こんにちは、ゆきほです🍵
昨日学校帰りに、最寄り駅のエスカレーターの目の前に停車するドアから降車したら、幼馴染に遭遇しました。多分同じこと考えて電車に乗ったんでしょうね、降りたら目の前に現れてびっくりしましたよ。
「今学期週何回学校行ってる?」と聞かれて「取りたい授業がばらけてて週4で行ってるの~」と答えたら、幼馴染は「待って、うちも週5で行ってる」とのこと。似た者同士なので19年も仲良くできているんだと思います。
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今回は「実際のところ女子校ってどんな感じ?」ということをテーマに書いていこうかなと思います。
このブログにいるということからも分かる通り、私は現在女子大に通う大学生です。
小中は共学、高大は女子校ですが、中学生の時にクラスメイトから志望校を聞かれて女子校の名前を答えたら、「……あ~、確かにゆきほちゃん女子校にいそう」というものすごく微妙なリアクションをされたことをよく覚えています。女子校は絶対に嫌派の人も中にはいますよね(というか私の周りは体感そっちの方が多かったです)
それって何でなのかな?と考えてみると、やっぱり「女性しかいない学校生活なんて想像がつかない!」という点が大きいと思います。想像がつかないからこそ広がっちゃうのが「女子校っていじめすごそう」みたいな偏見なんじゃないかな。
今回はそんな「女子校ってどんな感じなの?」という疑問を少しでも解消できればと思い、「なんで私は女子校に来たの?」というところから「9年共学、7年女子校に通ってみて私はこう思う!」というところまで書いていきます。
そしてこれは書くまでもない大前提となることですが、今回の記事は私はこうでしたよ、という話です。ここに書かれていることが全女子校出身者の総意というわけではありません。
「あくまで私はこんな感じで学校生活を送ってきたよ」というのが伝われば嬉しいです。
【私の通ってきた学校】
小学校・中学校→地元の公立小中学校
高校→女子校
大学→日本女子大学
【なんで女子校に行こうと思ったの?】
結論:全然覚えていないけど、小学校高学年のときには既に女子校に行きたいと思っていた
ここ重要なのに曖昧でごめんなさい!!!でも中学校に入学した時点で確実に女子高への進学を夢見ていました。
周りの大人に女子高出身の人が多いため、私が耳にしていた「高校生活の思い出」が女子高のものに偏っていたということは大きかったんじゃないかなと思います。女子校なんか楽しそう!!という、いい意味での先入観はもともと持っていました。
中学校生活の中で共学であるからゆえに起こったような(女子校では起こりえない)嫌な思いはたくさんしましたが、それが直接的に進学先に影響したかというとそうでもないと思います。もともと持っていた女子高進学への強い執念をさらに強固にした、くらいのものです。
「女子校出身」と言うとよく「男性が苦手なの?」と聞かれますが、私はそれが理由で女子高を選んだわけではありません(後半で詳しく書きます)
ちなみに中学受験して中学校から女子校に行くという選択肢が出てこなかったのは、地元の公立の中学校がとっても近所にあったため、当時小学生の私には遠くの中学校に行くことのメリットが分かっていなかったからです。毎日朝ドラを見てからのんびり学校に行っても余裕で間に合っていました。
【女子校に行ってみてどうだった?】
結論:ものすっっっごく楽しい!!!女子校来てよかった!!!
私には女子校がすごく合っていました。学校超楽しいし、居心地よすぎるし、高校も大学も大好きです。
高校生活があまりにも楽しすぎて、大学進学の時にも共学の大学は選択肢に現れませんでした。
みんなやたらと距離感が近いため誰かしらに腕にまとわりつかれたり膝に座られたりしていたことも、推しとのデートに来たという体で3泊4日間虚妄の中を生きた修学旅行も、磨き上げた先生のモノマネも、全部楽しい思い出です。この楽しさを味わうことができたのは出身高校だったからこそだな、と思っています。
大学生活を楽しんでいるのは、このブログを遡っていただければよく分かりますね。
ただ私は、その学校生活の楽しさの全てを「男性がいなかったから楽しかった」の一言では片づけたくはありません。
もちろん巷で言われているような「異性がいない環境で過ごすことで、恋愛以外の心の支えとか楽しみを見つけることができる」みたいなことも分かります。現に私や友人たちの多くは、超趣味に生きるおもしろい人生を歩んでいますし、今も恋愛とは縁遠い日々を送っています(ごめん)
でも愉快な友人たちの顔を1人1人思い浮かべてみたとき、同時にこんな考えも浮かんできました。
「いや、あのみんなが共学の学校に行っていたとして、果たして恋愛に明け暮れる日々を送っていたのかな?」(ほんとごめん)
結局、私が高校・大学に共通して言える最大のよかったポイントは、男性がいなかったことではなく友人に恵まれたことです。
私は女子校という環境を自分で選んで楽しみつくしていた(楽しみつくしている)、女子校が好きな友人たちのことが好きなので、彼女たちと出会うことができた場としての女子校も大好きです。
この友人たちの魅力には共学の学校で出会っていたら絶対に気が付くことができなかったはずなので、女子校来てよかったな~~~と心から思っています。
【男性は苦手?】
先ほども書いたとおり、私は男性が苦手だから女子高に進学したわけではないので、潜在的に苦手意識があるかと言われると多分ないです。でも接している人数は少ないため、得意かと聞かれると、そうではないです。
これは子どもと接することを苦手だと思っている人を想像してほしいのですが、その苦手意識の理由の大半は「あまり子どもと接した経験がないから」「子供と接することに慣れていないから」だと思います。
全く同じ理由で、私は生きてきた環境的に、女性と話す回数の方が男性と話す回数よりも圧倒的に多かったため、敢えて性別で比較するならば女性と話す方が得意ではあります。
ただ、そもそも私は人と話すこと自体が得意ではないため、性別関係なく人と話すときにはしどろもどろになるし、世間話もそんなにできないし、人と目を合わすこともあまりありません(全然堂々と言うことではありませんが)
初対面の人を相手にしたときにコンビニの店員さん相手くらいの会話なら頑張れますが、それ以上を頑張るのはちょっとキツいなということに関しては男女全く関係ないです。
逆に言えば、人と接することの苦手さが性別由来のものではないと知ることができた(男性と話すことが苦手だと思い込まずに済んだ)のは、私にとっての女子校に通ってよかったポイントだと思っています。
【結局女子校と共学どっちがいいの?】
私が比較できる最新の共学の学校は中学校になってしまいますが、中学生って多くの人にとって人生で一番尖っている時期だと思います。しかも良くない方向に。
私はその良くないところをたっぷり見てしまった中学校の同級生たちのことが今も正直好きではありませんが、もちろん私にも良くないところは山のようにありました。
そんな感じで、お互いに感性が尖っていて良くない面が山のようにあったときに接していた人たちと、ある程度成長して大人に近づいてから出会った人をそのまま比較するのってなかなか難しくないですか?
人との合う・合わないは男女問わずあるし、いい人と悪い人がいるのも男女変わりません。高校も大学も大好きですが、合わないと思った人はもちろん一定数います。
私の経験でどちらが好きかと言われたら、小中よりも高大が好きなので女子校の方が好きですが、それをどちらが良い・悪いの天秤にかけるのは違うよな~と思います。
……とか言いましたが、正直高校までの私だったら絶対に「女子校の方がいい!!!」と言っていました。だって中学校本当に嫌だったんだもん!!!
年齢的な成長もありますが、「性別ってあんまり関係なくて、人っていい人であろうと悪い人であろうと、男性であろうと女性であろうと結局みんな人なんだよな」という境地に辿り着くことができた今だから思うことです。
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本当はもうちょっといろいろ書きたかったけど、全然書き終わりませんでした。何かいいたいことが増えたら次回の更新のときに冒頭にでも書きます。
ある意味私の女子校生活を振り返るような感じで(まとめるにはだいぶ気が早いけど、もしかしたら今まさに進路に迷っている人がいるかもしれないので)書きましたが、私が言いたいのは「女子校に来たことに後悔はなし!!!」ということです。
私が過ごしてきた学校生活では、隣の席に転校生のイケメンが来ることはまずないし、幼いときに引っ越しで離れ離れになった幼馴染と進学先で再開して恋に落ちることもまあありません。
図書館で高い位置にある本を取ろうとしたときに後ろから取ってくれる運命の相手も特に現れないので、普通に己の手で踏み台を引きずってきてよじ登って取ります。私より1段高い本棚に手が届く人はそういません。
でも、こういう女子校的な空間って学生時代しか体験することができないし、人生の一経験として飛び込んでみるのもアリだと思います。後悔はさせません。
長くなりましたが、今回はこのあたりで締めようと思います。
ではまた。