芸術は秋に限らず

2024年に引き続き、展覧会が面白い!

雪だろうが雨だろうがレポートが残っていようが、行きたい展覧会の面白そうなこと。最近は広報やグッズの魅力の影響もあり、大規模でもないのに平日でも大行列。毎回作品の前に人の数とチケット代に驚きます。

今回は、そんな2025年睦月に開催中の展覧会で面白かったものを3つピックアップ。

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須田悦弘展

ちょっとシードルが飲みたい時に買う、アサヒニッカ弘前の林檎の絵。

20代ではあまり身近じゃないけれど、スーパーの棚を見れば必ず再会する、竹鶴のおじさん。

高いから綾鷹に敗北する十六茶のイラスト。

ご存知、これらは全て須田悦弘によるもの。今回の展覧会はそんな須田氏の展覧会。

須田氏は精巧な木彫り技術を独学で学び、柔らかい朴の木で様々なモノを作っています。須田氏が生まれ育った土地に馴染み深い、世には雑草と呼ばれるものも含めた植物を、都会に出て来た大学生のころからテーマとし、今回も植物の形をした木彫り作品がメインです。

東京インスタレイションを含めた、須田の「名作」を、ザ・展覧会形式で飾るのではなく、見つけに行く形で展示。床や壁に無防備に置いてある植物も驚きますが、何よりも展示ケースの中や下に「生えている」葉っぱ。本物が生えているのかと思うぐらい、「わかる」位置に配置された、普段街で歩く時には意識もしない存在のもの。

展覧会という、人類による究極の「造られた場所」に、一番縁遠い自然を求めるスタンスは、茶室など我々の先祖が作ってきた、自然の中につくられた建物を思い起こされます。博物館の建てものを始めとする、自然を圧倒する形で作られた人工物に対しての考えが180度変わるはず。

また、須田氏は古美術の補修・再生も行っており、その作品も今回展示されています。『春日若宮神鹿像』だったり、『随身坐像』だったりあるわけですが、補修の字に相応しく、元の作品に限りなく寄り沿うように手や弓やらを補う一方で、それが展示してあるケースには、また雑草が生えている。

古美術と現代美術の時を超えたコラボレーション。お互いがお互いを消し合うことは決して無く、むしろ物語性だったり空間美を持つようになるため、発狂しそうなぐらい自然に調和しています。現在に古美術を残し、活かすためにどう向き合えばよいかを考えるきっかけになります。

須田悦弘|渋谷区立松濤美術館

近所に古伊万里専門の戸栗美術館もあるため、是非寄ってみて。今やっているのは『千変万化―革新期の古伊万里―』。全体的な伊万里焼の流れを見られますが、今回は主に17世紀中ごろの作品の流れを重点的に見ていく展示。

私が注目したのは、60番の『銹釉染付 雪輪若松梅文 長皿』という作品。木製皿のように加工した木目調の「自然」の場所と、磁気らしく加工した白い「人工的」な場所の対照的な印象が面白いです。

この展覧会はまだまだ長いので、是非どうぞ。

公益財団法人 戸栗美術館[東京渋谷・陶磁器美術館]

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運慶展

作品、真作はかなり少ないのに、東大寺の仁王像のおかげもあって、1、2を競うジャパニーズフェイマス仏師、運慶。まあかっこいいよね。作品が。

永福寺の中に運慶のアトリエがあったかもしれないとか言われているぐらい、運慶は結構鎌倉で過ごしていたので、鎌倉には結構作品が残っています。故に金沢文庫で運慶展をやるのも何度目かだったりしていて、私もこれが3回目。そんな今回は運慶と、女性信仰者にスポットを当てた展覧会。

目玉の1つとして、「頬焼阿弥陀縁起絵巻」という巻き物があります。この絵巻の主人公「町の局」のモデルは北条政子と大弐の局だといいます。

町の局は鎌倉時代に生きた女性でした。町の局は運慶に反物(当時のマネー替わりです)を送り、代わりに運慶は阿弥陀三尊像を造りました。町の局は邸に安置し、ベストな形で成仏していきました。その後の阿弥陀三尊像はあれよあれよと事件の中心(せっかくなのでWikiでいいので調べてみてください)となったのち、現在光触寺に安置されているとのこと。

今回はそんな物語が書かれた絵巻の、運慶が反物を貰っていたり、阿弥陀三尊像だったりの絵が描かれた場所が公開されています。

他にも、政子が子どものために依頼して寿福寺に安置した薬師如来坐像。同じく政子が建てた永福寺薬師堂の鬼瓦。女性と強い関係がある清水寺の十一面観音の脇侍と考えられる、観音・勢至菩薩像などが所狭しと並びます。

当時の仏教は正直なところ女性差別が酷い宗教。誘惑するからとか実に男目線の勝手な妄想に被害を受けている、簡潔に言えば男って修行に集中できない理由を他人のせいにするクソ野郎ね、というものですが、基本的に善行をしたもん勝ちの宗教ですので、国教になる前から女性もかなり信仰しておりました。そして運慶は依頼主が女だからと差別せず、誰に対しても誠実に仏像の依頼に答えたのだと言います。運慶願経にも、女性の名前が多々あったといいます。(野村育世「「女大施主」とはだれか≪運慶願経≫の情景」『芸術新潮』2017年10月号 pp,,38-39)

女性の仏教信仰ものは物語にもかなり書かれています。大抵夫を亡くしただとか結婚拒否とかですが、源氏も今昔もありますね。木幡狐等、女性に化けた畜生(あえて畜生と書きます)が、そのまま尼になるバージョンも見られます。いくら女性と畜生は存在がアレだから成仏できないとか言われてたとしても、女性たちは男性よりも必死で縋り付き、自身が極楽を目指したり、愛する人の安全を祈ったのです。

今回数年前見つかった、存在感マシマシなあの仏像もいるので、一度は見つけてみてほしいものです。

神奈川県立金沢文庫 展示案内

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これらが終了してしまっても、例えば京都国立博物館だと、「日本、美のるつぼ」「宗元仏画ー蒼海を越えたほとけたち」など、面白そうなものが様々ありますから、終わっちゃったよと嘆く暇がありません。東京は今年も京都から帰って来たんだか、わからないぐらいの充実度ですね。大覚寺ですら後方彼氏面してしまったのに、次は相国寺が来ます。

芸術は秋に限らず。今年もたくさんの展覧会へ足を運びたいものです。

本日の読みたい本

『茶の本』岡倉覚三著 村岡博訳 岩波文庫

須田悦弘展の、特に古美術との融和の作品を見た時に、この本が思い起こされた。

第五章「美術鑑賞」のラスト(p.74~)は現在の若者にも訴えかけている。

それ、本当に本心から美しいと、楽しいと思っているものだろうか?

ソウルメイトとの出会い

皆さんこんにちは。みちこです。

久しぶりに何を書こうか迷っている、そんな心境を綴るところから始めようと思います。まあ十中八九そうなっている理由がレポート地獄の渦中にいるからというものなのですが(笑)

レポートもテスト勉強も、もっと計画的にやろうよと思う自分と、どうせやらんしな、という自分が両方います。

でも結果的にどうにか何とか出来てしまうのが経験上分かっているので、まあ大丈夫かという目で見ています。こういうこと思ってるからいつまで経っても計画的にできないんですよ…?(笑)

ところで話は変わりますが、大学に入ってからの方が私は勉強している時間が多いです。それはおそらく、履修する授業を自分で決められるからでしょう。おまけに元々責任感が強い性格してるので、自分で決めたことは絶対最後までやり切ります。こうして主体的に何かをする、という経験は本当に大事ですね。でもそのせいで、手を抜くことを知らない人間にはなってしまいました。でも、絶対的に自分が無理をすることもしない。というのも、無理してる時は「無理してるな」と分かるようになったので、無理せず休むようにしてるからです。どんなに忙しかろうと。幸いにも私の趣味はほとんど室内で完結する趣味ですし、根っからの出不精なのでリフレッシュは案外すぐできます。

いい塩梅なんだかよく分かりませんが、とかく無理はしないというのは覚えておきたいと思いました。

 「無理をしない」といえば、後期に受けていたとある講義で世阿弥という人物について学ぶ機会がありました。私はこの講義を通じて、世阿弥のことを勝手に「ソウルメイト」だと思うようになったのですが、その世阿弥も「無理はしなくていいんだ」ということを説いています。

その前にまず、世阿弥がどういう人物だったのかについて講義の内容を借りながら説明しますね。

世阿弥は父の観阿弥とともに能を大成した人物として教科書等にもその名が載っていると思います。

名前くらいは知ってるよ、という方も多いのではないでしょうか。

さてその世阿弥さんですが、これが中々に苦労人でして…。少年時代に時の将軍:足利義満に気に入られて以降、自身の流派を盛り立てていくのですが…時代は移り変わるもの。

将軍が変わると世阿弥たちへの興味は失せてしまい、流派存続の危機に陥ります。そんな中で世阿弥はなんとか自身の流派を再興しようと奔走します。

そうしていくうちに生まれたのが能楽論を説いた書の数々。その中でもこの講義で扱っていた作品は『風姿花伝』でした。

先ほど紹介した「無理しなくてもいいよ」論はこの講義の最終回で紹介されたものでした。

この書の中では「男時(おどき)」と「女時(めどき)」の場合という形で紹介されていました。「男時」は順風満帆な時、すなわち何もかもが上手くいってるな、と思う時のことです。「女時」はそれとは逆の時です。何かをやっても上手くいかない、そんな時のことです。

世阿弥は「女時」の時の対処法について、「無理な努力はしなくていいが、いずれくる「男時」のために力を蓄えておくことは必要だ」と説いています。しかるべき時のために少しずつでも進みながら、時を待ち続ける…。これ、本当に世の真理だと思います。要は、タイミングが悪い時に頑張りすぎちゃ良くないよ、ということなので。体も心も疲弊してしまいますから。

あれ?これって本当に能楽論を説いてる書なの?と思ったそこのあなた。この書の魅力は、「能楽書でありながら現代の我々にも通じることを説いている」ということなんです!

こうしてみると、古典文学というのも案外身近な存在だったりするんですよね…。私はそういう感覚を感じられる瞬間が好きで古典文学が好きになりました。

なんかいつもより言葉がとっ散らかって、順序立てて伝えられていない気がするのですが、ここで私が言いたいのは、「無理をする必要はないんだ」ということです。

無理をして、何か特別なことをしなくていい。等身大の皆さんのままで、向き合うべきものに向き合ってください。それが出来たら上々です。あとで自分をしっかり褒めて、労わって下さい。そういう時間も、時には必要です。

さて、これで受験生へのエールも3回くらいの更新に分けて少しずつ伝えてきたことですし、私も私のなすべきこと(期末課題)をしようと思います。

ちなみに私が世阿弥のことを勝手に「ソウルメイト」だと思っているのは、あまりにも世阿弥の考え方に共感を示せたからです。私のように物事を考えられる人は本当に少ないのだと、常日頃から若干の孤独を感じているので、偉人で恐れ多いですが、勝手に「ソウルメイト」だと思っています。

そして次の更新は何にしましょうか…。最近古典文学が好きで好きでしょうがないので、その話でもしようかな…。ゲームの話にしようかな…。まあ、どうせまた未来の私が話したいことを決めるでしょう。

それでは、失礼いたします。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

「私」という生き物

 皆さんこんにちは、あかりです。今回も安定のネタ切れです。というより期末課題でブログどころではありません。課題がありの大群の如く押し寄せてきていて優雅にブログ更新なんてやっている場合ではないのです。もっとも、私のブログが優雅な内容であるかは甚だ疑問ですが。何なら初釜以降体調が良くない日が続いて疲労、風邪、期末のトリプルパンチをもろに食らっています。苦しいです、サンタマリア。なんてぼやいてもどこからか仲間が現れて都合よく助けに来てくれるわけもなく、結局大人しく机に向かう以外の選択肢を我々学生は持っていないのです。もういっそとことん現実逃避をしてしまいたい気もしますが、単位はやはり欲しいもので…。購買で売っている「単位パン」なるもの(「単位」と焼き印が入ったただのパンです。これを食べたからって単位はもらえません)を片手にがむしゃらに頑張る日々でございます。春休みは楽しみだけど、そこに至るまでがただただつらい…。皆同じ悩みを抱えていることは百も承知ですが、私だって人間です。全部分かったうえで愚痴を延々とこぼしていたいときはあるのですよ。

 とはいえ、このまま愚痴だけで終わるのはブログの雰囲気がお通夜状態になりかねないので何か別の話題が欲しい所。何かいい話題はないものですかねえ。本当はちゃんと話題を決めてから書くべきなのでしょうが、それができないのが私という生き物でして。高校生の皆さん、こんな大人になってはいけませんよ。

 そうそう、話題が一つあった。先日新しくパニエをお迎えしたんです。パニエとはスカートを膨らますための下穿きのことで、ロリィタファッションの必需品です(王子系など一部例外アリ)。一口にパニエと言ってもその素材、長さは様々。スカートの長さや理想の膨らみによって使い分けなければなりません。今回はロングスカート用のものを購入しました。先日念願のクラロリスカートとキャノティエが届いたので、それに合わせての購入です。ちなみにキャノティエは平べったい帽子のことで、ヘッドドレスほどではありませんが、ロリィタではよく見かけるアイテムです。特にクラロリに多い印象ですね。パニエは消耗品で繰り返し使っていくうちにどうしてもへたってきてしまうので定期的に買い替える必要があるのですが、ものによっては1,2回使っただけでぺしゃんこになるものもあって、中々見極めが難しいアイテムです。私も一回パニエ選びで失敗しているのでこれからロリィタを始める方はお気をつけて…。

さて、今日はこのあたりで失礼します。もはや恒例のグダグダぶりですが、どうか広い心で楽しんでいただけましたら幸いです。

それではまた次回お会いしましょう。

嘘みたいにふざけた実話

まいです、ごきげんよう❀

大寒の時期に異例のあたたかさ。おかしな冬に私は動物園に行ったのであります。

埼玉県の東武動物公園という動物園で、ホワイトタイガーの赤ちゃんが生まれたのはご存じですか?

生まれた3頭のうち無事育った2頭の子トラの公開「チビとら見学会」が今月から始まりました。

国内の動物園でも珍しいホワイトタイガーで、しかも期間限定の赤ちゃんトラとなれば、見ない理由はありません。日々、赤ちゃんトラが大きくなってしまっていないかSNSで確認しつつ、観に行く日を相方と決めました。

共用のカレンダーに「東武動物公園🍼🐯」と書き込み、チビとらに並ぶ場所や時間を確認し、一日のスケジュールを立て、ホワイトタイガー柄(正確にはダルメシアン柄)のファッションでトラの好感度も上がるはず、万全の準備で当日を迎えた

…はずでした。

ここからが今日のおはなし。

実は今回の旅は、相方の都合で「チビとら」とは別にもう一つ目的がありまして。

「ぐるり森」というカードゲームをみなさんはご存知でしょうか。私は塾講師をしている際に小学2年生の男の子から知ったのですが、なんと、うちの相方が「ぐるり森」「ガチ勢」だったんです。

相方になってからかれこれ4年経ちますがこれは初耳。少ない情報の中で「ぐるり森=小学2年生」という公式を作っていた私は思わず相方を2度見してしまいました。どうやら昔カードを集めていたらしく、東武動物公園に「ぐるり森」があると知ると目をキラキラ輝かせるのでした。

まさかの入園料とは別に「ぐるり森料」が500円かかるのですが、あの眼を曇らせるわけにもいかず「チビとら」と「ぐるり森」が今回の旅の目的となったわけです。

しかし当日。相方はあんなに持ってくると言っていたカードを自宅に忘れてきました。寝坊して慌てて時間に間に合わせてきたら置いてきてしまったという次第。我々はすでに東武動物公園駅でした。

通常参加者はその日ゲーム内でもらったカードで勝負するので問題はありませんが、手持ちの強いカードで戦いたかった相方。入園料と別でお金払うくらいなんだし、今日の目的の一つだったし。

よし、「取りに戻るぞ!!」

最短で帰ってこられるよう、乗り換えは走ることにし、往復の電車を調べつつ相方と共に自宅に向かいました。

最寄り駅に着き13分後の電車に乗るために駆け足で改札を抜けると、真横でピンポーンという音が。

そういえば気づいた時点で引き返したので相方は改札を抜けていませんでした。

「忘れものでも一回改札でてくださいねえ」と駅員のおじいさん。

改札を抜けたすぐそこでせわしなく足踏みしている私。

落ち着こう。機械でピッとやってもらえば一瞬。そこまでのタイムロスにはならない。さあ、機械、起動せよ!!

「チャージが足りません」

よりによって今ああああ!?私は頭を抱え、相方も慌ててチャージ。まあ、慌てている日は「よりによって今!?」が重なるものです。泣きっ面に蜂とはまさにこれのこと。

さあ、時間はあと10分。相方の家は最寄り駅から近いので走れば間に合う。

走って、走って、相方の家の前で待ち、玄関で靴を履く音、相方の母親の「え~さいて~」という声、ドアがガチャッと開き振り返ると、相方の妹でした。

あやうく「あと5分~!」とガラの悪い取り立て屋を見せるところだった…あぶない…。

「大学行ってくるね~」と言う妹ちゃんに「いってらっしゃ~い」と笑顔で手を振り、開いたドアの音に振り返ると今度こそ相方。

「走るぞ!!」

なんとか、予定通り乗車。チビとらの時間まではまだ余裕があるものの、少しでも動物園に長く居た方がお得だろうと思いほっとしている私の横でなにやら相方が楽しそうにしている。

「なんか変わったと思わない?」

相方の目線に従い足元を見ると、そこにはさっきまでとは違う新品の靴。そういえば今朝届いたけど時間なくて履けなかったって言ってたなあ。……って

いやなにちゃっかり履き替えてるんだよ!!!笑

私が家の前で待っていて妹ちゃんと挨拶している間に、相方は披露したがっていた靴に履き替えていたそうな。大抵のことが漫才でいうボケ扱いになる我々なので、今回も「おい~」で笑い飛ばしました。

「ま!これで気兼ねなく動物園楽しめるし!!あらためてしゅっぱーつ!!」

バタバタのスタートもこれでひと安心。

と思いきや。

東武動物公園駅到着。

無事改札を通過。

改札目の前に看板。

ん。

【東武動物公園は本日休園です】

……

「お~いぃぃぃいいい!!!」

我々の嘆きが駅構内に響き渡りました。

それはやがて笑いとなって、しかたなく「休園」の看板前で笑顔の一枚をパシャリ。そこには愛くるしいホワイトタイガーの赤ちゃんも写っていました。

おしまい。

*****

我ながら、下手な作り話のようですが、これが100%ノンフィクションなんですよ。

お恥ずかしながら、あんなにホワイトタイガーの赤ちゃん情報を調べていたにもかかわらず、開園しているかどうか確認していなかった。休園の可能性をいっさい疑わずカレンダーにいれてしまったわけです。

この悲劇の後日談ですが、次の週に予定の合う日があり、すぐリベンジしました。

平日にもかかわらず「チビとら」公開時間は長蛇の列。1時間ほど待って順番が来ると、列に続いて歩きながら10秒ほど眺めることができました。

かわいかった。でもいっしゅん、一瞬すぎるよ……。

さて、れいの「ぐるり森」到着です。

相方は50枚くらい(?)のカードをなんと「ぐるり森」専用のポシェットに入れ(グッズとかも販売されてるんだ…知らなかった…)、一緒に入場。

「ぐるり森」に並ぶのはみな親子。成人同士は私たちだけです。

ルール説明担当のおにいさんが出てきて「このゲームはやったことありますか?」と訊くと、相方は首から下げた分厚いポシェットを自慢げに見せ「任せてください!!」

隣には目を丸くして硬直する私が。

・・・

「ぐるり森」は迷路を辿りながらクイズを解いていき、全問正解すると専用のゲーム機で敵と戦うことができます。もらったコインを入れると一枚カードがランダムで出てきて、それを機会に読み込ませ敵と戦える……とは言っても、ここまでクイズを頑張って解いてきたのに、まさかの最後は丸いボタンをひたすらバンバン叩くやつで勝敗が決まります。それで敵に勝つと、レベルの高いカード(東武動物公園ではホワイトタイガーをデフォルメした「ホワイトガイア」というキャラクター)がもらえるという仕組みです。あれって、本当に叩く回数が多ければ勝てるのかな…?

相方はと言えば、自前のハイレベルカードがあるので、それを読み込ませ敵と戦うことに。

腰をかがめ、両手指先をボタンに添え、いざ真剣に叩きまくる!!

……

不幸なことに、相方が使った機械は壊れかけかボタンの反応が悪く、相方が押した回数の5分の1くらいしか反応していませんでした。

なんだか、格好のつかない私たち。

どうしようもない笑い声が今日も響くのでありました。

大丈夫!偉い!

 受験生のみなさん、お疲れさまです。もうすぐ一般入試が始まりますね。
 今回は私が前日・当日にしておけば良かったと思うこと・しておいて正解だったと思うことを紹介したいと思います。本女の受験はもちろんこれから控える他大学の受験にも応用できると思うのでぜひご覧ください🎶(3分くらいで読み終えられると思います)

〈しておけば・持っていけば良かったこと〉

①食生活を「変えない」こと・温かいスープ

 2月に入るとスケジュール的に試験が連続すると思います。ここで大事なのは食生活を「変えない」ということです。私はお昼ごはんを食べ過ぎると眠たくなるので、カロリーメイトやチョコ・ゼリー飲料で済ましておいたのですが、それが続くとかなり精神にこたえました。温かいスープなら身体も心も温まってお昼ごはんの時間だけは心に余裕が生まれると思います。

 「本番のように練習して、練習のように本番を迎える」のがベストだと考えています。休憩時間の時間も惜しんで食生活を疎かにするより、今まで通りのスタイルで行けば精神的に安定して良いパフォーマンスができたのではないかと思います。スープ1つあれば気持ちも和らぐのではないでしょうか。

②コンビニ問題

 会場によって自動販売機やコンビニが近くにないことがありました。最寄りの駅周辺のコンビニをチェックしておいて、いざとなった時の飲み物や筆記用具を調達できる準備をしておいた方がいいと思います。本番に限っていつもはしない忘れ物をしてしまうこともありますからね(私はポケットティッシュを忘れしまい慌てて買いに行きました笑)

〈しておいて正解だったと思うこと〉

①トイレ問題

 共テ会場で感じた方も多いと思いますが、女子トイレはとても混みます。そして回転率も低いです。単語帳を持参して列に並ぶのも良いですが、私は空いている穴場トイレを事前に探していました。例えば、2Fの受験会場だったとします。大学の建物構造はどの階も大体同じであることが多いので、2Fのトイレの位置を確認したら、3F・4F・5Fへと移動し、トイレの位置を確認しておきます。上階に行けば行くほど並んでいる人が少なくて穴場であることが多いです。

 本学は大体1フロアに必ずトイレがありますが、女子大とはいえトイレの個室が多いわけではないので、注意が必要です。トイレが混んでいて不安な方は、思い切って違う階のトイレに移動すること薦めます。多少受験会場から離れたトイレを使う心細さより、試験中にトイレに行きたくなってしまうことの方が恐ろしいですよね(笑)トイレ位置の確認、ぜひ!

②体温調節しやすい服装

 防寒は言うまでもないのですが、注意が必要なのは会場内の熱気からくる暑さにも耐えられるのかということです。試験中集中しすぎて頭から始まり身体全体が熱くなる方がいると思います。私が受験した大学はほとんど暖房が効いていて乾燥していた感覚があります。暑がりやあがり症の方は薄着になる可能性もしっかり考えて服をチョイスした方がいいと思います。念には念を入れておくことをお薦めします。

 ここまでの継続的な勉強はもちろん、体調管理や様々な誘惑に打ち勝ってきたみなさんは本当に凄いです。目標に向かって努力してきた過程で得たものは、絶対みなさんの糧になっています!最後まで自分を信じて精一杯取り組んでくださいね!
 みなさんの力が最大限発揮されますことを祈っております。

こんばんは。

大学入学共通テストを受験された皆さま、おつかれさまでした。なんでも『源氏物語』や『枕草子』が登場したと話題になっておりましたね。実は私は第一志望が国立大学だったので、懐かしいです。私のときには数Ⅰ・Aの問題が激ムズだったのをよく覚えています。全国平均が数学苦手の私の点数みたいに低くて驚いたものです。共通テストが終わると今度は私立大学の一般受験ですね。本学の試験日も近づいているようです。皆さま引き続き落ち着いて、体調にはしっかり気をつけて、おいしいものを食べて、よく寝て、暖かくして当日に備えてくださいね。

私はいま・・・期末課題に追われています、はい。細かいことは聞かないでください笑。話せば長くなりますので。

・・・少し話題を変えましょう。最近のマイブームについてお話ししますね。

冬場は空気が澄んで星がきれいに見えると言います。私のマイブームは星を見ることです。ときどき空を見上げたまま道を歩いていたりするので、いい加減危ないから立ちどまって見るようにしなければいけないなあと思うのですが、ついつい歩きながら見てしまうんですよね。期末課題を片付けるために大学の図書館へ行き、帰るころにはとっぷり日も暮れて外は真っ暗なわけですが、最近は晴れている日も多く星がよく見えます。私は駅から家まで南に向かって歩いて帰るので、少し顔を上げるとオリオン座や冬の大三角が見えます。オリオンのベルトの位置にある星が3つ並んでいるので見つけやすいです。(オリオンは神様のようですが、私からするとオリオン座は砂時計に見えます。)

冬の大三角の右下の星は確かシリウスというのでしたね。青白い光が特徴的です。ハリー・ポッターの叔父さんがシリウス・ブラックという名前なのですが、シリウスは白色、ブラックは黒、白黒、なかなかおもしろい名前だなあと思って結構好きなキャラクターです。

オリオン座を少し眺めてから左斜め後ろの方を向くと、北斗七星がうっすらと見えます。名探偵コナンの映画「漆黒の追跡者」で北斗七星の話を聞いてからいつか見てみたいと思っていたのですが、冬場でもよく見えることに最近気が付きました。実は夜よりも早朝 日の出前の方が、北側の天頂付近にいるのでよく見える気がします。柄杓型をしていて、その先には北極星があり、さらにその先にはカシオペヤ座があるとのことです。

カシオペヤ座はWだかMだかの形をしているので案外簡単に見つかります。

北極星は北の空にあって動かないから、方向を見極めるのによいと聞きます。しかし、そんな北極星さんは空の中で一番明るい星ではないようです。埼玉の夜空はそこまで暗い星が見えないので、未だに北極星がどれなのか分かっていません。私には道に迷ったときに頼りにできる自信がありませんので、せいぜい迷子にならないようにしたいと思います。

私には有名な星座くらいしか判別できませんが、夜空に張り付いた星を眺めるとなんだか心が落ち着きます。お星さまはきれいですし、眺めれば眺めるほど目が慣れるので、小さなお星さまたちが次々と見えるようになってきます。寒いことさえ気にならなければ数十分でも1時間でも見ていられるような気がします。平安時代だったら「をかし」と言うのか「あはれ」と言うのか気になるところですが、そういえば月の和歌は多いけれども星の和歌は聞いたことがないような。街灯のない当時ならどんなにきれいだったことでしょう!

私の生涯でやってみたいことリストの1つが「天の川を見る」なのですが、この時代天の川を見ようとすると山奥とかに行く他なさそうなんですよね。私は何と言ってもインドア派なので、休日に山奥に行くことと天の川を見ることを天秤にかけてどちらを取るか・・・これは将来の私に決めてもらいましょう。それでは、また。

桃の缶詰のシロップ漬け

さくらももこは、私の心の師である。
さくらももこのエッセイに出会ったのは私が小学生のときだった。児童小説ばかりを読んでいた私は、そこで初めて「エッセイ」というものに触れたのだ。
ユーモアいっぱいで、まるでさくらももこ本人が話しているのをそのまま書き起こしたかのように自由な文章。文章って、こんなふうに書いていいんだ!そんな衝撃を受けたのを、今でも覚えている。
小学6年生のとき、エッセイを書こうという授業があった。この前家の片付けをしていたらなんと発掘できたので、そのまま載せてみようと思う。なんせ小学生の文章なので、だいぶ拙いものだがどうか微笑ましいなと思ってみてほしい。

「花粉症。」
涙があふれてとまらない。別に悲しくも、痛くもないのに。
これは全て、花粉症のせいだ。
一番つらいのは、花粉症がつらくてたまらない時にかぎってチューリップ画があることだ。外に出るのがつらいのに加えて、チューリップの花粉が目にしみる。涙目になったらすぐに誰かが「泣いてる!?」というのも、照れくさいし、なんだかはずかしい。泣きたくなる。もうすでに涙目だが。
そんな時がくると、「もう春か。」となる。春には、いいこともいっぱいある。先程あげた、チューリップもだ。でも悲しいかな、花系の春を感じることは私にはできない。
鼻がムズムズし、目がかゆくなり、のどがくすぐったくなると、春の合図。「春が来てしまった・・・」と感じるのは、そんな時である。

あれ、小学生にしてはなかなかいい文章なのでは?
書き起こしながらそんなことを考えてみる。ちなみにこの文章を書くことになった課題はこれ。


こう見ると割と課題を無視している気がする。まあいいか、いい文章だし。
この文章を提出したところ、友人たちからは大絶賛され、感想をいっぱい書き込まれた。
鼻高々になる私。
そしてこの授業の後、優秀作品として先生にクラス全員の前で朗読された。
人並みの羞恥心と余分な自意識を育てた今の私なら顔面が発火する勢いで赤面し、内臓を口から飛び出させて恥ずかしさに悶え、死に絶えていただろうけど当時の私は調子乗りのナルシストだったためにドヤ顔で担任の先生の朗読を聞いていた。

どう?あたしの文章、みんなと違うでしょ?そりゃそうよ、あたしは将来小説家になるんだから!
みたいな具合で。そしてこの褒められた経験から、「あたし、小説家じゃなくてエッセイストになろっかな〜」とか言い始めた。
母には、「エッセイストになるには色々な経験をしなくちゃ。ほら、さくらももこだって漫画家の経験があるからあんなに面白いんでしょ?」と諭され、「やっぱ小説家かァ〜」と思ったりもした。

そして今私は、さくらももこ展の感想を話そうとしたまま自分の話で字数を埋めてしまっている。

近況

ごきげんよう、あやめです。

季節は冬、受験の冬でしょうか。共通テスト、お疲れ様です。この後の一般選抜に向けてすでに再始動なさった方もいらっしゃるのでしょうか。もうすぐ我が校の一般選抜も始まりますね。受験生のみなさま、毎日お疲れ様です。もう少しだけ、こらえてください(頑張って、と言おうかと思ったのですが、もう十分頑張っているはずなので言わない方がいいのかなとおもいました)。

これを言う私も、三年前は毎日胃がキリキリしていましたし、もはやいっそ早くおわらせたくて受験の日が早く来ればいいのになどと血迷ったことを考えていました。そして、今年は我が弟が受験生であります。家がピリピリしている最中であります。

この間、ブログ部三年生で集まってごはんをたべに出かけました。お誘いいただきありがとうございます。緊張してあんまり食べられませんでした。それから、緊張してあまりしゃべれませんでした。3人以上が集まる場はどうしてもうまく喋れません。顔には出ないかもしれませんが、あれでもとても楽しいな、と思っていたのです。ですから、次があったらまた誘ってくださいね。

なんとなく新品のノートが好きで、何を書くのか決めていないのに素敵なノートというだけで買ってしまう悪癖があります。シンプルなデザイン、なかなか珍しい方眼紙(罫線より方眼紙派なのです)、リングが柔らかかったり手が当たりにくい形状になっている、など、気に入ると欲しくなってしまって、気が付くと自室には何も書かれていないノートがわんさかある、という事になってしまいます。なにか良いテーマがあればノートも使えるのですが、私は絵が描けるわけでもないし、書きたいことはPCか裏紙にチャチャっと書いてしまうので「ノート」を使いこなせません。板書はルーズリーフ派です。読書ノートは、そもそもそんなに読書していないので作れそうにないし。

最近、妹の文明開化が著しく、おねえちゃんは追いつけません。あ、いまそんな感じなの?あれ、私の知っている妹は…?という驚きが頻発しています。妹は理系です。感覚が私とは全く違うので話していて新鮮です。新鮮過ぎて意味を捉えきれないこともあります。例えば、先日妹に「最近のお姉ちゃんは猫みたい」と言われたことが挙げられます。ねこ?

昨年7月ごろに、日記をつけはじめました。スマホのアプリで、サラっと、その日のスケジュールやら、感想を書くようなものなので、なんだか有職故実みたいだな、と勝手に思っています。今まで3日と続かなかった日記がここまで続いているのが嬉しいです。

わたさんが先日、昔のブログを振り返って、昔は簡潔だったことを言っていたので私も少し読んでみました。なるほど、短い文章の読みやすさ。スナック感覚で浴びられる文章もいいものですね。ということで、今回はこれでおわります。これでも随分長いのでしょうか。

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 この間ぼーっとテレビを眺めていたらもう花粉が飛び始めているようで。嘘であってほしい。実際私恐らく秋にもなにかしらの花粉に反応している気配がありこの季節特有のつらさなわけでもないんですが、とはいえ春花粉が一番キツいです。また別の時にSNSを見ていたら突然変異で無花粉のスギができて、今後そのクローンが街路樹として植えられるようになるだとかいう情報が流れてきました。花粉がないってそれはそれで自然環境的にどうなんだろう?と思いつつも花粉症が軽減されたらいいなと思っております。数十年後にはそれがスタンダードになるんでしょうか。

 私、昨日親知らずを二本抜いてきました!!!私と親知らずの出会いって多分高校生くらいからで、そこからしばらく四本抱えて生きてきました。下の親知らずの生え方が母親譲りで変で、そこによく物が詰まること以外は特に激しく腫れたり痛んだりしなかったため抜くのも面倒だしなと共存してきたんですが他の歯の歯並びが崩れてきたためこのたび抜くことを決意しまして。今回は右の上下二本を抜いてもらいました。今ちょうど腫れて痛いなっていうタイミングですね。痛み止めに感謝です。
 私大体22年半生きているんですが麻酔をしたことがなくて、それもありかなり緊張していました。麻酔ってすごい。医療って、人類ってすごい。これは麻酔初心者の感想なため当たり前だろと思われるかもしれませんが、変な生え方をしていた下の親知らずは歯茎ごと歯を切って取り除いてもらい歯茎を縫って終わり、という一連の流れの中痛みを感じませんでした。すごい。痛み程ではないけど冷たかったり熱かったりするような気がして、これ麻酔がないと痛みになるんだろうなと思いましたね。面白かったです。唇とか舌の方まで若干麻痺していて、その辺は正座して痺れたみたいなビリビリした感じでした。上の歯はまっすぐ綺麗に生えていたので掴んで揺らして抜くみたいな形だったらしいです。綺麗に生えすぎてドッシリ居座っていたためいっぱい揺らしてもらいました。頭の中からミシッ……ミシッ……って聞こえてきてこれが健康な歯を抜くって事なのかと思いました。抜いた後の歯を見せていただいて、これがまあ長い長い。見えてる分ってまさしく氷山の一角なんだなと思いましたし、乳歯が抜ける時ってめちゃくちゃ根っこをしっかり溶かしているんだと実感しました。上は縫ってないので穴が開いているのかな、見たいな。そんな感じで切ったり縫ったりした割にはサクッと終わりました。ありがとう歯医者さん。
 昨日今日、ゆっくりではありますがご飯は食べられています。染みるけど。ついいつもの量を口に入れてしまって多すぎて噛めないみたいなことが起こっていますね。顔を傾けて左側の奥歯と前歯を酷使し咀嚼を頑張っています。しっかりは噛めていないので健康には良くないかも。私の胃腸がそんなヤワじゃないことを願います。食べてる途中も何もしていない時もずっと口の中の糸に気を取られるので早く抜糸したいな。抜糸予定日は一週間後です。頑張って我慢するぞ……!

 どういう風に抜いてもらったとかどうだったかとか、今回の更新は昨日のうちにメモしておいたものを見ながら書いていました。ブログのためというよりは個人的な記録のためで、ほぼ日記みたいな超手書きのメモなのでとても皆様にお見せはできませんが。また近いうちに左も抜きます。今回ほどの緊張はもうないかな~。まずは今の腫れと痛みが引いてちゃんとご飯食べられるまで復活するように己の治癒能力を信じてたくさん寝ます。では。

新居探し、難航するの巻


 受験生の皆さん、共通テストお疲れ様でした。たくさん寝て好きなものを食べてゆっくり体を休めてください。これから一般入試の方は気が休まらないと思います。私も一般入試でしたのでそうでした。

 ご飯を食べていてもお風呂に入っていても何をしていてもずっと試験について考えていてピリピリしてしまうよー、という方は、この時間だけは自分にリラックスすると許す!と決めて数分だけ脳のリラックスタイムを作ってあげるといいです。できたら坐禅なんかもおすすめです。ちょっと怪しいと思うかもしれませんが、最近の脳科学の研究で禅の呼吸法は脳内のセロトニンを分泌する効果があることが立証されているそうです。お坊さんと一緒におうちで坐禅を組めるYouTube動画もあったりしますので、興味が湧いたらやってみてください。ちょっとは落ち着くかもしれません。

それにしても、古い時代の人のやる事にも科学的根拠があったと思うと面白いですよね。

 一月に入ってから昼間でもだいぶ寒くなって来ました。私は最近、謎の胸焼けに悩まされています。私の食生活の何が悪いというんだ。

 3年くらい前に極寒の京都に行くために買ったもこもこのコートのファーがだいぶ薄汚れてきまして、どうやって綺麗にしてやろうか迷っています。ファーの部分だけ洗えたらいいのですが、いかんせんとても分厚いんです。乾かない。でも汚い。早くクリーニングに出したいです。

 先日一人暮らしのために内見に行ってきました。結果、一回では決まりませんでした。

 都心ではないしそのうち見つかるやろ、とか舐め腐っていたところ、これが意外と見つからない。2階以上、オートロック、鉄筋造りとかで条件を入れると予算オーバーしてしまったり、5畳とかになっちゃうんですよね。

 私の職種はリモートワークも可能なので、家に籠るとしたら5畳はキツイです。しかし不動産屋さん曰くコロナ明けから家賃が上がったらしく、会社のある駅からちゅっと離れてもやっぱり高くて困ります。

 よさそうな物件でも実際に内見してみると、入り口にタバコの吸い殻がたくさん落ちていたり、放置自転車があったり、掲示板にゴミ捨てに関する警告が貼ってあったり、ここはいいなぁと思って建物を出たら一階がゴリゴリの焼肉屋さんだったりしました。難しいですね。

 私は実家からでも電車に乗れば行ける距離なので何回か内見ができますが、地方から出てくる子はお金もかかるし大変だろうなぁと思いました。あとシンプルに初任給で生活していくのがキツそうです。食費を削り、ヨレヨレの格好で仕事に行くしかない。推し活なんてもってのほかです。悲しい。

 これから大学に入る高校生のみなさんは契約にあたって親御さんの許可が必要だったりしますし、余計に大変なのではないでしょうか。

お互いにいい物件が見つかるといいですね。

【今回のおすすめコスメ】

 すみません。最近節約していたので満足できるニューフェイスがありません。

 なので今回そろそろメイクしたいよ〜〜という方々に向けて、とりあえずこのツール買っとけば上手くいくよ、というツール系をいくつかお勧めしたいと思います。

一つ目はこれ!

・ロージーローザ マルチファンデパフ

ファンデはこれで塗るとぴたっと密着してくれて仕上がりがめちゃくちゃ綺麗です。

二個入っているので交互に洗って使います。

ちなみに目の際を狙ってコンシーラーを塗るのには向いていません。大量に買って捨てられるスポンジもいいですが、私はこっちの方が均一に塗りやすくて好きです。

二つ目はこちら。

・アンドビー ブラックスポンジ

こっちも名品ですね。ツールってついケチりたくなりますし、ほんとにいいの?と思うかもしれませんが、いいです。長期的に見てコスパもいいです。

私はアンドビーの方を目の際をコンシーラーで攻めたり、パウダーを乗せる時、夏場フィックスミストをスポンジに吹きかけて使っています。

こちらの方が柔らかく、雫方の先端部分がかゆいところに手が届く形状で使いやすいです。

 どちらもウタマロのリキッドタイプで2〜3日に一回ガッシガシ洗ってます。いい筆やツールを使うなら専用のブラシクリーナーを使うのが断然いいですが、安物ならすぐ買い替えできるのでウタマロで十分かと。

 あとこれからメイク用品を買う子達に伝えたいのは、化粧品は金をかけるべきところと手を抜くところがあったりするよー、ということです。

 もちろん人によるんですが、私はベースメイク(日焼け止め、下地、ファンデ、コンシーラー、パウダー)は課金してあとはプチプラでも十分綺麗だと思う派です。パケ、粉質、ラメの輝き、色の美しさは違いますが、最近はプチプラも物がいいらしく、仕上がりはそんなに変わらなかったりします。

 あと日焼け止めは絶対に塗りましょう。マジで絶対塗ってください。将来のシミやたるみの数がまるで変わりますから。

 だからといってベースは必ずデパコスがいいというわけではないです。ベースもプチプラでもいいのがたくさんあるので、アットコスメのランキングの上位にあるものを見てみるといいです。

 ただメイクを綺麗に見せるために課金する優先度としてはベース>ポイントがおすすめです。ポイントにお金をかけるならせっかくならテンションがぶち上がるものを選ぶといいです。毎朝楽しくなります。あと、色選びで迷ったらパーソナルカラー診断(絶対に16タイプがいいです)を受けると買い物での失敗がなくなります。こちらはどかんと大きいお金が出ていくのでなかなか難しいと思いますが、一度受ければ一生ものなのでいい投資だと思います。余裕ができたら是非。

では、また。