わたしの今日からに ごほうびをあげたい

こんにちは、ゆきほです🍵

バイトから帰宅したら、ちょうど散歩に出かけようとする弟と玄関前でばったり会い、「あっ……」と珍獣でも見つけたかのような顔をして指をさされました。何なら家の中にいる母に向かって助けを求める視線を送っていました。姉は帰宅しただけです。

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先日、武道館へ推しのライブを観に行ってきました。

嬉しいので珍しく写真も載せちゃいます。「原宿から世界へ」をコンセプトに、「NEW KAWAII」を届けるFRUITS ZIPPERという7人組のアイドルです。昨年末のレコード大賞で最優秀新人賞を取りました。ちなみに私の推しはオレンジ担当の鎮西寿々歌ちゃんです。

武道館へ行ったのは小中学生の時に習っていた合気道の大会ぶり、何ならその時は合同稽古と演舞をしにいくことが目的だったため、何かを見に行くために武道館に行ったのは初めてでした。プロの運動音痴の私的には「武道館の畳に立ったことがある」はプチ自慢です。

最後に武道館に行ったときは真夏で、しかも普段はめんどくさくて着ていなかった袴を履いたため熱中症になるという大惨事を起こしましたが、今回は着慣れた洋服で真夏でもないためその心配はない!よし!元気にグッズ列に並ぶぞ~~!!と思っていたのに。1時間半で体調を崩し、これ以上ここに立っていたら絶対にものすごく迷惑をおかけすることになる……!と思い、泣く泣く列を離れました。私もしかして武道館と相性悪いんでしょうか。

ペンライトはチケットについているから並ばなくても手に入るし、グッズは事後通販で買えばいいと自分に言い聞かせながらフラフラと移動し、よく分からないけどとりあえず鉄分を取って2時間ほど休んだら無事生き返りました。

まあ私の体調の話はもういいんですよ。

唯一その場で手に入れることができたペンラが本当にかわいくて!!!

中にハート型の発泡スチロールが入っているため、振るとシャカシャカします。シール帳にシールを集めていたあの頃を思い出しますね。

ちなみに上のリボンと下のフリルと中のシャカシャカを推しの色に変えられるカスタムパーツもあって(私は7月にならないと届かないんですけど)、全推しこのタイプのペンラを売ってくれ~~!!という感じですね。

そう、あと今回は席が2階最前だったので肉眼でも全体を見渡せる位置でモニターもめちゃくちゃよく見えたのがすごいよかったです。配信用のドローンが目の前を飛び交っていました。

私は例のごとく1人で行ったので開演までは特にすることがなく、隣の席に座っていた女子高校生(盗み聞いていたわけではないんですけど、会話の内容的にたぶんそうでした)2人組が「武道館っていつもなにやってるの?」「相撲じゃない?」という話をしているのを小耳にはさみつつぼんやりしていました(ツッコもうかすっごい迷ったけどツッコみませんでした、相撲は国技館です)

ライブ中の話もちょっとしましょうか。

今回ペンラの色が制御されるという話でしたが、実際は所々で自由が与えられる箇所があったのがすっごい楽しかったです。今まで完全に制御されているタイプのライブにしか行ったことがなかったので、カチカチして推しの色に変えるのが新鮮でした。

私が一番好きな曲が「超めでたいソング~こんなに幸せでいいのかな?~」っていう曲なんですけど、本編の最後に歌ってくれて、サビ前の「おめでとー!!」をみんなで言ったのもよかったです。超めでたいソング貼りつけておくので是非聴いてください。

あとは何よりもリフトで上がってきた推しが目の前まで来たのが本当に最高でした。高所恐怖症のために手すりから手を離せずにいる姿を目に焼き付けてきました。

***

今年度前期は、「いろいろ頑張ってるしいいでしょ!」と雑な理由をつけてはライブだったり落語だったりプラネタリウムだったりいろいろと見に行っていて、行く先々でグッズに散財しているので、それはそれはとっても楽しく過ごしています。

大学生になってアルバイトを始めたとき、3歳上の友人から「バイトをして何をしたいかをちゃんと自分ではっきりさせた方がいい、そうしないとバイトすることが目的になっちゃう」というアドバイスをもらいました。
当時はあまりよく分かっていませんでしたが、当時のその友人と同い年になった今は本当にその通りだなとつくづく感じています。

空き時間をアルバイトにつぎ込んだ結果その友人が言っていた「バイトすることが目的」になってしまった状態を何度か経験し、私は好きなものや興味のあるものに躊躇なく突っ込んでいくためにバイトをしているんだと気がつきました。己の「好き」に忠実に、今週末も元気にライブへ行ってきます。

ではまた!

新たな一年

ぽつりぽつり

雨が降る

遠くの踏切の音が

雨粒ひとつぶひとつぶを震わせる

街が響く

人々は気付かぬうちに

ひとつの音楽に集約されていく

私の涙も集約されていく

*****

まいです、ごきげんよう❀

関東地方はまだ梅雨入りしていないようですが、天気予報には傘マークが多くなってきています。

私の地元ではカタツムリの出没頻度が増え、川沿いの一本道は(カタツムリの方がサッと避けてくれることは無いので)気をつけながら歩いています。

そんな梅雨前の5月は私の誕生月でもあります。

今年のはじまり──2023年から2024年になる瞬間──は不思議と涙が止まらなかったのですがなんと今年は誕生日になる瞬間もそうでした。普遍的な時の流れがわざわざ区切られ生まれた、昨日と今日、旧と新の狭間にいるときのなんとも言えない空虚さに自分という1人の人間の生の存続を感じずにはいられないのです。それは昨日にも今日にも属せない孤独感のほか何者でもありません。

人はなぜ生まれてきたのか。

多くの人が、正解のないその問と向き合ったことがあるはずです。その答えは都度変わるかもしれないしそもそも答えを出すことに特別意味がないかもしれません。ですが、

「お誕生日おめでとう」

私はその言葉をくれる人の眼に、私の生まれてきた意味を実感しました。人は、愛し合うために生まれてきたのだと思いました。

人は誰かの愛に触れた時、感情が言葉になるよりも先に安堵し幸せになります。愛を失った時、絶望し孤独になります。まわりからも自分自身からも愛がなくては健やかに生きていくことはできません。

「人は愛し合うために生まれてきた」と言うひとつの答えはマザーテレサや瀬戸内寂聴さんが出したものでもあります。これを正解とする必要は全くもってありませんが、お金や物質や条件ではないところに幸せの本質がある、そう思えることで私はだれかを愛しまた誰かの愛を受け取ることができているのだと思います。

誕生日のことを「私の生まれた日」と表しますがこの「生まれた」は自発ではなくて受け身なのではないかとふと思いました。

確かに私が生まれてきたことそしてここまで生きてきたことは紛れもなく素晴らしいことです。ですが、私は母に「産まれた」のであって、そうなると誕生日という日は「母が私を産んだ日」だと思った方が良いという気がしてきました。誰にとっても、ではありません。私にとっては、ということです。

来年の誕生日からは、私から周りの人に感謝を伝える日にしたいと思います。私のことは私自身が祝えばいいんです。ここまで生きてきたねと。

日付ではありません。私の気持ちに、新しい一年が始まったようです。

嫁入り舟

 暑い日が続くと思いきや梅雨を飛び越え台風のような天気になった昨日。そこからさらに打って変わり青空が広がった本日。天気の急変にびくびくしながら日傘にもなる晴雨兼用の万能傘を持参しましたが、荷物を増やしただけになりました。今年の夏は酷暑だと耳にしたことを思い出し、その片鱗が現れているなとちょっぴり憂鬱な気分になりがちですが、マイナスなことを書く時間はもったいないので!今週末に行った茨城・千葉の日帰り旅行の思い出を徒然なるままに書きつけていこうと思います。

 茨城のとある市とも縁があり今回の小旅行はそちらの縁で繋がった方々と交友を深める会として敢行されました。

 企画のメインは茨城県潮来市で開催される「水郷いたこあやめ祭り」ということで高速に乗り約2時間。お喋りを楽しみながら潮来市にやってきました。今年は遅咲きらしく、満開とは行きませんでしたが綺麗に咲いたあやめを見ることが出来ました。あやめと言われると紺や紫のイメージがあるなか、薄いピンクや黄色など様々に鮮やかな色で咲くお花に凛とした力強さを感じました。

 公園内には川が流れ、そこでは手漕ぎ船への乗船体験が行われていました。私たちも乗船し船頭さんのお話を聞きながら、公園内を巡り穏やかな時間を過ごしました。普段なかなか乗ることのない手漕ぎ舟にわくわくしつつ、折り返し地点まで行くとそこには一隻の舟。しかも私たちが乗っているものとは違い飾り立てられた舟がありました。

舟から見た光景とうちわ

 「潮来」の地名を聞いた時点でピンとくる方もいらしたかもしれませんが、この「潮来あやめまつり」の最大の目玉は「嫁入り舟」です。その名の通りお嫁さんが舟に乗って嫁入りをする様子を再現するもので、実際に夫婦になる方が応募して執り行われます。そう、つまりは結婚式みたいなものです。

 乗船体験を終え、「嫁入り舟」が始まる時間になりました。上流から流れてくる白無垢に身を包んだお嫁さんの綺麗なこと。お婿さんは到着を舟着き場で待ちます。緊張するでもなく、ただ楽しそうにご両親と談笑する姿が印象的でした。お嫁さんが到着すると二人は目を合わせてふわりと笑い合いました。手を取り、舟を降りるお嫁さんと支えるお婿さんの微笑ましい様子に会場のボルテージはMAXです。

 当然知らない方のご結婚ですが、あまりにも感動的でキュンキュンと胸が高鳴りました。多くの方にお祝いされるお二人の幸せを切に願います。

因みですが、この「嫁入り舟」は潮来市の方に限らず全国から応募可能だそうです。本当に素敵でいつか自分も…と思わずにはいられませんでした。

 私の拙い文章では伝えられない感動があり、悔しい限りですが少しでも興味を持った方は是非訪れてみてください。あやめ祭りは6月の中旬まで開催されるそうです。お昼には美味しすぎるピザを食べました。JR潮来駅となりにあるピザ屋さんは世界一を獲ったことがあるそうで、賑わっていました。こちらのお店もぜひ行ってみてくださいね。

「嫁入り舟」

あれ?想定よりも熱が入ってしまい長くなってしまいました。普段推しのことしか考えていない私でもいざ目の前に美しい白無垢の女性がいると乙女になってしまうということでしょうか。純粋に憧れます。憧れだけでまた文章が続いてしまうので、心の内に留めておきます。

午後に向かった「香取神宮」「佐原」のお話はまた次回の更新で書き綴ることにします。

お読みいただきありがとうございました。

ソロ活日記

皆さんこんにちは。みちこです。

今回は、この話をしたくて書きました。

タイトルにもあるように、今回は「ソロ活」というテーマでお話をさせて頂きます。

大学生って、思った以上に「ソロ活」がしやすいんですよね。

なぜって、みんなスケジュールがバラバラなので。各々が、それぞれの軸で生活できることが、大学生の良さでもあると思います。

ただ、逆にやりたいことがなくて悩んでしまっている人には、この環境を居心地が悪いと感じてしまうかもしれませんね。

私は、やりたいことがたくさんあった人なので、この環境に変わってもそんなに迷うことはありませんでした。

むしろ、それをどのタイミングで始めるかの方がすごく迷いましたね…。

この「ソロ活」。本当に気ままにできてしまうので、ストレス発散にもなりますし、自分についてよく考えることもできるといういいことづくめな活動でございます。

というわけで、これ以後は、私が授業後に気ままにすごした何日かを日記のような形式で紹介します。

 最初にやりたかったのが、「ひとりカラオケ」です。

友達とカラオケに行くことはあっても、一人でカラオケに行くことは一度もなかったので、これを機にやってみようと思い、大学で授業を受けた帰りに、一人でカラオケに行ってきました。

歌うことでストレスを発散したかった、ということと、ちょうど新しいコンテンツにハマり始めた時期だったので、その曲も歌いたくなっていた、という理由もあります。

結論から言うと、一人で行ったカラオケは、「めちゃくちゃ楽しかった」です。

その一言に尽きます。

何が良かったかって、自分のペースで歌えるし、歌いたい曲も、歌う途中に何を叫ぶかも、自分次第。

(ちなみに私は独り言が多い&デカいタイプです。PCの大画面で推しの曲聴きながら一人で語ってます。30分はしゃべれます。傍から見たらとんでもない人です(笑))

こんなヤバいやつがいても、カラオケルームには一人ですから。何を言われることもありません。

いつもなら、自分の行動を客観視する「もう一人のわたし」のような存在もいたりする(イマジナリーフレンド的なものではなく、あくまで概念のお話です!自分で自分を変な人かのように表現しているような気がしますが…)のですが、そんな存在も、その時だけはなりをひそめてくれました!

つまり、私は本当に自由に、解放された空間と精神状態の中、約2時間のひとりカラオケを楽しみました。

 次にやったことは、「書店に入って好きなだけ気になる本を漁る」というものでした。

皆さんは書店に足を運ぶことは好きでしょうか?

特に、大きな書店に入るときのあのワクワク感!

今日はどんな本に出会えるのか、と毎回ワクワクしながら入っていきます。

今回私が行ったのは、目白キャンパスからもほど近い、池袋のジュンク堂書店さんです!

行ったことのある方なら分かると思うのですが、あそこは本当に大きい書店の一つで、都内でも最大級の規模を誇るといっても過言ではないような大きさの書店です。

地上9階、地下1階という階数もさることながら、ビル一棟分が書店なのですから、その大きさがよくわかっていただけるのではないかと思います。

さて、そちらにお邪魔した私が向かった場所は、角川ソフィア文庫が並ぶコーナーです。確か3階のフロアであったと記憶しています。

この「角川ソフィア文庫」。いわば文学研究の入門書で、文庫版であることから手軽に読むことが出来、「ビギナーズクラシックス」のシリーズが有名な文庫です。

「ビギナーズクラシックス」は、高校の図書館に置いてあることも多いので、古文に興味を持っているよ!という高校生の方は、ぜひ図書館で探してみてください!(ちなみに私の高校にはありました。

なので、高校時代に、ビギナーズクラシックス版の『和泉式部日記』、『紫式部日記』、『源氏物語』を読んだ記憶があります!)

現在放送中の大河ドラマ「光る君へ」の影響を受け、元々あった平安文学に対する興味が最近さらに強くなったため、関連の書籍を買って読み漁ってみようという魂胆の元、足を踏み入れました。

本棚の中は、時代別に整頓された文学史上有名な作品たちでいっぱいでした。

その中から、私はかねてより興味があった日記文学に関する本を1冊、手に取り、購入しました。

授業の課題や諸々の準備があって忙しく、まだ全部は読めていないのですが、いずれ読破したいなと思っています。

最近は大学の図書館でも、私は本を読むことが増えました。

自分の興味が湧いた本を片っ端から手に取り、その場で立ち読みし、気に入ったら借りて読む、という手法で本を読んでいます。

去年はあまり本を読めていなかったという反省から、今年は定期的にこういう機会を設けてもよいのではないかと思い、行動に移している次第です。

 何故だか最近は、小説よりも論文のような筋の通った文章を読むのが好きになってきました。

昔はあんなにファンタジー小説が好きな子だったのに、どこからこうなっていったんでしょうかね…

それはまたいつかまとめてみることにして、ソロ活に話を戻します。

 最後に語るは、「カフェに行ったこと」です。今回は池袋駅の東武方面にある星野珈琲店に行ってきました。

池袋行きすぎですね(笑) ちなみに冒頭のカラオケも池袋にいきました。

実はずっとカフェ巡りを趣味にしたいと思っており、また二か月くらい前から近所のカフェでバイトし始めたので、それも相まってここからカフェ巡りという趣味を始めてみよう!と思い立ち、足を運んでみました。

店内は暗めで、壁や調度品なども基本的にシックなものばかりでした。

ちゃんとしたレストランに来た時のような感じで、少し背筋が伸びました。

店員さんの接客も、自分が行っているそれとは明らかに違い、戸惑う様子もなくスラスラと丁寧な言葉が出てきていて、すごいな、と尊敬しました。

頼んだものが、2段のパンケーキ(にはちみつをかけたもの)とホットの豆乳ハニーラテ?みたいなものと、追加でアイスカフェオレを頼みました。

追加で頼んだアイスカフェオレの写真は撮るのを忘れたのでありませんが、それ以外のメニューはこんな感じのものです。

右後ろにあるソース(?)がはちみつで、これをお好みでかけて食べる、というスタイルでした。

めちゃくちゃ美味しかったです。

カフェでは何をするでもなく、せいぜいスマホで推しの動画を見ていたくらいなのですが、すごくいい気分転換になりました。

ちなみにこちらのパンケーキ、私が少食ということもあるかも知れませんが、意外とお腹いっぱいになります。(確かこの日の夕ご飯は、量を少なくして食べたかな、と記憶してます…)

今回は、ソロ活について、主にひとりカラオケ、書店巡り、カフェ巡りをしましたよ~という三本立てでお送りしました。

ソロ活をしてみて思ったことは、気の向くままにどこかに行って何かをすることは楽しい!ということでした。

人と一緒にどこかに行って何かをすることが楽しい時ももちろんありますが、ソロ活もソロ活で楽しいところがあったんだな、と改めて感じました。

やはり高校までの、友人と一緒にいることが当たり前!といった雰囲気から、大学に入ってそのような風潮がなくなったことによる影響が大きいのかな、と思いながら今回のブログを締めたいと思います。

まあまあ長くなってしまったかな?どうでしょう。意外と他の部員さんが沢山書くということが判明したので、もうあまり気にしなくなってしまいましたね…。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

はじめて海を越えて

こんにちは、今回はタイトルにあるように記念すべき初・海外旅行の様子をお届けしたいと思います!

行き先は【台湾】

本当は私が高2くらいのタイミングで行こうね~と家族で話していたのですが、コロナで延期。受験や姉の就職が落ち着いてきたこのタイミングでやっと行けることになりました。私以外の家族は海外に行ったことがあるのですが、私は初めて。パスポートを取りに行くのがめんどくさ過ぎて、その段階で一度「行かなくてもいいかなぁ」と萎えていました。そのあと家族旅行にも関わらず、旅費が自腹だと言われさらに萎える私。「私だけ大学生なのに働いているみんなと同等にお金を払うなんておかしい!!」とごねることによって何とか3万円だけの出費に抑えました。

そんなこんなでめんどくさがりの私が様々な萎えポイントを乗り越え、ついに台湾の地に。

1日目はお昼前に着いたのでお昼ご飯を食べた後に台北付近を散策しました。

どこで食べたか既に覚えていないのですが、マンゴーかき氷が有名なお店で初の台湾飯を食べました。上のマンゴーシャーベットが本当にマンゴーをそのまま凍らせたのかな⁉という程の濃厚さ。周りの乗っているマンゴーやイチゴも冷凍じゃないので身体が冷えることなく全てを食べきりました。

このあと甘いものを食べたらしょっぱい物でしょ!と、近くの屋台でネギ餅?を買いました。ネギ餅という名称で合ってるのかすら分からないのですが、めちゃくちゃ美味しかったんです!!私の極少な語彙で説明するとサイゼのフォッカチオを丸く伸ばしてネギを入れた、という感じ味です。

何気なく食べた屋台飯がめちゃくちゃ美味しいと「旅」って感じがしますよね。

日中色々な場所を散策し、台湾の夜といえば夜市ですよね!

が、しかし夜市の前に私は台湾マッサージに……。

ずっとマッサージに憧れがあり、台湾に行くことが決まった時に一番楽しみにしていたのがこの台湾マッサージでした。私はルンルンにも関わらず、家族は「別に興味ない」ということでしたので、一人でお店へ。しかし私がぼったくられないか心配した家族はマッサージを受けないにも関わらず、結局全員店までついてきました。まったく、大学生になったというのにいつまでも信用されていないんです。そんな家族の心配をよそにマッサージ屋さんの営業をのらりくらりと躱しながらマッサージを受けました。

自分じゃできない力強さがちょうどよく、本当にずっとこのマッサージが続かないかなぁという夢のような時間でした。足のマッサージを中心にやっていただいたのですが、対面するため目が合うのが気まずく終始目を瞑っていると、それを近くで見ていた親は「気持ち良くて寝てるんだとおもった」とのこと。私の勝手な気まずさが店員さんにも伝わっていないことを祈っています。

私が終わるのを待っていた家族とやっとこさ夜市へ。美味しい魯肉飯を食べたのですが、生憎写真を撮っていませんでした。日本の魯肉飯はでっかい角煮がゴロゴロと入っていて、味玉が乗っているという印象なのですが、屋台で食べた魯肉飯は角煮が細かく切ってあり、丼ものとしてとても食べやすかったです。

2日目は台湾の定番、九份へ行きました。

九份は天気が安定しずらく、行ってもほとんど雨らしいです。私たちも日本で事前に見ていた天気は全日大雨。まぁしょうがないかぁ、と思っていたのですが結果全くと言っていいほど雨に降られませんでした!!普段から晴れ女を自称していますが、いよいよ本格的に晴れ女を名乗ってもいいかもしれません。

九份には、日本人とスリが多い。

こんなことを旅の前に聞いていました。スリは置いておいて、日本人は確かに多かったです。狭い路地を歩く人々の声をよく聞けば「ほんまやでっ」「これ美味しい」「人多くね?」などなど。ほぼ東京にいると言っても過言ではないほどの日本人率でしたね。

夜のランタン祭り?が有名らしいのですが、その時間までいると人が多すぎて帰れなくなるとも聞いていたので夕方前には早々に撤退しました。もう少し九份でのエピソードを書きたかったのですが、なんせ疲労困憊だったもので記憶が……。美味しいお茶と梅を食べたことは覚えています。

あと台湾ではなぜかクレヨンしんちゃんが人気らしく九份でもクレヨンしんちゃんのお店があったので、パスケースを新調しました。今までは東京駅のクレヨンしんちゃんストアで買ったしんちゃんとシロの絵柄のパスケースを使っていましたが、今度は九份で買った幼稚園バスをモチーフにしたパスケースです。ちょうど薄汚れてきていた頃だったのでいいタイミングでした。

最終日の3日目は台北101へ。

有名な鼎泰豊の小籠包を食べ、お土産を買うためお店を散策しました。鼎泰豊は私たちが着いた時20~40分待ちだったのですが、出るころには120分待ち。台湾のさわやかって感じなんですかね。でも小籠包も炒飯も待ち時間を考えてもおつりが来るほどの美味しさだったので台湾に来たらぜひ一度行ってみてください。ちなみに日本にもあります。

語るのを忘れていたのですが、台湾はドリンクスタンドが豊富なんです!200~400円でめちゃでかサイズのドリンクを飲むことが出来ます。これは有名なTAO TAO TEAのミルクティー。これは私評価なのですが、人生で飲んだミルクティーで一番おいしかったです。普段気軽に飲むならタリーズかローソンのミルクティー、と決めているのですが、本当に日本に進出して欲しいほどの美味しさです。

私の周りにいる人は私のタピオカ狂いを知っていると思いますが、台湾でもタピオカ狂いは健在です。飲むドリンクすべてにタピオカを入れてもらい、致死量のタピオカを堪能しました。

雨予報だったにも関わらず雨もほとんど降らず、美味しい台湾飯とタピオカを堪能出来て大満足の3日間でした。まだまだ行ってみたい国は沢山あるので大学生のうちに行けたらまたお届けしたいです。

では、本日もお付き合いありがとうございました。

まいます体験記

まいますです!💟

先日、同志社女子大学で開催されているリトリートという行事に参加しました。

同志社女子大学のホームページより、

リトリートとは、毎年春と秋に行われ、実行委員の学生たちの手によって企画運営されている、同志社女子大学で最も歴史の古い行事の一つです。

土日にかけて滋賀県にある施設で一泊し、講演会や礼拝、他学科・他学年のさまざまな参加者との時間を楽しむことができました。

中学卒業からコロナ対策が当たり前の日常をすごしてきた私にとって、学校開催の泊まりのイベントは中学の修学旅行以来でした。

そのため、どんな人と同室なのか、バスは誰と隣りなのかとワクワク︎^_^

今出川キャンパスに集合した後、約1時間半かけて施設へと向かいます!

到着すると、荷物を置いて礼拝が行われました。

その後は、待ちに待った昼食です!

お芋とハンバーグの乗ったカレーをいただきました♡

昼食が終わると、同志社女子の卒業生である講師の方による、講演会が行われます。

講演内容の着眼点が非常に新しく、なんとも興味深いお話でした。

お話を聞いた後、グループトーキングを行います。同じ講演でも、人によって感じたことや受け取り方が異なっており、それぞれの意見を聞く時間はとても有意義なものでした。

そして、講演が終わると夜ご飯です!

写真を見ていただければわかるのですが、大満足大ボリュームワクワクのラインナップ…笑

ケーキをおかわりしてお腹はパンパンになりました(๑^ڡ^๑)

入浴の後には、お菓子を食べながら参加している学生や教職員の方と団欒できるお話会に参加しました!

他キャンパスの先生と恋バナをしたり、就活についてありがたいお話を聞いたり、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

一日の流れは早いもので、もう寝る時間です。バスで隣になった子と、その友達と私で3人で基本過ごしていたのですが、部屋も同じメンバーでのお泊まりです🥹♡

恋バナの続きをしたり、方言の話で盛り上がったり、高校時代味わえなかった宿泊行事の青春を取り戻したような気持ちになりました笑

2日目の朝、起きて支度を終えたら朝食です!

なんと朝食はビュッフェ!

美味しそうなパンやおかずが沢山あり、量も考えずに食べたいものを全て取りました。

結果こんなに多くなってしまったのですが、

しっかり食べ切りました。大満足ぺろりです。

その後、礼拝、閉会式を行い京都へと戻ります。

旅あるあるだと思うのですが、やはり帰路は行きよりも短く感じます。あっという間に今出川キャンパスに到着し、14時前にはお土産を頂いて解散になりました。

短い間でしたが濃い時間を過ごして仲良くなった2人とはお別れです。キャンパスも違うのでなかなか会えないのが寂しい…。

残りの時間することもなかったので、家で夜まで爆睡しました。

せっかくだしと思い1人で申し込んだ本イベントですが、大変良い時間を過ごすことができました。

秋季リトリートや来年の春季リトリート、是非(いれば)新たな国内交流生、そして同志社女子の学生さんも参加してみてほしいと感じました。

交流の輪が大きく広がることと思います!

運営のリトリート実行委員さん、素敵な時間をありがとうございました!

現在、私がとっている授業には京都ならではのものがいくつかあります。

先日、そんな授業の一環で京菓子資料館を訪れました。

目の前で職人さんが和菓子を作るところを拝見したり、実際に用意していただいた材料を用いてお菓子の成形をしたり、貴重な体験をさせて頂きました!

展示室には全てお菓子からできた、まるで本物のようなお花の数々や、昔のお菓子屋さんの看板などが展示されており、その歴史についても詳しくお話を伺うことができました。

これらの体験を終えた後、和菓子とお茶をいただきました。

実は私は今年まで抹茶を飲んだことがなく、先日金閣寺に行った際初めて口にしました。

(そのときの写真)

このとき、私の抹茶飲まず嫌いは克服されました。とても美味しかったです。

この段階を踏んでいたおかげで、今回は抵抗なくするっとお菓子とお茶を頂くことが出来ました。

お茶のお作法も教えていただいたり…。

この授業では料理の歴史や和菓子についてを学んでいます。

今回の資料館での体験を経て、次回は自分で和菓子を考えたりもします!

京都ならではの授業は他にもあり、なんだか面白いなあと思う毎日です。

1年とは言わず京都でしっかり大学生活を送ってみたい。

こちらにきてから、やはり和菓子を食べる機会が多く、次第にあんこを克服しました。前述の通り抹茶も克服しました。(抹茶のお菓子は未だに得意では無いですが…。)

戻る頃には、味覚や考え方やその他の経験値、色々レベルアップした私になっているのでは無いでしょうか。乞うご期待です🤲

では!💟

筆硯に向かう

皆さん、こんにちは!

5月前半はお休みを頂いていたので、お久しぶりのももこです。

私にとってこの5月は、充実したゴールデンウィーク…、大学の授業に慣れて効率的に課題をこなせるようになった日々…、友人との歓談が心地よい時間…、

ではなくっ!

朝から晩まで、書道!書道!書道!の書道漬けの毎日でした。

というのも、年に2回ある書道の昇段試験のうち、1つ目の試験の締め切りが迫っていたからなのです。今回私が受けたのは5段から準師範への昇段をかけた試験。段が上がれば上がるほど、昇段試験に合格するのはとても難しくなります。周りは試験に何度も挑戦して力を蓄えてきたベテラン勢。対する私はこの度初めて受験する新参者。それに加えて、提出作品の難易度も高く、半紙三体(楷書・行書・草書)、書体自由の条幅1枚、条幅臨書1枚と、自身のキャパシティをはるかに超える課題が課されました。(以下、昇段試験を昇試と略します)

ビクビクしながら作品制作に取りかかると、昇試のことは頭の隅に置き、夢中で書に向き合っている自分がいました。ここが書道の不思議なところ…。書く動機が何であれ、一度手に筆を持ち、筆に墨をたっぷりと蓄えさせ、紙に触れさせた瞬間、滑らかに腕が回転して、軽快に体がリズムをとり、気がつけば1枚の作品が出来上がっているのです。そして、書き終えた恍惚感に浸る間もなく立ち上がり、作品を俯瞰して見ると、文字の配置や線の強弱・潤渇など、直すべきところがありありと見えてくる。そんなことをもう1枚、もう1枚と繰り返しているうちにだんだんと時間が溶けていくのです。

今月は長いようであっという間の日々でした。朝大学に行く前に少し書いて、帰ってきてから寝るまでも書き続ける。書に向き合って、気がつけば日が差しているなんてこともしばしば…。布団に入っても、先ほどまで書いていた字が浮かんでは消え、浮かんでは消え、ああすれば良かった、こうすれば良かったという思いがぐるぐると巡り、ぐっすり眠るなんてこととは縁遠い生活でした。そんな私を見て、「ももちゃん、早死にするよ?」と友人が本気で心配してくれました(笑)。確かにこの1ヶ月で口内炎ができたり、大きなニキビができたりしましたが、今こうしてブログを書けているので、まあ大丈夫ということでしょう!こんな無理ができるのも大学生までだと思っています。(何の宣言かは分かりませんが)卒業までにあといくらか、こんな1ヶ月を送ることになりそうです(目標は師範の昇試に合格すること!)。

さて、ここまでおじさんの不健康自慢のようなことをつらつらと書き連ねてしまいましたが、それ以上に昇試の作品制作を通して得られた学びと成長は大きかったと感じています。その中でも条幅作品の制作は難しくも、本当に楽しいものでした!

ところで、私は先ほどから「条幅」という言葉を使っていますが、何のことか分かりますか?条幅(じょうふく)とは、書き初めよりも大きなサイズの紙のことで、だいたい掛け軸ほどの大きさをイメージして頂ければと思います。(条幅は半切(はんせつ)と呼ぶこともあります)繰り返しになりますが、今回私は多くの方々が書いたことがある半紙の作品のほかに、2つの条幅作品の制作に励みました。では、同じ条幅に書かれたものでも、書体自由と臨書では何が異なるのでしょうか。この2つを比較してみましょう。

〈書体自由の作品〉

これは書体自由と言われるように、課題に対して自分の理解に基づいて、隷書・楷書・行書・草書など、どんな書体で書いても良い作品です。自分の理解とは、課題をどのように表現したいか、どのように自分の感性を落とし込むか明確にすること。つまり、日頃自身が抱えている思いや感情を紙面に吐露する、または放出させることができるものなのです。これこそが、書体自由作品の最大の魅力と言えるでしょう。自分の感情いかんで、岩に急流の水がぶつかってしぶきを上げるような激しい作品を書くこともできるし、かぐわしい花の香りがするような艶やかな作品にすることもできます(私はたまに、「激しすぎ、暴れすぎ」と釘を刺されることがありますが…(笑))。しかし、自分の感情を紙面に表出させるには、それなりの技術が必要になります。それを鍛えるものこそ、次に紹介する「臨書」なのです。

〈臨書の作品〉

臨書には様々なレベルがありますが、一貫しているのは古典を模写するということです。当たり前のことですが、古典を模写する際には、自分の感性を表立って押し出すということはありえません。無我の境地に至るか、あるいは古典の作者に思いを馳せながら書くのです。それは客観的な視点を養うことに繋がり、先人の書法を学ぶことで獲得する技術は、書体自由の作品で自身の感性や想像を表現する武器となります。また、臨書をするということは古典への理解を深めることでもあります。古典に思いを馳せるとき、その作品が書かれた時代背景や状況、作者に対して、深い理解を示すことが必要となります。つまり、ただ書いて技術を磨くのではなく、勉強することも重要だということです。

例えば、私が大好きで尊敬してやまない中国の書家・傅山(ふざん)。傅山は明末清初に活躍した文人で、明の崩壊後も遺民として、生涯にわたり清朝政府に抵抗の意志を示した人物です。たった少しの知識かもしれませんが、傅山がどのような人だったのか理解していると、彼の自由で放逸な筆致の中に、明の遺民としての毅然とした強さやムードを捉えることができます。

このように、臨書とは単なる古典の模写ではなく、客観的視点や新たな技術の獲得、古典理解などに繋がる「種」のようなものだということを、お分かりいただけたでしょうか。私自身の肌感覚の印象になってしまいますが、書道においてしっかりとした力を付けたいというときは、やはり臨書に勝るものはないと思います。ですから、1ヶ月を通して臨書作品に取り組むことができたこの度の昇試の経験は、自分の中で大きな学びの連続であったし、一回りも二回りも成長できた貴重な時間でした。

昇試の課題作品は大学の近くのポストから提出しました(私は通信で書道を習っているので、先生には毎回レターパックで作品を郵送しています)。包みを投函してから、「どうか受かりますように…」とポストの前で手を合わせ、ぶつぶつと念じていた姿を、友人に目撃されました(笑)。恥ずかしい…。でも、何だかんだ頑張った最後にオチがあるのは私らしい気がします!

昇試の結果は見事合格。それ以上は何も言うまい…。獲得できた準師範という位よりも、作品制作を通して得られた学びの方が、私にとって価値あるものだったと感じます。

書道は技術と感性の絶妙なバランスの上に成り立っている芸術。まるで高度な方程式です。技術だけが高くても、感性だけが磨かれても、良い書は書けません。そのことを胸に刻み、これからも書道の修練に励んでいきたいです!

久々に真面目なことを書いたら、とても長くなってしまいました!すみません!

本日もお付き合いいただきありがとうございました!それでは、また!

水屋

こんにちは、あかりです。

赤福餅の回で察した方も多いかと思いますが、私は大学で茶道部裏千家に入っています。赤福餅の回はここから見れると思います、多分。できなかったら、自力で探してください。投稿日は今年の4月1日です。

https://mcm-www.jwu.ac.jp/~nichibun/blog/index.php/author/ogura/

「茶道」という言葉を聞いた時、皆さんは何を思い浮かべますか?やはり最初にパッと出てくるのはお茶とお菓子でしょうか。お菓子美味しいですよね。種類が豊富で、その季節ならではのお菓子もあったりして。見た目も綺麗で見るのも食べるのも楽しくて、すぐになくなっちゃうのが少し寂しいです。お抹茶は流派によって少し点て方が異なるのですが、裏千家の表面が泡でふんわりと覆われているお抹茶が出されるとテンション上がります。時には泡が吸いきれないこともあるくらいふわふわに点っていておいしいんです。毎週お稽古中においしいお菓子とお茶をいただくことができるのは、とても幸せなことだと思います。飲み終わった後にお茶碗を拝見する時間も楽しく、お茶会などでは初めて見る模様に出会うことも。知っているお茶碗が出てくるのもまた「ここにもいた!」と嬉しくなります。

でも、茶道を始めてからは他にもう一つ楽しみができました。水屋仕事です。水屋とはお茶室の裏側にある作業場みたいなところで、使ったお茶碗を清めたり、お菓子を用意したり、お湯を沸かしたりする場所です。お道具を収納しておく場所でもあります。いわば裏方みたいなものですね。私はこの水屋仕事が大好きで、最近は暇さえあれば水屋に入り浸っています。勿論お稽古に支障のない範囲で。

大学の水屋の通路たった二、三人が座っているだけで通りづらくなる程に幅が狭く、一度に入る人数はどうしても限られてしまいます。「立って作業すればいいじゃん」と思うかもしれませんが、蛇口の位置的に正座して作業せざるを得ません。何より貴重なお道具を立ちっぱなしで扱えません。特に陶器類のことを考えると、怖すぎて無理です。万が一の時責任が取れません。

そんな水屋なので、お稽古中は一人で黙々と作業することがしばしばあるのですが、これがお茶とお菓子をいただいているときと同じくらい至福の時間なのです。私は元々一人で黙々と何かをしている時間が好きで、自宅でもたまに部屋に籠ってひたすらプラモデルを組み立てていることがあります。一人の空間は心が安らぎます。和気あいあいとお稽古をするのも楽しいですが、心を落ち着かせるという点では断然水屋。静かな空間で一人黙々とお茶碗を清めるあの時間は私にとって心の拠り所みたいなものなのです。さらに、一人の空間は自分を見つめ直すのに最適な場所なのでお稽古で先生が仰っていたこともここでよく考えています。友達とお道具を使って作法の復習をするのも勉強になりますが、教えを頭の中で咀嚼するときは一人のほうが集中できる気がしてついつい水屋にこもりがちになってしまいます。

なにより水屋はすごく贅沢な部屋です。水屋にいれば、「清める」という名目でお道具をじっくり観察できるからです。

お客さんも、お道具を見ることはできます。でもそれはお茶室にいる間だけで、一度外に出てしまえばもう見ることは叶いません。でも、水屋にいれば何度でも見る機会はやって来ます。お道具は水屋にしまうので、わざわざ見に行かなくても向こうから来てくれます。これを贅沢と言わずしてなんと言いましょう。特にお茶会を開くときは、普段のお稽古では使われないようなお道具を趣向に合わせて取り合わせるので、お茶室が終わるまでそれらのお道具が見られると思うと、ラッキー以外のなにものでもありません。

だから私はきっと来週のお稽古でも水屋にいることでしょう。入り浸りすぎないように気を付けながら。

それではまた。

嘘か誠か、人生の夏休み

こんにちは、この一か月で日焼け止めを五本買った女ことさゆりです。

なんせ五月の紫外線が怖い。ほぼプチプラですが、どれも使い勝手が悪くしっくりこなかったもので気が付いたら増えていました。ちなみにまだ買います。あと3本ぐらい。日焼け止めなんてなんぼあっても困りませんから。

日焼け止めは使用感が良ければ良いほど耐水性は落ちますし、ジェルやエッセンスタイプのものは化粧崩れしやすかったり、あるいは乳液の合成ポリマーと相性が悪くてモロモロが出たり、そもそもファンデの乗りが悪くなったりとバランスに困りますね。少しでもベースの仕上がりを綺麗にしたいので日焼け止めの段階から課金を重ねたい、しかし仕上がりを優先すると紫外線カット効果が落ちるという切実な悩みがあります。

ちなみに日焼け止めの紫外線カット効果に値段は関係ありません。落ちるか、落ちないか、塗りなおしをするのか、耐水性が一番大事です。ついでに言うなら、値段を気にして高いものを少量塗ると何の意味もないので安いものを大量に惜しみなく塗った方がいいです。もちろん日傘もさす。選ぶならジェル、エッセンスよりシャカシャカ振る二層タイプのミルク!!忘れないでください。二層タイプが最強です。

さて、日焼け止め談義はここまでにして、次に参りましょう。

みなさん、大学の4年生前期ってどんな感じかわかりますか?

就活、卒論以外にやる事がなくて暇なんじゃないかな、と思うでしょうか。

最近4年生になりましたとは言えない時期になってきましたが、実のところ、思った以上にフリーになってびっくりしています。よく文系の学生は暇で仕方ない、人生の夏休みだ、なんていいますけれど、私の場合3年生までは常にドタバタであまり余裕はなかったので4年以降なら理解できますね。とはいえ社会人の忙しさとはそもそもベクトルが違うので、思ったほど暇ではないぐらいと言っておきます。これは私が社会人になって時の為の保険です。

本当に人によりますし、私の100倍ぐらい忙しいのに余裕をもって充実した生活をしている超人も沢山います。というか、私以外のブログ部の4年生は特にそういった超人の集まりではないかと。わかるでしょう、文章から醸し出される何かが。

日本文学科の学生は真剣に学問に取り組む姿勢の人が多く、優秀な方が沢山いますが、先生方の手厚いサポートのおかげで私のような平々凡々一般人も生きていけますので安心してくださいね。

4年生の前期は就活の事を心配して卒論ゼミ以外に授業を取らなかったため、ひたすら卒論の準備、そして今更始めた教習所通い、資格の勉強、バイトをしています。授業がなさすぎて逆に不安です。授業受けたい。もっと日本文学科の授業を取りたかったのですが諦めてしまったので、後期は詰められるだけ詰めたいと思います。時間が空いてしまうとどうしても忘却の術にかかるので、定期的に作品に触れておかないと勘が働かないんですよね。

今は現在進行形で卒論ゼミでの発表準備に右往左往しており、ひたすら文字とにらめっこをしています。もう何も自信がないのですけれど、なんとかしたいです。

長くなりましたが、今日はここまでで。急に暑さが増してきましたので、みなさま体調にはお気をつけて。では、また。

燕子花

こんにちは!ましろです。

この間、ニュースを聞くまで梅雨の存在を忘れていました。あまりにも暑さすぎてもうこのまま温度が上がっていくばかりだな〜なんて思ってました。

尾形光琳の「燕子花図屏風」。皆さんも歴史の資料集などで一度は見たことがあるのではないでしょうか。実際に作品をどこで見ることができるかというと根津美術館です。表参道駅が最寄駅で渋谷駅からもちょっと頑張って20分ほど歩けば行くことができます。

この作品は、燕子花が咲く頃に飾られます。今年は4/13〜5/12が展覧会の期間でした。以前、根津美術館で着物の模様の展示を見たときに燕子花図屏風を所蔵していると知って絶対に見たいと思っていたのでやっと念願が叶いました。ちなみに予約する必要があったので時期が近くなったらホームページをチェックしてみてくださいね。

この美術館にはお庭があり、先が見えないような入り組んだ緑の中、石段を歩いていくつくりになっています。杜若の見頃は5月の上旬です。庭園の水辺には燕子花が生えており、まっすぐと伸びる葉と柔らかな花、緑と紫のコントラストがとても綺麗でした。庭園にはカフェもあり、ここから燕子花は見えないのですが、木々に囲まれながら食事することもできます。

燕子花図屏風は、金の屏風に青や藍の鮮やかな色で表現されていました。花びら一枚一枚の色の違いや葉が少し枯れているところまでしっかり見ることができました。

他に興味深かった作品が「扇面歌意絵巻」です。絵巻の扇に模様として絵が描かれており、隣に書かれている歌を絵で表現しています。私は文字だけで理解しようとするとあまり頭に入ってこないことがあるので絵とセットで歌を見ることで情景が想像できて良かったです。他にも四季の花が描かれた屏風や桜が描かれた襖があり、とても綺麗でした。

是非一度行ってみてくださいね。以上ましろでした。