いまこそわかれ いざさらば

ついに、ついにやってきてしまいましたこの日が!3月末日!明日からは社会人です!イヤアアアアアアアアアアアアつまりこれが私の最後のブログ部更新となりますイヤアアアアアアアアアアアア
よしでんに「かっこいい」と書いていただいて大変に舞い上がってるももなです。私にはまだモラトリアムが必要な気がします、いえ、必要でしょう(断言)。昨年の今頃はバケモノのように「ナイテイ…ナイテイホシイ…」と呼吸の代りに溢していましたがいざ社会人デビュー☆となると不安で不安で仕方がありません。今月20日の卒業式を経て、様々な方々に暖かいお言葉と共にこの門出を送り出していただきました。しかしながら19年もの間(!)成瀬先生の御胸に抱かれぬくぬくと育ってきた少女()としては、環境に仕事にと、何から何までが不安で仕方がありません。3ヶ月後の私はどうなっているのか、想像もつきません。。。それにしても成瀬先生カッコイイ!ほら!

ほら!卒業式の後、うっかり家で一人でO Lord! Correct Me(成瀬先生がお好きだった歌。中学だか高校だかの創立記念式だったかで歌う。生徒手帳にも載ってた)歌っちゃうくらいには好きですよ、フフフ(内部生はよく冗談で「信者」とまで揶揄されることもありますがあながち間違えていないと思う)
えーそして、月並みではありますが、こうなるとやっぱり大学4年間を振り返りたくなるので何卒おつきあいくださいませ。大分長くなることが予想されますので折りたたませていただきます。
続きを読む

りけんハケン!

3月でございます!春かと思いきやまだ夜は冷え込んだり。なかなか一筋縄にはいかぬ日が続きます。
私事ではありますが、先月末半年程お世話になったアルバイトを卒業してまいりました。前回のブログで宣言した通り、学生利権を活用しまくるべく少し早目の卒業を…!
アルバイトは某雑誌編集部で初めて事務方のお仕事をさせて頂いていたのですがこれがまぁ自分の能力の低さを思い知らされること!そして社会人になるという意味を覗かせて頂けたこと!それまでは試験監督や採点、書店でのアルバイトをしていて、直接お客様と接するお仕事というのも見られ方だったり、応対だったり、レジ作業だったりと学ぶことは多くありました。けれど働く仲間内でもより多くの意思疎通が必要(だと思う)事務方(会社内)での仕事となると、今迄の経験が生かせないことも多く、仕事についての意思疎通の難しさというのを痛感しました。
これから3年生の就職組はいよいよ就活スタート、というところだと思いますが、私は就活後ではあっても社会に出る前に(あくまでも本業は学生ですが)販売・接客だけではなく、事務方など会社員が働いている様子を間近で見られるアルバイトもとても良い経験になると思うのです。
個人的に一つ、誇りに思っているのは今迄「読者」という立場だったのが日本文学科に入学したことを契機に「調査・研究」の立場となり、書店アルバイトによって「販売者」の立場、博物館学芸員資格課程での実習でお世話になった文学館で「調査・研究・展示(普及)」の立場、そして今回のアルバイトによって「作り手」の立場と、本に纏わる環境のほぼ全てに関わることができたということです。4月からの社会人ではまた「読者」の立場に戻りますが、全く同じ「読者」ではなく、本に纏わるあらゆることの経験を経て「読者」となるのはまた違った見方(どのような戦略・会社事情・方法で推され売られているのか、など)を伴ってのことと思うとそれはそれで楽しみだとも思います…!
探してみると世の中には色々なアルバイトがあって、(危険なものは勿論避けるべきですが)「学生のうちにしかできないこと」の一つだと考えれば、うまく時間を使って色々な職を経験できるのも学生の利権の一つだと思うこのごろであります。

かんしょうかんそう

待ちに待った春休み!学生最後の春休み!人生最後の春休み!というわけで気合いを入れて旅行予定を入れまくった結果幸せな忙しさにまみれています。ももなです。
先日には、幼稚園からの友人と初めて2人旅行に行ってまいりました。行先は伊東温泉!何度か海外に行った経験はありますが、なんだかんだ結局「日本過ごしやすい」「何より湯船」「というか温泉最高」に落ち着きます。これは大多数の人が同じはず!
初めて宿泊した宿は、伊東温泉ではありますがなんとバリ風のお宿でございました。温泉もバリ風で、露天風呂が離れにあります。露天風呂で星空を見ながらゆったりもったり…を妄想していたところ、屋根によって夢叶わず、だけ少し残念でしたが卓球もしたしカラオケもしたしご飯は美味しいし、とても満足な1泊旅行でございました。
そう、いまさらですがこれは卒業旅行第一弾!のんびり過ごしながら自分の大学生活を始めとする学生生活、そしてこれから待ち受けている未知の社会人生活を考えるとどうしても感傷に浸るというものでございます。宿になんと「一年後の自分への手紙」が出せるというものがあって、恥ずかしながらも出してきてみました。全く持って意識高い系でもなければ、交換留学をした経験もなく、つまるところ大変「普通の大学生」ではありましたが、反省点も多ければ我ながら褒めてやってもいいところもあったななどと思いつつ、「仕事続けてますか?怒られてませんか?上司はイイ感じのオジサマだったりしますか?」とババッと書いてきてみました。
ここにきて(今さら)読書ブームの兆しがあることや、卒論の延長のことをしてみたい気もあったりして、自分の進路(就職)は正しかったのだろうかと思うこともなくはないのですが、与えられた環境で自立しながら役割を果たせていかねばとも思う所存でありました。不安7割楽しみ3割…
残り1か月少しの学生利権を存分に漫喫することをここに誓って締めといたします(笑)。

目利き鼻利き

先日、ふと思い立って人生初の香道体験に行ってまいりました!
前に本ブログ部に於いても源氏香についてえりこ氏がちょろっと触れていたと思うのですが、私は当初「香道」=源氏香だと思っていたのですね。思っていたというかそれしか知らないと言うか。
私が今回参加させていただいたのはなんと東京はど真ん中、銀座にあるお店でした。平日であったため親も誘えず、友達も誘い逃し一人行勇んで行くと、予想通り最年少でございまして、気品溢れる体験者の中でひたすら手に汗を握っておりました。そもそも「香道」を体験してみたいと思い立ったのは、予ねてより「~道」とつくものに憧れがあり、且つ武道系統でなければ体験はできそうだと思っていたこと。それ以上に、『ダーリンは外国人』シリーズでおなじみの漫画家、小栗左多里さんが描かれた『めづめづ和文化研究所 京都』で取り上げられていて、触発されたことがあります。その名の通り、書中では全て京都での取材が元となっておりますが、学生の身分、頻繁においそれと京都まで足を延ばせる懐がなく…東京ではできんのか!と思った次第であります。そして文明の利器(ネット)に訊けばあるというので早速申し込んだのですね(他に気になっていた投扇興は、東京都内では体験できるところが見つからず…どこかあるのかしら…)。
「香道」で知っていること言えば、先述のように源氏香の存在と、香炉に手を被せて、指の間から香を嗅ぐということくらいでした。
当日お写真は撮れなかったのですが、google先生に「香道」と訊くとまた画像を見せてくれるので是非ご参考くださいまし。
何より衝撃的だったのは、今回のお題が「干支敷島香」といって、新年に合わせたものだったため和歌を詠むこととなったことです!和歌、つまり「五七五七七」です。どうする日文…!まさか新年早々こんなピンチに見舞われるとは思ってもみませんでした。この和歌に、「松」「竹」「梅」のうち回ってきたお香がどれかを当て、且つもう一つ回って来た「羊(干支)」が先か後かを当て、それを読み込むのです。つまり、松竹梅のうち「松」が先に回ってきて、その後「羊」だったと思えば「松」「羊」の順で和歌に言葉を織り込みよみ、「羊」「梅」だったと思うのなら、その順で和歌に詠みこむのです。
五七五ならまだしも、七七がやっかいでなかなかまとまりません。なのに時間は3分ほどしかなく、香の組み合わせも分からないしで冷や汗が止まりませんでした。
結局私の予想は外れていたのですが、和歌を詠むというのはなんとかなりまして、事なきを得ました、クオリティは別として…。難しいけれど、歌が(ひとまず)読めたときの悦びはひとしおで、且つ他の方のお上手な歌を聞くととても感心したものでした。
今回体験させていただいたのは公家方に伝わる御家流というものでしたが、武家流のものもあるそうで、それはそれで気になるのでした。もうすぐ来る春休みには、是非京都で投扇興を体験したいものです・・・・!

新年あけましておめでとうございます!

こんにちは、ももなです。
旧昨年中は本ブログを御愛顧頂きありがとうございました。今年も是非、本ブログの御愛読、心の中でのツッコミ、周りの方への布教等々笑、何卒よろしくお願いいたします!
ブログ部部長の私といたしましては、まぁ本当に至らぬことだらけで同期にも後輩にも迷惑をかけまくってしまったので、残り少ない学生生活ではありますが、なんとか楽しいブログ運営の力になれるようにしなければならぬと襟を正す次第であります。今年はどんな投稿がなされるのか、変化していくのか、私もまた楽しみなところです!最近はオープンキャンパスで話す受験生の子が「新当世女子大生気質、読んでいます!」と言ってくれる子もいて、益々身の引き締まる思いが致します。
昨年(一日前でも「昨年」となる年末年始の威力は凄まじい)の紅白歌合戦は、私史上最強の紅白でありました。
①「水樹奈々6回連続出場!」大好きな奈々さんがまた今年も、TMとコラボで出場していた…かわいい…。衣装、主に衣装でTMの西川氏に持って行かれた感は全く以て否めないし、初出場時の扱いはどこへ行った感も否めないけれど兎も角嬉しい。
②「嵐5回連続司会&トリ」もはや「前の司会は誰だったけか」と思うレベルで板についている司会。歌ってなくてもちょいちょい姿が拝見できる幸せ。ネット上では「トリなのに口パク()」という意見もあるそうですが、判別つかないから何とも言えないし踊ってるだけでもうれしい。喋ってるだけで嬉しい。映ってるだけでうれしい。
③「中森明菜生中継出演!」長期療養中であった明菜ちゃんが歌うお姿を生放送で見れるとは!!最初のコメント時は「…大丈夫か!?」とも僭越ながら思いましたが、その歌心、視線、仕草はそのままでやられました。昭和アイドル最強です。
他にも聖子ちゃんが娘さんの勇姿(アナ雪歌ってた)を見て涙する姿に涙し、オオトリを聞いていて無意識にも泣けたり、もう素晴らしかったですね。NHKすごい。
今年もまた、多くの人が苦しい悲しい思い出よりも嬉しい楽しい思い出を振り替えりながら平和に紅白でも見られる、素敵な締めくくりができる1年となりますように!

フレッシュ!フレッシュ!フレッシュ!

こんにちは、ももなです!
何を隠そう(?)「投稿したった!寝る!」と思ったらできてなかったという初歩的ミスをやりのけたために目が死んでいます!こんにちは!
さて!今更ではありますが12月後期からまだまだ溢れんばかりのフレッシュさを持つ1年生が、我が「新当世女子大生気質 ブログ部」に新たに6人も!入ってくださることとなりました。一重に本ブログ顧問のI教授の御蔭でありまして、大変嬉しくまた有難い限りでございます。それとともに、「また1年生が入部する時期になったのか」と感傷的にもならざるを得ません…。
まずはさくっと、私見紹介を致します!
≪せきね≫  イラストの達人との噂。メガネっ子のイメージ。ゆる絵大好きだからたくさん書いてね!←
≪ほっしー≫内部生。わたしと同じだ!担当教諭の話をするも知らない先生が多いことに無慈悲な時の経過を知りました…。
≪ひろな≫学会委員だし寮生、つまりpostまなみ。ジャンプが好きらしい。夏目友人帳も読んでね!
≪よしでん≫陸上をやっていらっしゃる。「よしでん」のセルフネーミングが表すようになんともほのぼの系で癒される。
≪みお≫おしとやかクールビューティー。初ブログだそうだけれどもその初々しさもまたたまらない。
≪さえ≫弦楽をやっていらっしゃる。カジュアル服の似合う茶髪美人。美人。
右の部員一覧の名前をクリックしていただきますと、それぞれのプロフィールが閲覧できますので、そちらを是非ご参考にしてくださいませ!
私は彼女たちとそれぞれ話したのですが、もう、もう・・・・
皆それぞれ個性的でありながら、とても礼儀正しい子しかおらず感動と眩しさにやられっぱなしでおりました。卒論に追われる現実から逃避させていただくどころか、パワーも頂まして、これはもうブログ部も安泰というものです。
新たな顔が加わったブログ部を、これからもよろしくお願いいたします!

美しきは目の保養

去る11月29日、母と共に久しぶりにバレリーナ・上野水香さんのバレエ鑑賞に行ってまいりました!

第21回神奈川国際芸術フェスティバル 神奈川県民ホール開館40周年記念
上野水香プロデュースバレエ
Jewels from MIZUKA

あまりテレビには出演なされていないと思うので、もしかしたら「誰」と思っている方も多いかもしれませんが、間違いなく史上最高のプリンシパルでございます。彼女は、1993年のローザンヌ国際バレエコンクールにてスカラシップ賞を15歳で受賞した後、モナコへ2年間バレエ留学、首席で卒業。帰国後は牧阿佐美バレヱ団で活躍し、2004年から東京バレエ団にて活躍なさっています。詳しくは彼女のホームページを見ていただければ!
私がよく彼女の演目を鑑賞していたのは小中学生の牧阿佐美時代で、「くるみ割り人形」金平糖の精、「白鳥の湖」オデット・オディール、「ドン・キホーテ」キトリ等を見させていただきました。彼女の何がすごいかと言いますと、まずその柔らかさ!「バレリーナは身体が柔らかい」というのは当たり前のことだとは思いますが、比じゃない。トゥシューズで立った時の足の甲がですね、普通つま先立ちをするだけならば床と足の甲は「垂直」になるかと思うのですけれども、彼女の場合足の甲が前に出るのですね。つまり甲が美しい曲線を描くわけです。中々そんな方はいらっしゃいませんし、踊っている時のみならず最後にお辞儀をする場面で後ろに下げた足(トゥで立っていないとき)すらも曲線が美しい!バレエの衣装で有名なチュチュは、バレリーナの足使いがよく見えるようにということで発生したと言われていますが、上半身を隠されても本当に足使いだけで「水香さんだ!」と分かる確信があります。
そして2つ目は表現力でございます。一口に「バレエ」と言っても、先に挙げたように様々な演目がございます。先の3演目は所謂「古典」なのですが、「ザ・カブキ」という忠臣蔵をモチーフにしたものなどの現代バレエもあります(大学に入ってから一度水香さんの出演回で見に行きました…!が、古典とはまるっきり違う!古典は「王子様」「お姫様」が基本モチーフですが、現代は夢物語ではなくとにかくメッセージ性が強いし、なんというかキビキビしてる…)。どんな踊りをとっても0.1秒の無駄もなく、常に「何を伝えんとしているのかが分かる」踊りをなさるのです。手足が長細く、顔が小さいことに加えものすごい目力を持ってらっしゃり、それらを総動員して客席に表現を弾け飛ばしてくれるのです。特に「白鳥の湖」のオデットとオディールの演じ分けが、もう、別の人がやってるんでないかというくらい。オディールが悪役なのですが、如何にも悪女のオーラを出しながら確実に王子を誘惑していく踊りはまさしく「惚れてまうやろ」です。
えー、それで、今回の公演なのですが、水香さん初のセルフプロデュース公演でした。神奈川県民ホール40周年記念と冠がついているのは、水香さんが神奈川県は鎌倉育ちというゆかりの土地ということもあるそうです。とはいえ、出演者は水香さんのみならず著名な海外アーティストや、彼女が所属する東京バレエ団からも何人か出演なさっておりました。「バレエ」というと堅苦しいイメージを持っている方も多いかもしれませんが、彼女の今回の公演では、オープニングとエンディングが設けてあり、それがなんともお茶目で可愛らしかったのが印象的でした。所謂ドラマのオープニング・エンディングのような。一般に出演者紹介というのは、当日のパンフレットにのみ書いてあるのが常なのですが、オープニングでは出演者名の紹介なども舞台装置を使って行われているのが新鮮でした。演目は合わせて10演目程あったのですが、うち水香さんが出演したのは
オープニング
レ・トロワ・ジムノペディ
シャブリエ・ダンス
ドン・キホーテ 第三幕より
チーク・トゥ・チーク
エンディング
でした。もうどれもこれも筆舌に尽くしがたい!レ・トロワ・ジムノペディは、白いドレス風の衣装に黒の長手袋で登場。まるで猫のように相手役の男性を魅了するかのような踊りが可愛らしく、最後男性を残して去ってしまうところも気まぐれな猫のよう。とてもアクロバティックな振り付けで、スケートでいうところのリフトが何度もありましたが、大胆な技術が含まれているのに気まぐれな猫のように見えるところも表現力故かと思います。また、私の母などが予てより見たがっていた「ドン・キホーテ」!キトリははまり役で、情熱的な演目にその目力、踊りのメリハリがとても映えていました。ここまでなんやかんや偉そうに書いてきていますが、もうコメントすることさえ恐れ多いというものです…。
最後、エンディングで、出演者全員がラインになってポーズを決める場面があったのですが、その中で「白鳥の湖」のアダージョを踊った吉岡美佳さん演じるオデットとウラジーミル・マラーホフさん演じる王子が、オデットが頬にキスをするようにくっついていらしたのですね。「白鳥の湖」は言わんと知れた悲恋の物語ですが、その二人がお茶目にもくっついているのを見てたまらなく悶絶していました。かわいい!!
完全に私物化した本ブログエントリーとなってしまいましたが、ただ一つ言いたいのは「水香さんのバレエ、一度は生で見たほうがいいよ!!」ということです。男性のバレエダンサーもイケメンな方ばかりで、そういった意味でも目の保養です(笑)水香さんは、来年2015年2月7日(土)14時開演の「眠れる森の美女」(@東京文化会館)にも主演されるそうなので!ぜひ!どうやら学生料金もあるようなので!ぜひ!!

自分の振り見て我が振り直らず

嫌と言うほど「やらねば」「いやでもやる気が」「いやでもやらねば」と散々言ってきた卒論を進めるべく椅子に接着剤でもつけようかと思うような今日この頃、目下卒論作業中でございます。
先行論を読んだり、パソコンでの打ち込みをしたりしていて思うのは何につけても癖というのは出るのだな、ということでございます。
まず先行論を読んでいるとき。昔は「申年生まれだからか落ち着かない」と言われていた私も、年を経る毎に大変一般的な落着きを得たはずであるのに、先行論を読んでいる時はその落着きもどこへやら、ソワソワそわそわしています…。頭を抱えるような格好になったり、指先を弄ったり。誰かに見られようものなら大変品が無いと思いますので恥ずかしいったらありゃしません()ただ単に集中できていないという可能性が一番高いですが…4年生にもなって…社会人生活が思いやられる…。一つ気になるのは、膨大な量の先行論を他の人々はどう整理しているんだろう、ということ。私は完全にアナログ自己流で、それぞれの内容をメモして、番号ふって整理して…とやっていますが時間がかかって仕方がないのです。他に効率よく作業を進めている方々、私にも教えてください\(~o~)/というまでもなく、友達が卒論書いてる所を見ていたい。そして「自分ヤバいぞ」と発破かけたい。あばば。
そして打ち込み。使うのは言わずもがなパソコンな訳ですが、「どの」パソコンを使うかによっても作業効率が変わると思うのです、私は…。大学では図書館とメディアセンターというところでPCが使用できるのですが、これが私としては大変安いキーボードでして。ノートPCではなく、PCです。ノートPCはキーボードが浅いのですが、PCは一つ一つがブロックのような形深く打てるのが快感なのでございます。大学のものはノートPCも、それなりに深く打てるタイプだからバシバシ打てる。問題は家のノートPC…浅い…とてもキーボードが浅い。。。しかも配置も一般的なものに比べて明らかに左に寄っている…。大学でバシバシ打ちまくって、さぁ家でもやるかと思うと、大学で打っていたときと文字位置が違うので20分位もの凄い量の打ち間違いをして折角湧いた貴重なやる気も半減、となるこの悪循環。私に!PC買い替えの(主に財力面の)力があればっ!高校3年生の折、大学生になったらレポートやなんやで使う機会が増えるだろうから、と買って頂いたものなので文句は言えない(既に言いまくっていて難ですが)けども、いやこのキーボードは()ブラインドタッチができるようになったのが大学2年生頃だったので、「このノートPCはアカン」と気付くも時既に遅しでした…次購入するときはお店で沢山試し打ちをさせて頂こうと思う次第。そしてここでも一つ気になることが。机上でPCを使用するとき、デスクライトは皆様点けていらっしゃいますか?点けないと眼に悪そうだし、点けると明るすぎるし画面が反射するしで具合が悪いのでございます。もしかして、最近の最新PCはそういった不便性は既に取り払われているのでしょうか()
最後に今記事を書いていて改めて思ったのは三点リーダ(「…」←コレ)の使用頻度の高さ!!勿論論文では多用するはずもないのですが、この記事の中で何度使っていることか。これを私が今まで本ブログに投稿した全記事から合計したら4桁くらい行きそうで怖いです。。
自分に合ったやり方、合わないやり方が見つかったら適宜変更していくことが望ましいとは思いますが、そうはいかない時どう対処していくかを考え、時に耐えねばならぬと思いつつも、こびり付いた癖というものは頭じゃ分かっていてもどうにも治せぬ歯痒さを感じる次第です…(あっまた使った)

至福を肥やす

11月1日のかつーんの記事に出ていた、中島みゆきさんの『SONGS』、私も(父が見ていたところを)見ておりました。「地上の星」「銀の龍の背にのって」くらいしか知らなかったのですが、見ていてびっくり。あんな力強い歌声の中島さん、地声は全ッ然違うのですね!!思わず父に聞いたら「昔のオールナイトニッポンに出てた時(昔)からそうだよ」と。声優さん並みの幅の広さで驚きました。
就職活動のつきもののエントリーシートにある「趣味」の欄にはいつも「旅行」なんて気取って書いていた私ですが、それに則って(?)また旅行に行ってきてしまいました。今回は神戸です。初★神戸!!
毎年この時期になると土日の一泊二日で国内旅行にフラりと出かけています。前回は伊勢神宮。前々回は倉敷。前2回は雨の中の観光で、3度目の正直と言わんばかりに晴天を願いながら1日を待っておりました。一週間前から天気予報との睨めっこをしていましたが、何度見ようとも「降水確率 100%」。。。母と私の組み合わせはどう転んでも最強雨女タッグにしかならず…。例の如くレインブーツに傘を携えての出発となりました。
奇跡(晴天)を願いながら新神戸駅に降り立つと、天気は何とか曇りで耐えていて、もうそれだけで喜びもひとしおでありました。ふふふ。
まずは荷物をホテルに預けての観光ですが、今回のホテルはいつもとは違う…!どうせなら、と素敵なホテルを探し「神戸北野ホテル」に。インターネットやガイドブックの写真を見るだけでもにやつきは収まりませんでしたが、本物はやはり違う…!早くもクリスマス仕様になった館内はまるで西欧のようで、うっとりしてしまいました。ウエディングも有名なようで、宿泊した二日間とも結婚式が執り行われ、ウエディングの予約をしに来ているカップルも御みかけしました。私も(挙げられるなら)ここで挙式がしたい。しかしここは神戸。親しか来てくれなさそう…。と一人いらぬ心配と妄想が止まりませんでした。
今回の旅のお目当ては
「神戸北野異人館街」!!
明治の開港後の来日外国人の増加による居留地の用地不足により生まれたという異人館街には、明治時代から昭和初期にかけて二百余棟があったそうです。が、第二次世界大戦時の空襲でその多くが失われ、高度経済成長期にも数を減らし現存するのは約30棟余り。阪神淡路大震災の被災も受けましたが、それは修復によって持ちこたえたそうです。いつしかに雑誌媒体での特集で見た異人館街に憧れ、決行しました~
印象としては、神奈川県横浜の山手にある異人館と建物や街の雰囲気が似ていると強く思いました。やはり港近くの居留地というのは異国情緒溢れる坂の町という印象になるのだと思います。横浜の山手は、殆どの館が無料で入場できるのに対し、神戸の異人館は一館500~1000円の入場料が必要です。組み合わせによって割引されたセット券もありますが、その情報だけ聞くとどうしても横浜と比べてしまい「お高い…。」と思ってしまいました。けれど、実際に内部を見学してみてなるほど納得。横浜山手は基本的に建物の保存が主で、建物によっては内装は全く、というところも多数あったように思います。が、神戸は調度品などもしっかり保存されており、それが料金の違いの理由の一つではないかと思いました。
1977年放送NHK連続テレビ小説『風見鶏』で異人館が取り上げられたことにより話題となったそうで、実際に訪れた「風見鶏の館」には当時のポスターも飾ってありました。しかし、調べるところによると、このドラマと「風見鶏の館」は無関係だそうな。ややこしや…。
遅れてやってきたブラッド・フェスティバルに死にそうになりながらも8館をまわりました。
萌黄の館、風見鶏の館、うろこの家・うろこ美術館、仏蘭西館(洋館長屋)、香りの家・オランダ館、英国館、山手八番館、デンマーク館。どれも本当に素敵なおうちでした。特に英国館はシャーロック・ホームズに纏わる簡単な展示もなされていて、高校の英語で取り扱ったことを思い出し懐かしく思いました。
また、何より印象的だったのはスターバックス・コーヒー!早くもクリスマス商品が出ていた…ということもありますが、それだけではありません。異人館街にあるスタバは北野物語館と呼ばれる登録有形文化財の2階建洋館なのです。こちら公式ホームページ(http://www.starbucks.co.jp/store/search/detail.php?id=940)より引用の画像。


す!て!き!
神戸のスタバには御当地カードがあるので、それもついつい買ってしまいました…。スタバさん本当に商売がお上手なんだから…。
翌日の朝には、神戸北野ホテルにてそれはそれは優雅な朝食をいただきました。なんといっても
世界一の朝食
と言われているのです!! 是非見てほしい。食べてほしい。http://www.kobe-kitanohotel.co.jp/concept/gift.html
世界一、というのは「スモール・ラグジュアリー・ホテルの協会より「世界一」と賞賛された」ことに依ります。本当に世界一だった。少なくとも人生で一番美味しい朝食を頂いた…(夢心地
折角気分も洗われたので、いい加減卒論のwordを開こうと思います。。。
皆様も何かの記念に是非にッ

活動写真ⅱ

映画「まほろ駅前狂奏曲」チームが出るということで、いつも以上に録らねばと意気込んでいた「VS嵐」を録画し忘れていたことに番組の3/4が経過してから気付きました。はぁ。ただでさえ嵐なのに。心に空いた傷を癒そうと(大袈裟)PCでにのさん(番組のにのさんではなく)を漁っていましたら、「何度顔をこねくり回そうが逆立ちしようが手の届かない人である」ことを、とても強く改めて感じると共に大変な虚無感に襲われました。好きなものを好きなだけすることが必ずしも心の傷をいやすとは限らない(どころか拡張する)こともあるのですね。1日嵐は1時間までと心に言い聞かせた次第です。
さて、前回映画「リスボンに誘われて」のことを書く!と息巻いていたので、もう一度息を深く吸い込んで息巻きながら書こうと思います。この映画のキャッチコピーは
「ページをめくるたび、人生が色鮮やかに輝いていく。」
です。
2004年に出版された、パスカル・メルシエの「リスボンへの夜行列車」を原作とするこの作品。
あらすじは、(自分で書いてはどこからがネタバレになるのかの自信がないから、というタテマエのもと)公式ページから引用・参考にさせていただきますと
[スイス ベルンの高校で、古典文献学を教えるライムント・グレゴリウス。5年前の離婚以来孤独な独り暮らしを送るが、不満はなかった。だが、学校へと向かうある嵐の朝、飛び降り自殺を図ろうとしていた女を助け、彼女が残した1冊の本を手にすることから物語が始まる。本に挟まれたリスボン行の切符を届けようと駅へ走り、衝動的に夜行手列車に飛び乗ってしまうライムント。リスボンに到着すると、本の作者であるアマデウを訪ねる。彼の妹は留守だと告げるが、実は彼は若くして亡くなっていたと知り、ライムントは彼の親友や教師を訪ね歩く。医者として関わったある事件、危険な政治活動への参加、親友を裏切る程の情熱的な恋。そして遂に、彼が本を記した本当の理由に辿り着く――。]http://lisbon-movie.com/story/
というところです。
私が「観たい!」と思った直接的な理由は、主人公ライムント演じる俳優さんの姿が、大変に私の高校の恩師に似ていて「!!!」となったからであります(!!!の本意はお察しください)。外国の俳優さんというのには滅法疎く、それこそ「ブラッドピットとアンジェリーナ・ジョリーくらいしか分からん」のですが、オスカー俳優ジェレミー・アイアンズという方だそうです。知識と教養に溢れる主人公の真逆である私は、最初かなりお恥ずかしいことに「リスボン」が名前は知っちゃいるけどもどこの国なのか知らなかったのですね。ポルトガルの首都なんですけれども。
映画は主人公が人々を訪ね歩く時間軸と、アマデウという人物がその本(この世に100冊しか存在しない本)を書いていた当時の二つの時間軸で映像が流れます。アマデウの時間軸は、リスボンで(wikiに依れば)ポルトガルで3度目の革命がおこる前のレジスタント活動の頃で、少しだけ全面的にグロ怖映像・音声がダメな私は耳目を覆い隠すこともなくはありませんでした。けれどもそれ以上に当時の人々の「強い意志と共に生きている」ことの強い印象に大変感動しました。そりゃ生きている人間は誰でも生きている訳ですが、「なんとなく」とか「惰性」とは無関係な必死さ、「おんぶにだっこ」の影も形もない、自分の足で立ち人生を生きるということをこれでもかと見せつけられたように思います。いくら時代的背景は全く違う(レジスタント活動に関係していたアマデウ周辺は秘密警察に追われていた)とはいえ、「いやそれにしても自分の足で立ってないなぁ人の背中に寄りかかりまっくて足ブラブラさせてるわ」と帰りの電車で省みていました。
チラシの力だけに誘われて見て、これだけ収穫のある映画に出会えるというのも大変嬉しかったのですが。
そういえば、この映画にコメントを寄せている方々の中に作家の池澤夏樹さんがいらっしゃいました。今年見た、別の外国映画(「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」)にも寄せていらっしゃいました。今回の映画はとても腑に落ちたとはいえ、話を動かす大本の本(アマデウの著作)のセンテンスが全て一々深く、一度の鑑賞では全くと言っていいほどすぐの理解ができませんでした。そして、「ローマ環状線~」は第70回ベネチア国際映画祭でドキュメンタリーとしては史上初の金獅子賞を受賞したという折り紙付の作品にも関わらず私のしがない頭は全然理解できませんでした…(隣に座っていらしたおじさまも終わった後「…なんだか難しかったね」とおっしゃっていたから、これはきっと頭だけでなく文化の違いとかそう色々な壁が理解を抑制したに違いないのだ)。と思うと、やっぱり作家の脳みそは違うわと尊敬せずにはいられませんでした。本当に。
ここまで書けば言うまでもないでしょうが、私としては見なきゃ絶対損のゴリ推し映画な訳です。所によっては劇場でポルトガル産のクッキーやらツナ缶やらを配っていた(る)らしいので是非に。…うらやましい。
この映画の前に予告をしていた「至高のエトワール」(パリ オペラ座で16年間(!)に亘りエトワールを務めた女性に密着した映画)も見たいし、「グレースオブモナコ」も見たい…(既にチケットは取ってしまった)。「至高の~」は、バックに流れていたくるみ割り人形の音楽を久々に聴き、忽ちに久々に見たくなってこれまたバレエの「くるみ割り人形」のチケットを取ってしまった。。。一時期は母と「くりみ割り」見ないと年が明けぬ、と言ってたほどだったあの熱が再燃している模様。
卒論への道を阻む誘惑が多すぎる…!
好きなものを好きなだけすることが必ずしも良いとは限らない(自戒)。
余談ですが、「リスボンに誘われて」でググったら、関連するキーワード一覧が
誘われて 誘われない 誘われたい 誘われた 誘われ方 誘われたら 誘われ上手 誘われてる 食事誘われ 誘われ待ち
…この言葉を使うだけで簡単な話が出来そうな並びで、しかもリスボンが全く関係していないじゃないかと大変愉快でした。
「会社で気になる彼に、私じゃなく隣の席のあの子ばっかりが食事に「誘われて」、私は全く「誘われない」。彼ったら絶対に私の気持ちに気付いている筈にあんな態度で、しかも私の前であんな堂々と…。私だって「誘われたい」。そう思いながら幾月か経った頃、突然私は彼に「誘われた」。いざ「誘われたら」、今までの嫉妬なんか吹っ飛んでしまった。うまく「誘われ上手」を演ぜられたかしら。多少慣れてる位じゃないと、目の肥えた彼のお眼鏡には叶わなさそうだし…。それでも「誘われている」という事実に胸をときめかせ、読者のいない自分のブログに早速「食事に誘われたっ」と書いてしまった。早くも私の心は彼からの次のデートの「誘われ待ち」をしている。」
・・・ほら!出来るじゃないか!!携帯小説・二次創作を含む小説創作など全くしないが、こうしてやってみると大変ベタだがなかなか面白い。たまたま今日読んだ小説が恋愛モノであったからか、やけに筆がノッてしまって苦笑せざるを得ないけれど偶にはこんな悪遊びも面白いなぁ…。