こんにちは、ゆきほです🍵
本日から2月ということで、私の大学生活も残り2ヶ月となりました。
人生最後の長期休みということで春休みをのんびり満喫するぞ~!と思って授業が終わってから1週間くらいのんびりしていたのですが、思いのほかやらないといけないことがたくさんあることに気づいてしまい、先週慌ててやることリストを作ってみました。
「1月中にやりたいこと」「バイト関係でやらないといけないこと」「大学関係でやらないといけないこと」に分けて作ってみたのに、1月中にやりたかったことが13個中2個しか終わっていないまま今日を迎えてしまい若干焦っています。
本日は、日本女子大学文学部の一般選抜試験日でした。恐らくこれを読んでいる方の中にも今日入試を受けられた方がいらっしゃるかと思います。
ニュース等でも言われているように、明日は関東でも雪が降るかも?とのことなので、今日入試だった方も明日以降入試の方も、暖かくして過ごしてくださいね!!みなさん本当にお疲れ様です!!
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12月の卒論締め切り直前くらいに「卒論が終わったら絶対に編み物をする」と友達に宣言していたのですが、有言実行で年末からかぎ針編みをしています。これは絶対ブログに書くぞ!と思って、敢えて友達の前では話題に出さないようにしていました。
インスタにかぎ針編みの動画が流れてきて『これかわいいな』と思ったこと、そして実は高校生の時にも私の中で編み物ブームが到来しており、その時に買った100均のかぎ針が確かペン立てに入っていたぞ……?と思い出したことによって編み物熱が再燃。さすがに卒論を書き終わるまでは我慢していましたが、終わった瞬間に毛糸を買って、今に至るまでちょっとずついろいろなものを編んでいます。
私は脳内が常に騒がしいタイプなので、考え事をしないで無になってひたすら手を動かすことができるところがすごく好きです。
そんな感じで年末年始も黙々と編み物を楽しんでいたところ、先月くらいからでしょうか。ネットとかで「若者の間で編み物ブーム!」という記事をよく見かけるようになり、同じ時期に100均の毛糸がみるみるうちに品薄になっていきました。
私「全てに半年遅れでハマる」タイプで、いつも音楽もアニメも全て流行の最前線から半年遅れくらいで「これめっちゃいいぞ!?!?」と騒ぎ出すのに、なぜか今回だけ流行の最先端に乗っかってしまったような感じになっていて、ちょっとだけ不服な顔をしています。私の方がネット記事より2週間くらい早いのに……
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これまでの人生の中で、趣味を「やらないといけないこと」にしてしまって、結果的にそれが嫌いになって離れてしまったということが何度かありました。
私にとってそれの最たるものが「絵」です。
小さい頃から絵を描くのが好きだったから美術部に入ったら、描く絵や締め切りが決められて、毎日決まった時間必ず絵と向き合うことになりました。
最初はもちろん「部活」を称して趣味を楽しめていたため、楽しかったです。
でもいつからか、趣味だったはずのことが「部活だから嫌々すること」に変わってしまいました。
周囲からは「美術部だし絵上手いんでしょ?」という目で見られるから、ちゃんと上手に描かないといけないと思ってしまう。嫌々絵を描きながら横を見たら自分よりも圧倒的に上手な、「天才」と言われるような同期もいる。
最後には顧問の贔屓のみが理由で部長に選ばれてしまい、部活を引退して以降はほとんど絵を描かなくなりました。
あんなに大好きだった「絵」が趣味ではなくなってしまったというのが本当に悲しくて、高校では美術部よりもさらに緩い文芸部に入り(部活には入らないつもりでしたが、帰宅部NG派の親と大揉めして渋々入りました)、結局そこでも「小説を書く」ということが嫌いになってしまったため、大学では部活・サークルの類に一切入りませんでした。
人の目を気にせず生きているはずなのに、人の目を気にしてしまう自分の存在が見え隠れしていることが嫌になった。人の目が気になる状態に付随する、絵を描くことも小説を書くことも嫌になってしまった。「この人こんなところ勉強してるんだ」「こういう本読むんだ」と思われているような気がして、いつしか学校や塾の自習室で勉強をすることも、図書館の閲覧席で本を読むこともできなくなった。
自分は我が道を気ままに歩けるタイプなのかと思っていましたが、実は人から影響を受けたり、人と自分を比べたりしやすいタイプなのだということに今になってようやく気がつきました。
「人の目を気にせず生きる」理想の自分と、「人の目が気になるけど、それはそれとして自分が好きなことはしている」現実の自分を切り離すことができたことで、自然と「人の目を気にする」ということと「自分が好きなこと」を別のものとして捉えることができるようになりました。今では図書館で集中して作業をすることもできるようになったし、ときどきは色鉛筆を取り出してお絵かきをすることもあります。
思えば日本文学科を選んだのも好きだったからですが、4年間課題に追いかけられた今も大学で学んだことはどれも全く嫌いになっていません。
ブログ部で毎月文章を書いていたけど、自分がブログに書いた文章は嫌いになっていない。卒論であんなに締め切りに追われながら向き合った『枕草子』のことも嫌いになっていない。バイトでも趣味に近い仕事をしたけど、それも嫌いになっていない。
この4年間「ずっと好きで居続けられたもの」がたくさんできて、それが本当に大きな自信になりました。この自信を得ることができたという点で、私は大学に入って、日本文学科に入ってよかったなと心の底から思っています。
最終回か?という感じですが、予定ではあと3回書かせていただきます。
ではまた。