♪ 行こう
糸を向こうに
待ちきれないと
また消えちゃうの
Chara
「蝶々結び」より
東京人(みやこびと)と関東人(みやこびとじゃないひと)には歴然とした「眉毛」の太さの差があることと、幸か不幸か、自分の眉毛が「みやこびとver.」だったことに、オチを見失った焦燥感に駆られています あゆみ です、ごぶさた。最近のみやこびとの眉毛は、1.1㎝以上の太さであるようです。自分は丁度1.1㎝でした。それだけでなく、みやこ(東京都)から離れ、県をまたぐごとに0.2㎝ずつ平均値は細くなっていくのだとか。つまり、おとなりさん(埼玉県)だと0.9㎝、更におとなりさん(栃木県)だと0.7㎝が県平均になる計算ですね。―――眉毛を見てお里が知れるなんて、こりゃ真剣に肖像権について考えなければならない、と一人勝手に盛り上がっております。
さて今回の歌詞載せ。久々にJ-POPから…「蝶々結び」というCharaさんの曲で、映画「伏 鉄砲娘の捕物帳」の主題歌です。エンドロールを眺める瞳の片隅に、この曲の旋律が見えた気がしました。「運命が落ちてくる」「恋に戸惑う」「あなたに会いに帰る」など、はっきりと描かれてはいないものの、散りばめられていたエッセンスの欠片を一つひとつ繋いで結わいたら、この曲になるのだと思います。あんまり知られていないことですが……原作:桜庭一樹『伏 贋作・南総里見八犬伝』だと、「冒険活劇&マジで捕り物」という印象に偏りがち。しかし映画になると、一気に恋が花開く感じがして、これはこれで素敵……。取り立てて原作至上主義を掲げていない方だと、意外と映画派になるかもしれません。
やっとこさ辿り着きました、本題。今回は短いながら、先日訪れた「サンリオピューロランド訪問譚」についての話をば。そもそも、何故この年(21歳)にもなってピューロランドに行くのか?―――という事の発端については、非常に長くなるので割愛。まぁ、あちこちを拾い読みすると「需要と供給の合致」ですね。ますますもって分からん。
そんなこんなで、去る25日に行ってきましたよ、多摩くんだりまで。ちと遠い。。。。。新宿から京王線(もしくは小田急線もあり)に乗って、いちじかん……! 西生田行くよりも遠い!とはいえ、人里離れたところにあるからこその桃源郷であり、ユートピアであり、夢の国です。夢の国に行くための適切な演出だと思えば、こんなの辛くない辛くない。全ては着ぐるみと戯れるためだ! ポムポムプリンに会うためだ! そこはシナモンロールでも可!
子供の頃行ったきりですが、当時の思い出と重なる部分が
あんまりなかった。
…あんまり、なかった。大事なことなので2回言いました。
アトラクションが九割九分九厘入れ替えられていて、昔あった「ゴールの伝説」とかが消えていました。最近のアトラクションは、「観る」「体験する」よりも「写真を撮る」ことに重点を置いているみたいです。なんか、めっちゃ写真撮られました。アトラクション(公式)に。ネズミ―ランドとかもよく、落下点で写真を隠し撮りしたヤツを売っていますが、要領はそれと一緒。マイメロディちゃんのレンタカーに乗る、みたいな主旨のアトラクションは、そもそもの狙いが「写真を撮る」ですし。角を曲がる度に「カメラを見て!」という天の声が聞こえます。なんというか……世のおなごは、これほどまでに写真を撮りたいものなのでしょうか。
斯く言う私も、ポムポムプリンに「お尻(の穴)撮らせて☆」なんていっている時点で、ちゃっかり写真女子に片足ツッコんでますから、他人様のことをとやかく言う資格はありませぬf(´・ω・`;)
※今の台詞は決してセクハラではなく、ポムポムプリンのチャームポイントは「お尻の穴」だと公式ムック本にも記載されている情報ですから、今の台詞は合法!
そうそう、最近のピューロランドは客層が少し変化したように感じられました! 同世代のおなごがいっぱいいました。ファミリー層の中で一人浮く、という状態を危惧していたのは杞憂だったようです。一眼レフ(中には室内なのに長玉まで!)を構えたおなごの多さときたら。着ぐるみとの撮影会が、一瞬コスプレ会場に思えたほど。来ているおなご達が皆、パステル系というかメルヘンでラブリーな格好をしていたことも、その錯覚に一枚噛んでいるかもしれません。
そのほか、以前と変わらぬように見えるファミリー層の大半が、実は海外の方だったことにびっくり。聞こえる言葉がどう捉えても大陸系の言語だったり、英語だったり。アジアからお越しの一家が大半を占めていましたが、中には妖精さんみたいな色素薄い系少女などもいらしてました。キティちゃん好きに国境はなし、なんですね。素敵。
あと数日で、新4年生という肩書きから「新」をとらなければいけなくなります。初々しさなんてどこへやら。でもやっぱり「新」とつけてくれるなら、それはそれで嬉しいもの。そもそも、「新」がつく肩書きを使う機会って、この「新4年生」と、あと「新社会人」の残り二つだけになってしまうんですね。あら、予想以上にしんみり。
それでは今回はこんな感じで。
お相手は あゆみ でした。