半年はあるけれど、でももう半年しかない。楽しく完走できるよう頑張ります。では。

 大人になってから出す高熱、同じ体温でも子どもの時よりマジで辛すぎる、と大学生になってからちょくちょく思います。この間夏風邪を引き39度まで熱が出たんですが体が痛すぎて眠れやしない。熱出すと解熱鎮痛剤の偉大さを痛感させられますね。あと昔より長引く気がする。今年の私は特に体力の欠片もないので完全復帰までが長い長い。大人の言う「まだ本調子じゃなくて~」みたいな文言、小学生くらいまであんまりぴんときていませんでしたが、徐々に理解できるようになっていくのが人間か~なんて思ったりします。

 先日、トーハク、東京国立博物館に行ってきました。見たい展示があったとかこのイベントが興味あってとかではなく、近くに用があったため思い立って寄ってみただけではあるんですけれども。というのも「キャンパスメンバーズ」なるシステムがありまして、日本女子大がそれに加入しているため我々は学生証を見せると常設展は無料で見せていただけるんですね。ふとそれを思い出してじゃあ見てくるか~と立ち寄ったわけです。私はあの辺割とアクセスしやすくて昔からそこそこ馴染みのある地ではあるんですが、多分トーハクは初めて行った気がします。少なくとも自分でちゃんと色々を認識できるようになってからは。動物園とか科学博物館の方とか、あとは公園自体はそれなりに行く機会あったんですけどね。で、特にお目当てもないままふらっと入ってまず思ったのが「ウワー時をかける少女だー!」でした。これ人によってどの「時をかける少女」を想像するか異なるところではありますがここでは細田守監督のアニメ映画を指しています。この作品、原作の小説から各ドラマ、映画で味が結構違うのが面白いなと思います。私は子どもの時に金曜ロードショーで見たアニメ映画が入り口だったので原作読んだ時かなり衝撃を受けましたね。「なんだこれは、同じタイトルの違う本選んじゃったのかな」と。こう、原作のラストの何とも言えない不気味さ、不思議さ、冷たさに若干恐怖すら覚えました。でも私的にその原作のひんやり感に近いのが映画ではトーハクのシーンなんですよね。あのシーンってすごく静かで、無機質で、少し暗くて、夏の暑さを全く感じないじゃないですか。小学生の時の金曜日、ちょっと夜更かしが許されているくらいの時間、妹たちは寝ていて、家も静かで、みたいな状況で見ていたのも相まってですかね。あの冷たさを思い出して足を踏み入れた瞬間非現実感に浸りました。実際は主に海外からの観光客が多くて博物館の割にはそれなりにがやがやしていたんですけれども。まあでも私、夏に行く図書館とか美術館、博物館とか、静かで日の光が入ってこなくて涼しい場所が大好きなので混み具合はそんなに関係なく楽しかったしテンション上がりましたけどね。変体仮名で書かれた書物見て錆びついた記憶を取り戻そうとしてみたり、出来るはずのない写経の解読を試みたり、能の面を見て受けた講義の内容思い出したり、水墨画って無駄がなくて好きだなあと思ったり、こんな鎧着て武士は重くないのかなと思ったり、ぼんやりしながら色々眺めて帰りました。日本の歴史みたいな博物館だと日本文学科で教わったことがあれこれ思い出されて興味深いなと思いますね。楽しかったです。また行こ。

 私はそんなに芸術とか文化とか、詳しい方ではないけれど、た~~~まに博物館、美術館、科学館みたいなところに行くと無知ながらも知的好奇心がびったびたに満たされて楽しいなと思います。文章でも絵でも音楽でも何か生み出そうとするときにはこういった刺激を受けるのが一番だなと私は思っていますしね。あと本当に夏場の博物館、美術館、図書館なんかは最高です。映画館もいい。暑すぎて毎日溶けそうですが、涼しくて暗くてしかも楽しい場所、気が向いた時にはぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。私のような高尚の対岸に居る人間でもまず涼しいというだけで楽しめます。あと観光客が多いところはハードル高くなくていいなと思いました。静けさを求める方には向いていないかもしれないけども。マジでやることないな、の瞬間が来たら近くの博物館とか調べてみると面白いかもしれません。では。

Writing

 人生には「うお~~~何もやりたくね~~~~~」のタイミングってあるじゃないですか。最近暴力的と言っていいほどの暑さが続きうんざりしております。外出するのにかなり気合が必要なんですよね。真っ昼間に外歩くのとかってもはや誇張ではなく決死の覚悟だなと思っています。人類、水を持ち歩こう。なんなら塩飴とか塩分タブレットとかも持ち歩こう。日傘も持ち歩こう。頑張って夏を乗り切りましょうね。

 正直暑いを言い訳にしたら世の中の暑さに負けず生きている方々に顔向けできないレベルなんですが、本当に何をするにもやる気がでなくて。今人生でかなり「寝る」をやる時間が長い怠惰な生活を送っています。で、そんなことをしているためブログに書けるようなこともなくない?となるわけなんですね。まあこの私、書くことないなをネタに書くこともしゅっちゅうなので非常に慣れております。書くことないネタに走ることに躊躇がない。迷いなく舵を切れます。ただ、書くことないをネタにし続けてきた結果そんなにパターンもなく、そろそろジリ貧感は否めない。手札がだいぶ薄ーくなって、札というかもう厚さはティッシュくらいかもしれない。かき集めかき集め行数を稼いでいきます。小学生の頃の夏休みの日記みたいなね、しかも毎日ちゃんと書いてなくて後でまとめて書く時の。あの頑張って思い出しながら記憶の欠片を伸ばし伸ばし文字数をかさましする、それでもって小学生ならではのたどたどしくて同じ内容を何回もぐるぐる書いちゃうみたいな。今日の更新はそんな感じなので、まあ正味言ってしまえば内容なんてあるかないかくらいの雰囲気ですがこれを読む人間がいらっしゃるなら語感を楽しんでください。ほら、近代の作家とかも書くことがないことをネタに随筆のような文章書いたりするじゃないですか、それが許されるなら私も許されたい。
 私の感覚ではあるんですが、書くことがないよ~で本当に何も書けない人って日本文学科には少ないような気がしていて。当たり前と言えば当たり前ですが「日本文学科」で勉強したいと思う人間ってある程度日本語だとか文章だとかに強くて、「書くこと」をどうしようもなく苦手としている人はそもそもこの分野を選ばないのかなと思います。私は逆に数字とか英語とか運動とかには弱い。で、書くことを不得意としていない人間は書くことがないのになにかを書かなければいけない時、なんとなくなんとかするんですよ。でも私が数字や英語や運動を不得手としているように書くことを不得手としている人間もいて。私先日、反省文の書き方を教えたんですよ。色々ふわっと濁しますが、中学生に「反省文を書かなきゃいけないけど書くことがもうないからどうすればいいか」と聞かれて。まあこの場合は得意/不得意以前に書き方が分からないというところもあったんでしょうけれども、大学入ってからは書ける人間が多かったので「書けない」に久しぶりに遭遇したような気がします。言葉や内容を引き出しつつ書き方の枠の部分だけを教え、私の言ったことをそのまま書かないように、押し付けないように注意を払うのはなかなか難しかったです。文章としては正しくはないが、本人から出た言葉や文章はそのまま尊重して残すべきかなあ、みたいな塩梅って、難しすぎる。しかも高校の時の同級生の文章添削してた頃とはまた勝手が違いますからね。書けるようにサポートするのってこんなに難しかったっけと思いながら見守っていました。感覚でなんとなくできることがあなたの得意なことだよと教えてもらったことがあり、私は割とそれが文章にあたるんですが人によってそれぞれ異なるなあ、面白いなあと思います。その中学生が得意な運動は私はてんでダメですし。世の中色んな人間がいますね。

 そんなこんなで今回もまた感覚で書いてきましたが、そろそろもうネタ切れになってきているのでちゃんとネタを仕入れられるような生活を送らなければ……と反省しております。真面目な話私はもう少し人間生活を頑張った方が良い。ちゃんと生きます。次回への決意が出たところでだいぶ苦しいので終わらせていただきますね。では。