四月某日、それは起こった。私は白黒のロリータ服に身を包み、立教大学の中庭でお弁当をつついていた。風に前髪を乱されながら、友人と昼食を楽しむ学生を横目に優雅にぼっち飯を楽しんでいた。しかし、メインディッシュのハンバーグを食べようとしたその時だった。
にわかにざわつく中庭。吹奏楽の集団、それに続く凛々しい学ランの集団。高校生か…?とも思ったがどうやら同い年くらいに見える。そしてそこにさらにキャピキャピのチアガール達まで現れた。一体何が始まるというのだろう。高校野球の応援でもあるまいし。困惑する私の前で着々と準備が進められていく。チアガールの方々が笑顔でメガホン(紙)を配っている。あっちで配り、こっちで配り、そして私にも「どうぞ」と差し出された。
いや、私部外者ですよいいんですか?授業だけ受けに来た公認部外者の女が弁当食べてるだけですよ。本当にいいんですか?
…なんて言うことは当然できず。「あ、どうも」と普通に受け取ってしまった。紫色という見事な立教カラー(ホームページを見るとわかるのですが、立教大学はめっっっっちゃ紫です)。これを持っているとまるでここの学生みたいだけど、私全然関係ない人なんだよなあ。本当に持っていていいのかなあ、何が始まるかもよくわかってないのに。
そんな風に内心「?」まみれの私をよそにいよいよ応援練習(らしきもの)が始まった。応援団の方の話を聞くと、どうやら神宮球場で試合があるらしい。本当に野球の応援だったんだ…。吹奏楽の演奏に合わせた元気溢れるチア。大迫力の応援(一人学ラン姿の女性がいて超凛々しかったです。僅か十数分しか見ていないのにファンになる所でした)。試合の勝利のために全力で応援をする、という気持ちがダイレクトで伝わってくるようなパフォーマンスはそれはそれは素晴らしかった…のだが。
これ本当に私ここにいていいの?なんか野球の試合があることも今知ったような人間だよ?なんかそれっぽくメガホンで手拍子とってるけどゴリッゴリの部外者だよ?まるでここの学生みたいな顔してるけど思いっきり他大学の者だよ?いいの?
練習はいつの間にか終了し、「試合のチケット買ってくださーい」と宣伝が始まっていた。どうやらこのまま中庭で販売するらしい。しかし私は女子大へ授業を受けに行かなくてはならなかったので、メガホンを回収しにきたチアガールに返却すると、そのまま立教大学を去ったのであった。
というわけで、今月上旬に起きた出来事で一番困惑したことでした~。今回はいつもと違う雰囲気で記事(特に冒頭)を書いてみましたが、いかがだったでしょうか。おふざけ以上の意味は特にありません。いやあそれにしてもはじめは「何事じゃい」と思って観ていたのですが本当にすごかったです、応援練習。女子大ではああいったものを目撃したことがなかったのでびっくりしましたが楽しかったです。ああいったことはきっとキャンパスが広々としているからこそできることなのでしょうね。ただ私は未だに迷子になることが怖くて立教大学をあちこち探索することができていないので、普段学生生活を送るのならば女子大くらいの規模がちょうどいいのかもしれません。ただ、大きい共学ならではのものを見ることができて思わぬところでf-Campusの恩恵を受けた出来事だったな、と思っています。
それではまた次回のブログでお会いしましょう🪻