untitled

こんばんは、さやかです。

…最後になるブログに、何を書いたら良いのかわからなくて。

かなり悩んだのだけれど、答えが出ないまま、今文章を打ち込んでいます。

日本女子大学で過ごした4年間はあっという間でした。1・2年は授業やサークル、バイトでほぼ毎日外出してました。超インドア派の私が週7日外出。信じられません。あの頃のバイタリティが、今欲しいです。

…3年になる直前にコロナ禍になって。様々なことができなくなって。何度も悔しい思いをしたし、何度も悩んだ。通学時間が無くなって、満員電車に乗らなくて良いとかの良かったこともあるけれど、悲しいことの方が多い気がする。「コロナ禍でこんな悲しいこともあったけど、こんな嬉しいこともあったよね!」みたいにテレビとかでは言われがちだけれど、私はそんなふうには思えない。やりたかったこと、叶えたかったこと、たくさんあったから。なぜ今コロナ禍なのかと、何度も思ったから。きっと、この思いは当分消えない。でもいつか、数十年経った時に、「こんなこともあった」と素直に、冷静に、受け止められる日が来るのだろうか。

4年。進路決定に苦しめられ、病み、たくさんの方にご迷惑をおかけしました。いや、進路だけではなく、コロナ禍や人間関係など、ストレスはきっと他にもあって。進路は最後の引き金に過ぎなかったのかもしれない。3年1月から4年8月頃までは、1人で部屋で泣いていた記憶しかありません。それでも、今普通に笑ったりできているのは、無事進路が決まったこと、そして支えてくれる人がいたからです。だからこそ、このとき支えてくれた人には、これからたくさん恩を返したい。普通に笑顔で生活ができること、それが本当に尊いことなのだと感じられた1年でした。

さて、特に何も考えずに筆をすすめたところ、良い感じの文章量になってきましたので、このあたりで筆を置こうかと思います。

日本女子大学日本文学科で出会った人たち、ブログ部に誘ってくださった先生、ブログ部員に最大限の感謝を。そして、ブログ部の繁栄を祈って。

新生活にむけて🌸

4月からの新生活に向け、部屋の片付けを始めました。しかし、怠惰なせいで全く進みません。果たしてこんな状態で引っ越しができるのか……?

こんばんは、さやかです!

先日国立大の前期2次試験が終わり、大学生活に夢を膨らませている方も多いのではないでしょうか?今回はもうすぐ大学を卒業する私から、新大学生にいくつかアドバイスをしようかと思います!

その①:気になることにはどんどん手を出そう!

学校だけが世界だった高校生活に比べ、大学生活は可能性に満ちています。しかし、何もしなければ、世界は広がりません。サークルでもバイトでもボランティアでも旅行でも良いので、気になるところにはどんどん出かけて、どんどん挑戦してみてほしいです。なんでもできる時間と体力があるのは、大学生のうちだけです。卒業目前の今、私は体力の衰えを感じています。

その②:授業は楽単だけで選ぶな!

大学生にもなると自分で時間割を組むわけですが、落単への恐怖か、はたまたただ楽がしたいだけなのか、一部の人は比較的ゆるゆるの授業、通称“楽単”を選びます。

別に勉強だけが学生生活ではないですし、他にしたいことがあるのならそれでも良いのかもしれません。しかし、せっかく受験して大学に進学して、高い授業料を払っているのに、全く学ばないなんて、もったいなくないですか?せっかくその道の専門家の生の解説が聞けて、質問もし放題で、図書館も使いたい放題なのに、もったいないです。どんなに勉強が嫌いな人でも、大学の専攻を選ぶときには、「この分野は好き」「この分野は得意」だと思って選んでいると思います。ただ楽をすることだけを考えるんじゃなくて、大学での学びを楽しんで欲しいです。しかし、全ての授業に全力投球すると体力と時間が足りないので、適度に力を抜くことも大事です。

その③:友達を作る努力をせよ!

高校では明確に「クラス」という概念が存在しますが、多くの大学ではその概念はありません。近くにいる人に自分から声をかけない限り、友達はできません。出席番号が近い人、入学式で隣に座ってた人、必修の授業が同じ人なんかにまずは声をかけてみてほしいです。私は人見知りとコミュ症のあまり、友達の少ない(オブラートに包まず言えばぼっち)大学生活でした……。1人が好き、という人もいますが、友達がいた方が楽しいこともありますし、便利な時もあります。まずは入学後の1ヶ月、友達を作る努力をしましょう。

その④:就活を恐るべからず!

中には、学部1・2年のうちからインターンだの企業説明会に参加する人もいます。自分の将来に関心があることは良いと思います。しかし、「自分は内定をもらえないんじゃないか?」という恐怖心から、学業もサークルもバイトも碌にせず、1年からただ就職活動だけをするのはあまり良くないと思います。授業とかサークルとか、自分の好きなことを思いっきりする時間も、大切だと思うんです。そこでしかできない経験とか、出会いとか、感情があると思うから。そうした日常生活の中に、就活をする上でのヒントがあると思います。早くからインターンとかに参加するのは偉いと思うけれど、せっかくの学生生活、もっと自由に、思いっきり楽しんで欲しい。こんなに自由になんでもできる時間は有限ですから。4年間就職活動だけをしてきた学生より、自分の好きなことに全力を注いできた学生の方が、輝いて見えるんじゃないかなと私は思います。

以上、4か条でした。4年間しかない大学生活、精一杯楽しんでください。何か困ったことがあったら、友達や大学、もしくはブログ部Twitterのマシュマロにでも相談してください!

それでは、さやかでした!

穏やかな日々

あと1ヶ月と少しで自分が社会人になることが信じられません。一生学生でいたいです。

どうも、みなさんこんばんは。さやかです。

14日にバレンタインの短期バイトを終えました。お菓子の販売スタッフということで、倉庫に在庫を取りに行ったり、レジをしたりしていました。いやー、コロナ禍でも人がすごいすごい。私の勤めていたお店では売り切れが続出。バレンタインの経済効果を肌で感じました。実働8時間×6連勤とか馬鹿な働き方をしていましたが、無事に達成しました。今月はもうアルバイトしたくありません。

12月は卒論、1月は期末レポート、2月頭は連日アルバイトだったので、2月中旬にしてようやく何もない自由時間ができました。何も考えずにだらだらする生活。最高です。ニート万歳。

自由になった今、主要都市では名探偵コナンプラザなる期間限定ショップがオープンしています。アルバイトを頑張ったご褒美として、散財してきました!

5000円以上買うとトートバッグがもらえるとのことで、5000円を超えるように計算して買い物しました。戦利品は、トートバッグ、イヤリング、手鏡です。ランダムの缶バッチとかマスコットとかも買おうかと思ったのですが、推しが引けなかったら悲しすぎるので、やめました。散財しすぎた気もするけど、バイト頑張ったし、いっか……!

そして、急に自由時間ができた!ということで、久しぶりにチョコを作りました。最後にお菓子を作ったのはおそらく中学生の頃ですので、本当に何年振りだ…?という感じです。

私は料理ができない人間なので、事前にチョコ手作りキットを購入していました。チョコレートは溶かして固めるだけなのでそんなに失敗しないような気もしますが、万が一のことを考え、冒険するのはやめました。

セットのチョコと市販の生クリームを混ぜて、冷やして、成形して、また冷やして、でトリュフチョコレートの出来上がりです。とても簡単でした。冷やす時間を除けば、1時間とかかっていないのでは…?ただ、チョコレートの等分に失敗し、大小様々なトリュフチョコレートが完成しました。形の良いものを厳選し、人にあげようと思います。

タスクに終わらず、のんびりと推し活とお菓子作りができるなんて、いつ以来だ…!?私は気づいたら予定を詰め込んでしまっている人間なので、こんなに心穏やかな日々は本当に久しぶりです。社会人になっても、こんな穏やかな日々を続けていきたいな…無理だと思うけど……

というわけで、今日はこのへんで。さやかでした!

とことん

バレンタインのチョコレート販売の短期アルバイトに応募したところ、8時間×週6入ってしまい、後悔しています。
みなさん、こんにちは。さやかです。

いやー、バレンタインってすごいですね。このご時世でも百貨店の食料品売り場がとても賑わっています。私の働いているバイト先では供給が全く追いついておらず、バレンタインの経済効果を肌で感じています。

さて、学生生活も残りわずかということで、今回は大学生活を振り返ってみようと思います。
大学生活に夢と期待を膨らませて入学した一年の頃、想像以上の忙しさに驚いていました。大学生は暇だと聞いていたのに、一年は必修が多いし、お小遣いを稼ぐためにバイトもしなくちゃいけないし、なんとなく入ったサークルはまさかのガチなところで、毎日走り回っていた気がします。この頃一番大変だったのはやっぱり授業だと思います。日文なのになぜか英語と第二外国語必修だし、なによりくずし字がきつかった……!日文で1、2を争う大変な科目だと思っています。でも、くずし字乗り越えればかなり楽になるし結構楽しいので、未来の日文生は頑張ってほしい……

二年になると、演習の授業が始まります。定期的に発表の機会が回ってくるので、それに向けて準備をしていくのですが、これもまたきつかった……一回の発表に一か月以上時間を費やしていました。一番日文らしい授業だし、やりがいはとてもありました。また、私は同じ授業のメンバーに恵まれたので、そういった意味でも充実してました。
二年ではサークルも本格化しました。私のサークルでは三年生がスタッフ代で、二年生はスタッフの準備をする期間なのですが、何を血迷ったのか、準備期間の話し合いのまとめ役に立候補してしまい……今、この頃の私に会えるのならば、一言「やめておけ」と言いたい。サークルの多忙期と演習の準備期間が被ったときは本当にやばかったです。それでも、「スタッフになったらこんなことに挑戦したいなー」と考えることはとても楽しかったです。

そんな中、訪れたのがコロナ禍でした。三年では授業が全オンライン。サークルは禁止。禄に外出もできない。サークルやそれ以外でやりたかったこと、楽しみにしていたことが全て奪われました。それでも、やらないことがないわけではなく。むしろより忙しくなりました。オンライン授業になったことで増えた課題。コロナ禍でのサークル対応。毎日何かに追われていました。しかも、どんなに頑張っても、コロナ禍だから気分転換に外出できないし、報われない。何度か心が折れました。

そして、なんだかんだで四年になり、卒論と就活に追われるように。特に、私は進路選択にとても迷走していたので、進路が決まるまではずっとメンタルがぼろぼろで、関係各所には本当にご迷惑をおかけしました……卒論は私はオタクらしく終始楽しんでいました。なんだかんだきつかったのは11・12月の執筆期間くらいで、四年間の授業で一番楽しかったなと思います。

こうやって大学生活を振り返ってみると、終始何かに追われているな……入学当初は「ゆるゆる女子大生ライフを満喫するぞ!」とか思ってたのに、どこで道を曲がり損ねたのでしょうか。ずっと毎日走っていたから、辛いこともきついこともあったけど、それでも他ではできないいろんな経験をさせてもらいました。そのおかげか、就活の面接で話すネタは沢山あったし、自分の自信にもなっていたのかなと思います。

私のように毎日走り続けろとは言いませんが、これから大学生になる人、まだ大学生活が残っている人は、とりあえず興味のあることには片っ端から手を伸ばして、いろんなことをしてみてほしいです。時間と体力があって、やろうと思えばなんでもできる時間は有限です。今、私はなんでもできる自由な学生生活が残り二か月もないことに絶望しています。時間があるうちに、好きなことにとことん夢中になってほしい。授業でもサークルでもバイトでも。閉じた世界にいるよりもその方が絶対楽しいし、後悔しないし、将来の自分の糧になるから。

それでは、今日はこんなところで。さやかでした!

大学受験の話。

みなさま、こんばんは。さやかです。

例によって例のごとく、部屋に引きこもっていたので、ブログに書くことがあまり思いつきません。しかし、世間では色々なことが起こっています。

自分が学生という立場だからか、大学入試共通テストの話題が目につきます。数学の平均点が異例の低さだとか、悲しい事件が起きただとか。

私は、実はこれまで大学入試に関することは出来るだけ触れないように投稿していました。なぜなら、そこには私のコンプレックスが隠れているからです。

私は、地方の公立高校に通っていました。中学生の頃はなぜか成績が良く、高校ではいわゆる進学校に通っていました。高校の周りの友達も当然頭が良く、皆国立大学だの医学部だのを目指していましたし、親もそれを望んでいたため、私も何も考えず国立大学を目指していました。

しかし、現役で受けた入試は全落ち。結果、浪人することになりました。高校を卒業しており、そのまま地元にいる理由がないこと、姉が既に上京していることから、仲の良い友人達と離れ、東京で浪人生活を送ることになりました。そして、ここからが地獄でした。

これまで沢山頑張って勉強してきたのに、届かなかった。またもう一年頑張らなければならない。そのことに、どうしても気持ちが追いつかなかったのです。

私はやりたいことも特に考えず志望校を決めていたので、当然モチベーションはほぼありません。落ちたショックから立ち直れないまま浪人生として毎日予備校に通い、授業を受けました。予備校の講師の中には、模試の成績が悪いことを授業中散々煽り、怒る方もいました。そして何より、教室の張り詰めた空気が大嫌いでした。生徒は皆ピリピリしながら勉強していて、その雰囲気が私には耐えられませんでした。結果、私は段々教室に行けなくなってしまいました。

それでも、入試の時期は無慈悲にやってきます。私は結局、現役時代も志望していた国立大学と、いくつかの私立大学を受けました。国立大学は社会系の学科を志望していたのですが、私立では人文学系を志望していました。当時、私は受験や大学進学に関して、何の希望も持っていませんでした。それでも、どうせ大学に進学するのなら、大好きな文学の勉強がしたい。そんな気持ちがわずかに残っていたからです。

そして合格したのが、日本女子大学でした。

正直なところ日本女子大学は第一志望ではなく、もう一年浪人するという選択肢もありましたが、私にはもう受験生活は耐えられず、そのまま入学を決めました。

入学当初、私はこのことが少しコンプレックスでした。……ごめんなさい、嘘です。今でもコンプレックスです。だって、大学の同期たちは、もっと偏差値の高い大学に入学し、大学生活を謳歌していたのですから。浪人したのに、結局志望度の低い私立大学しか受からなかったことが、私にはすごいコンプレックスでした。

しかし、日本女子大学で大きな出会いがありました。それは、中世文学との出会いです。1年生のころの選択必修で受けた、石井先生(ブログ部のアドバイザーでもある先生です)の中世文学史の授業。1回目にしてその面白さに心を奪われ、「絶対にこの先生のもとで卒論を書く」と決めました。2年では石井先生の授業を可能な限りとりまくり、その勢いはまるでストーカーでした。先生は、中世という時代の歴史、文化、人々の生き方を教えてくださいました。3年で中世文学ゼミに所属し、お気に入りの作品を見つけ、そして先日、そのお気に入りの作品で卒論を書き上げました。

もしも私がこの大学に入学しなかったら、先生には出会えず、中世文学にも出会えませんでした。正直、学歴コンプレックスはまだあります。でも、中世文学に出会えたということだけで、この大学に来てよかったと、今は思えます。

先日、東京大学で悲しい事件が起きました。私もいわゆる進学校に通っていた人間なので、彼の苦しみが少しわかる気がします。人を傷つけたことに関して擁護する気はありませんが、大学受験という仕組みが、未だに学歴主義な世間の目が、この事件の背景にあることは事実であり、彼以外にもきっと多くの学生が同じ悩みを抱えているであろうこともまた事実です。

かつて進学校に通っていた人間であり、世間から見れば大学受験に失敗した人間である私だから言いたい。大学は、偏差値じゃありません。大学で何と出会い、何を学び、何を思ったか。それが全てだと思います。その中身が、勉強だったか、サークルだったか、文化祭だったかは人によって違うとは思いますが。

中学生・高校生の皆さんは、どうか偏差値や世間体ではなく、自分が何をしたいのかを考えてほしい。そして、それが容認される世の中になってほしいなと、そう思います。

脱ひきこもり計画

新年あけましておめでとうございます⛩

今年もよろしくお願いいたします!さやかです!

いやー年が明けてしまいました。昨年、私は一体何をしていたんでしょうか。進路と卒論に悩み苦しみ悶えていた記憶しかありません。本当、あっという間だったなという感じです。

昨年は悶え苦しみ引きこもっていたら一年終わっていたので、今年はもう少し外に出たい……!ご時世的な問題もありますが、やっぱり引きこもっているとどんどん気持ちも暗くなりがちだなぁと感じました。12月の特に卒論を提出してからは、誕生日のお祝いをしたり、旅行に行ったりなどなど外出する機会が多かったんですけど、おでかけって楽しいなと、引きこもりの私ですら思いました。ウィンドウショッピングしたり、カフェに入ったり、たまに散財したり、外の世界楽しいなと。

だがしかし、私は4月から社会人となる人間です。週5日、朝9時から夕方まで働くわけですが、果たしておでかけなどする余裕があるのか。

私、お正月三が日は9時〜17時まで毎日アルバイトだったのですが、2日目3日目は帰ってきて夕ご飯を食べたら即爆睡でした。気づいたら翌朝でした。元々の体力のなさに加え、ここ2年間の引きこもり生活で更に体力が低下しているようです。こんなんで、社会人生活乗り切れるのでしょうか……?

今年は社会人1年目ということでなかなか大変だとは思いますが、体力を上手く温存しつつ、たまにおでかけできる余力を常に持っていたいです。こんなご時世ですが、ピリピリせずに、ゆるゆるといきたいですね。

そして、ブログ部での活動も残りわずかです。残り数回の投稿、思う存分書きたいことを書いていきたいと思います💪

以上、さやかでした!

㊗️

寒い日が続いておりますが、皆さまお元気でしょうか。私は毎朝ベッドから出れずにいますが、元気です。こんなんで、4月から社会人になれるのでしょうか……?

 皆さまこんばんは。お久しぶりです。さやかです。

 さて、今回タイトルを「㊗️」としましたのはですね……

 先日、無事誕生日を迎えました🎊👏 

 とうとう2●歳になってしまいました。幼い頃は、20歳すぎれば立派な大人だと思っていたのですが、まだまだ実際は子供です。毎朝ベッドから出れないし、家事は苦手だし、コミュ障で友達少ないし……(最後のは関係ない?)。でも、もうこんな歳ですし、責任ある大人にならなければなぁと思った次第です。4月から社会人にもなります。2●歳になる今年は、いろんな面で自立していきたいと思います。

 さて、実はめでたいことはこれだけではなく。

 ㊗️卒論提出!!!!🎉🎉🎉

 誕生日に、卒業論文本文と要旨、その他学生情報を提出しました。ちゃんと書けるのかと心配でしたが、なんとか書けました。今、安堵感に満ち溢れています。

 卒論執筆にあたって、扱う作品を決めたのが三年の夏でした。そこから一年以上の付き合いでしたが、割とあっという間だったように思います。春休み期間には本文をWordで写経し、「初めは気になることをどんどん調べると良い」という先輩のアドバイスのもと好き勝手に調査を進めました。でも、「こういうことがしたい」という軸が当初から自分の中にあったのでまとめやすかったし、最後には自分としては納得のいく出来になりました。一応、「〇〇文字以上」という規定があるのですが、気づけば字数を遥かに超えていまして、これまで積み重ねてきたものの大きさを感じました。

 私は資格関係を除けば単位をほぼ取り終わっていて、残りは趣味でとった授業だけなので、あとはのんびりと学生生活を送ることになりそうです。まぁ、あとまだ口頭試問があるんですけどね。

 卒論を終えた今、「あぁ、もう大学生活が終わるんだなぁ」とひしひしと感じておりますが、その話はまた後日。

 それでは、また。

 寒い日が続きますので、皆さまご自愛ください🙇‍♀️

カッケー大人

 今日紅白の出演者が発表されましたね!推しが初出場することになり、朝から涙がとまりません。

 みなさん、こんばんは。さやかです。

 今週、ゼミ内の最後の発表を終えました!卒論提出まで残り1ヶ月しかないんだなぁという焦りと、もうこうやってレジュメを作って発表する機会もないんだなぁと少し感慨深い気持ちがあります。

 本女日文では、1年後期の基礎演習に始まり、自分で調べて考えて発表する授業が開講されています。卒論ゼミもそのうちの一つです。

 初めて演習の発表準備にとりかかった3年前(3年前…!)、何から手をつけて良いかわからず、TAの先輩にたくさんお世話になりました。レジュメ印刷のためのリソグラフも全く使えず、同期に助けてもらいました。よく発表できたよな、というのが正直な感想です。

 それから時が経ち、卒論ゼミでは先生方や先輩の指導を受けつつも、自分で考えて、やりたいことを調べる、というスタンスでこれまでやってきました。「やりたいことを調べる」なんて、1年の頃には考えられなかったので、この4年間で成長したんだなぁと感じます。また、私の所属しているゼミでは、1ヶ月に1回くらい発表が回ってくるため、常に進捗を生み続けなければいけません。毎回「どうしよう…」とテンパりながらも、なんとか発表をこなしていたのも、成長ですね。

 大学4年間で自分がどれだけ大人になれたのか。正直、あまり実感はありません。私は記憶力がないので知識をすごく身につけたというわけでもないし、何か特別なことができるようになったわけでもありません。でも、こうして振り返ると、小さなことが一つずつ、できるようになっていたのかもしれません。

 幼い頃、20歳も過ぎれば自然と大人になれるんだと思っていました。でも、22歳の今、自分が大人だとは思えません。まだまだできないことがたくさんあるし、自信なんてありません。でも、数年前の自分と比べてみると、少しずつ、でも確かに成長しているのかもしれません。これからも成長して、早くカッケー大人になりたいものです。

 それでは、今日はこのへんで。さやかでした!

きっとこれは恋だった。

 卒論提出まで残り2か月。まさに佳境という中、最近お気に入りのカルピスをがぶがぶと飲みながら、血走った目でPC・論文とにらめっこしている限界大学生、さやかです。みなさん、こんばんは。

 今日も卒論ゼミに参加し、先生と中間レポートをもとに面談をしました。よく書けているとお褒めの言葉を頂き嬉しい反面、色々と要改善点も見つかりました。もっともっとブラッシュアップしていかなければ……!ゼミでの同期たちの発表も毎回気合が入っていて勉強になるし、何より内容が面白い。自分も負けてたまるかと、今日気合を入れなおした次第であります。

 さて。この間の土曜日、ひきこもりの私にしては珍しく夜の渋谷へとお出かけをしました。お目当ては、”綾崎隼×けんご 『死にたがりの君に贈る物語』スペシャルトークショー”。

 綾崎隼さんとは、私のブログに度々登場する、私の大好きな作家さんであり、私の最推しです。第16回電撃小説大賞「選考委員奨励賞」を受賞され、『蒼空時雨』にてデビュー。その後自然の風物をモチーフにした「花鳥風月」シリーズや現代版ロミオとジュリエットをテーマとしたミステリ「ノーブルチルドレン」シリーズなど多くの作品を発表されています。そして、今年発表された最新作『死にたがりの君に贈る物語』がTikTokの宣伝によりバズり、現在話題沸騰中の作家さんでございます。

 私が綾崎さんの作品と出会ったのは、中学一年生の頃でした。当時私はミステリーものにハマっていまして、面白い作品ないかなーと書店をウロウロしているとき、『ノーブルチルドレンの残酷』という作品が目に入りました。

 「ノーブルチルドレン」という聞きなれないカタカナに「残酷」という重い言葉。そしてポップなイラストの表紙に惹かれ、購入しました。すると、これが私の心にストライク!この作家さんは面白いと作品を買い集めるようになり、大好きな作家さんになりました。

 綾崎さんの作品の魅力は3つあると思っています。一つ目は繊細で綺麗な言葉選びです。

「唇から零れ落ちた吐息を拾い集めて。一つに束ねたら、あなたの形になれば良いのに。」

 これは『吐息雪色』という作品の冒頭です。

すごく綺麗な文章だと思いませんか?吐息を拾い集めるっていう表現が、冬の寒さ・心細さとそれが現実には不可能な空想であることを描いていて。「あなたの形になれば良いのに」と、吐息を「あなた」に見立てる。でも、吐息だからきっとその像は透明で、手で触れることはできなくて、脆い。思い描く像が不完全でしかないという切なさ。そして「良いのに」と逆接で止めるという憎さ。もう、たった二文だけで沢山語れてしまいます。

綾崎さんの作品は、こんなふうな繊細で綺麗な表現がちりばめられていて。まさに私の好みドストライク……!!

二つ目は、魅力的な登場人物たちです。もう、登場人物全員が愛おしい。例えば、「ノーブルチルドレン」シリーズのヒロインである女子高生・緑葉。靴のかかとを潰し履き、シャツはブレザーの下からはみ出していて、髪は寝ぐせでくしゃくしゃ。それでいてたまに奇行に走るという、ぱっと見やばい人なのですが、実は誰よりも心優しくて、芯が強いのです。将来は心療内科医になるのだと、その練習のためと称して「保健部」を創設し、生徒たちの悩みと真剣に向き合っていきます。純真で気高い志を持ち、厳しい現実に立ち向かっていく姿は本当にかっこいい。中学生のころ、作品を読みながら「緑葉のように強い心を持ちたい」と思ったものです。他にも、紹介したい、愛しい人たちが沢山いるのですが、文量がすごいことになりそうなので、とりあえず、緑葉だけにしときます。綾崎さんの作品を読んでいると、きっと登場人物たち一人ひとりをすごく大切に思っているんだろうな、というのが伝わってきます。

三つ目は、読者の期待を良い意味で裏切る展開です。綾崎さんの作品、ミステリ要素が含まれていることが多いんです。読むたびに、「次は騙されまい」と意気込むのですが、毎回してやられています。不意打ちでやられることもあれば、正面から堂々とやられることもあり、作品を一つ読み終えると、思わず最初から読み直してしまいたくなる。そして読むたびに新たな発見があったりして、何度でも読み返したくなる。そんな仕掛けと深みがあります。ほんと、こればっかりは実際に作品を読んでいただかないとうまく説明ができない……!!

はい。ここまでの私の文章の熱量でわかる通り、私、綾崎さんの作品、本当に大好きなんです。どの作品も何十回と読み返しているし、これまで苦しいときに何度も綾崎さんの作品に助けられてきました。中学生のころからだから、追っかけ始めて、かれこれもう10年。私の中で、綾崎さんを超える作家さんはいません。本当に、大好きなんです。

そんな、憧れの作家さんのトークイベントに参加してきました(ようやく本題)。しかも、ネット配信ではなく、リアル参加。定員20人という超プレミアだったのですが、奇跡的にチケットがとれまして。トークイベント前にアルバイトのシフトに入っていたのですが、イベントが楽しみすぎて興奮して浮かれてしまい、お客様にお釣りを払い忘れるという大失態を犯しました。いつもなら再起不能なまで落ち込むのですが、「この後綾崎さんに会える……!!!!!!!!!!!」と思うだけで、元気百倍でした(反省してます)。

イベント時間が近づき、会場に案内されて。「え、もうこの壁の向こう側に綾崎さんがいるの…?ガチ……?」と、現実が受け入れられない限界オタクをしている間に開始時間に。軽い足取りで、司会である編集者さんの肩を叩いて、「よろしく!」と声をかけ、颯爽とステージにあがる素敵な男性。

この方が綾崎隼さん……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

その後は、綾崎さんから目が離せませんでした。釘付けでした。あれは完全に恋でした。

今回のイベントは、最新作『死にたがりの君に贈る物語』のヒットを祝して開催されました。作品執筆の裏話だったり、小説にかける思いだったりが聴けて、本当に幸せな時間でした。期間限定でアーカイブが公開されているようなので、気になった方は是非!(https://youtu.be/zDsiatCo28Y)

沢山のお話の中で特に印象に残っているのは、小説にかける思いです。新人賞に応募したときも、担当編集者さんに原稿を見せるときも、すごく怖いのだと、綾崎さんは語っていました。魂を削って小説を書いているのだと。小説家の方が真剣に作品と向き合って執筆されているからこそ、こんなに素敵な作品が世に生み出されるのだなと感じました。作家さんが魂を削って小説を書いているのならば、私たちも誠心誠意真剣に小説と向き合わねばと心を新たにしました。

そして、今回のイベントではなんと綾崎さんのサイン入り著作を頂くことができました!!!!!!!!!

しかも!!!!!!!!宛名つき!!!!!!!!!!

もう、一生の家宝です(泣)今日まで生きててよかったと、心から思いました。そして、今日が私の命日だとも思いました。サインだけで充分幸せすぎるくらいなのに、宛名まで入れてくださった綾崎さんには感謝してもしきれません。本当にありがとうございます。

10年以上追っかけてきた大好きな作家さんとお会いできて、貴重なお話を沢山きけて、おまけにサインまでもらえて。本当に、本当に幸せな一日でした。油断すると泣いてしまそうな位、嬉しくて、感動でいっぱいでした。こんな体験、きっともう二度とできないだろうなと思います。あの時間と頂いたサイン本は、私の一生の宝物です。綾崎隼さん、本当にありがとうございます。

これからも、綾崎さんを追っかけていこう。何度だって、作品を読み返そう。そして、小説を、文学を愛していこう。そう思えた一日でした。

皆さま、ぜひ綾崎さんの作品読んでみてください。まずは現在ヒット中の『死にたがりの君に贈る物語』を、そしてもし気に入っていただけたのであれば、次に『盤上に君はもういない』を読んでみてください。きっと、この二作品を読めば見事沼にはまります。

それでは、今日はこのへんで。さやかでした!

推しと卒論と合唱と。

最近、寝ても寝ても眠いです。春眠暁を覚えずと言いますが、私は春夏秋冬眠暁を覚えません。

みなさん、こんばんは。さやかです!今回は、最近あったことをつらつらと書いていこうかなと思いますー🖋

前回、推しが足りないなどと騒いでおりましたが、あれから数日、YouTubeやTwitterを巡回したら、「あ、この配信者さん好きだった」「そういえば、この踊り手さん好きだった」と色々と好きな活動者さんを思い出しました。数えたら、結構好きな活動者さんいました。推し、全然足りてます笑

そうそう、先日ゼミの中間レポートなるものを提出しました!中間レポートとは、卒論を書く前段階みたいなもので、これまでやってきた調べや考察を一度まとめたレポートです。これまで作ってきたレジュメを卒論のフォーマットに書き換えて、あーでもないこーでもない、と頭を悩ませること数週間。時には、ゼミ仲間とzoomを繋げて一緒に作業したりして。なんとか完成させました….✨いやー大変だったあ……まだまだ考察が足りなかったり、作業が終わってなかったり、(もしかしたら誤字があったりもするかも)といった感じなので卒論完成にはまだ遠いのですが、中間レポートを提出したことで、自分のこれまでの成果が形になって、少し自信にもなりました!この調子で、卒論完成まで突っ走っていけたらいいな。

あと、先週久しぶりに合唱をしてきました!私は今合唱サークルに所属しているのですが、やっぱり社会人になっても合唱続けたいなぁと思い、最近社会人合唱団を探しています。それで、先週ついにとある合唱団の見学に行ってきました。久しぶり、ほんと1年半ぶりくらいに合唱したんですけど、やっぱり楽しかったです。部屋で一人で歌ってるのとはやっぱり違うなって。誰かと一緒に歌うことで、声が重なり合ってハーモニーが生まれる。歌うことって、道具も必要ないし誰にでも簡単にできることだけれど、合唱は一人じゃできない、複数人いるからこそできるっていう、こう簡単だけど実は難しいというか、奥深いところが好きです。……で、合唱は合唱で楽しかったんですけど、その合唱団に入りたいと思えたかというと実はそうでもなくてですね…何かわからないけれど、何かが違う気がしたんですよね…大学生と社会人のノリの違いなのか、それとも規模が今いる団とは違うからか、文化の違いなのか…合唱は楽しかったはずなのに、その合唱団はなぜか自分には合わない気がして寂しかったです泣。でもまぁ、合唱団は沢山あるので、のんびり探していこうと思います。いつかまた、どこかの合唱団で自分の居場所を見つけられたらいいなぁ……

最近の近況報告はそんな感じです!今日はこんなところで終わりにしようと思います。季節の変わり目なので、皆さま御自愛くださいませ。それでは!